身体の痛みは心の悲鳴

ストレスがどのように心と身体に影響を与えているのか、臨床経験の中で得られた解決のヒントを公開します。

人が良すぎる人がなる統合失調症

2015-04-21 00:00:10 | こころの声を聞く
統合失調症のクライアントが改善するか
どうかの分かれ目があります。

統合できないものまで統合することを
やめるという選択をすることです。

脳が扱えるのは平均5~9項目です。
一般的には7項目以上の処理はできません。

統合失調症のクライアントは、色々な
要素を自分の中に取り入れるという
長所がある反面、完全に自分でないもの
まで自分として扱おうとする傾向に
あります。

その結果として統合しきれなくなって
しまうようです

自分と自分以外の要素を整理して取捨
選択をし、脳が扱える7項目以下にすれば
本来の自分が主導権を持つことになります。

人が良すぎて、八方美人になり過ぎている様
にも見えます。

臨床上、不要な要素を集約して自分以外の
要素を統合するのをやめれば本来の自分に
戻れます。

しかし、今までの要素を切り捨てることが
出来ないのもクライアントの特徴です。


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