誰の為に働くのか？

福田首相の無責任発言が絶好調な自民党ですが、その親玉の総理大臣が公約を覚えていない様では話になりません。

政治家の言葉には力が無くその約束が守られることはまずありません。なぜなら出来ないと思っているのに出来ると言わざるを得ない習慣があるからです。

民主党の小沢代表も辞任を撤回しています。食品偽装をしてきた会社の役員の多くは前言を翻し撤回します。

政治家や役人は、時代を預かっているという感覚が無さすぎるようです。自分が現職である内に何かあったら困る。だから問題を知らなかったことにして先送りにします。

だれも責任を取りませんから何も決まりません。決まるのは当たり障りの無い現状維持路線を継承する法案だけです。

小泉元首相の流れは壊すことのみでした。壊しながら作るという作業が必要だったのですが、とにかくぶっ潰すことしかできませんでした。

一旦ぶっ潰した仕組みを新たな形で構築しなければいけなかったのに後を引き継ぐ知恵のある政治家がいません。

政治屋という職業に就職している特殊公務員のようなものです。任期中に問題が無く、そこそこ仕事をしているように見えれば生きられると考えているのでしょう。

いずれにしても本当に時代を変えるのは政治家ではありません。庶民の中から自然発生的現れた世論いう名の見えない大きな力です。

政治の無能力さを嘆くより庶民が元気に頑張るしかないのかもしれません。
石油製品の中での値上げもガソリン税を見直せばそれだけでガソリン代は安くなり多くの業者が助かります。

道路特定財源として税金を道路に使うより、国全体に役に立つガソリン税を見直す方が簡単でしかも効果的です。

それをすると一番困るのが道路族の議員さん達、庶民は族議員の生活を安定させる為に一生懸命働くのです。

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