内部告発とこだわり

最近の賞味期限の偽装にしても何にしても発覚したのは殆どの場合内部告発があげられます。

老舗やブランドを守ることは大変な労力を要します。材料から品質管理まで数えればきりが無いぐらいです。

消費者は、老舗やブランドを判断材料として重要視しています。自らのこだわりを満たしてくれるこだわりをもったメーカーやお店を選択するのが一般的だからです。

ブランドはこだわりのマークであり、そのこだわりのマークにより自らの選択の基準をある意味無条件で通過できる特典を持っています。

ある程度の書類選考をクリアしている前提が既にあり、その前提の上で良し悪しや買うか買わないかを決めます。

従業員の中には商品や会社が好きで好きでしょうがない人が働いています。そのマニアチックな従業員にとって偽装等は許せない事になります。

こだわりを持った人はこだわりによって裏切られ、こだわりによって救われることが起きます。

それでもこだわりをもって生きるかを問われます。これは人間関係でも同じことが言えます。

「こだわり」が良いか悪いかは本人の価値観によります。ただ、こだわりを維持するには大変な労力がいるということだけは間違いありません。

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