身体の痛みは心の悲鳴

ストレスがどのように心と身体に影響を与えているのか、臨床経験の中で得られた解決のヒントを公開します。

ストレスと記憶障害(5) 問題の先送り

2008-05-16 01:05:52 | ストレスの原因
記憶を消したくなる一般的な要因は、本人にとってとても不都合な記憶が存在するとその苦しさのために記憶を日常ではアクセスできない領域に移動します。

「記憶のパンドラの箱」とでも言えばイメージしやすいでしょう。不都合な情報は全てこのパンドラの箱の中に詰め込んで行きます。

不都合な情報は忘れるようになっています。愛する人の死は毎日毎日悲しんでいては前には進んで行けません。

本来人間に必要なパンドラの箱を無制限に使い始めている状態が記憶障害なのかも知れません。

日常の物忘れの原因は、物事の先送りにあります。先送りするのは処理が大変だからでありその大変な処理を未処理にした結果、タイムオーバーになってしまいます。

その事もまたストレスになる為に記憶のパンドラの箱に入れ始めます。そして物忘れが日常化し問題はいつまで経っても解決されません。

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