身体の痛みは心の悲鳴

ストレスがどのように心と身体に影響を与えているのか、臨床経験の中で得られた解決のヒントを公開します。

治療と成長

2009-12-21 22:38:50 | ストレスの原因
こころの痛みは成長を促すシグナルです。
そのシグナルが身体に出るかこころに出るかはクライアントの抽象度(視点)
によって変わります。


身体に出る人は、物質世界に意識が強く向いている為に身体の反応として
現れます。


物質空間より情報空間に意識が行く人は、こころの問題として現れます。
身体にもこころにも表れる人は、意識が物質空間と情報空間を行ったり来たり
している人です。


物資空間の方が治療は簡単ですが、根本解決する為には、こころの成長が不可欠
です。


身体の痛みを根本解決する為にはこころの成長が必要です。
現在の環境から飛び出さなければいけません。


慣れ親しんだ現在の環境から抜け出すには勇気が必要です。
なぜなら強い恐怖が襲ってくるからです。


身体だけではなく、こころにもホメオスタシス(恒常性維持機能)が
あるからです。


変化に抵抗するのがホメオスタシスです。
変化を体験すると恐怖によって変革(成長)を止めようとするからです。

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