心のプログラム解除は憲法改正と同じ

感情開放は感情の発生時点を見つけ出せば開放そのものはそうたいしたことではありません。クライアントが今の現状を打開する決意が出来てさえ居れば数分でクリアになります。

問題は、心のプログラム解除の方です。この心のプログラム解除が得意な治療法はヒプノセラピー（催眠療法）でしょう。しかしどのような療法にも術者の技量により全く効果の出ないものが多くあります。テクニックが問題なのでは無く技量が問題なのです。

感情開放は、軽度～中程度の深さの催眠療法でうまくいくでしょう。しかし、心のプログラム開放は、クライアントが無意識に抵抗しますので心のプログラム開放の為の鍵がなかなか開かないのです。

中程度以上のかなり深い催眠状態でないと心のプログラム解除は無理でしょう。なぜなら、催眠状態になれないからです。深い催眠状態になれれば成功するでしょうがなかなかそこまで技量を持っているセラピストがいないのです。催眠療法をしている人の永遠のテーマでしょう。

憲法改正をしたくない人に催眠療法で無理やり戦争の放棄をやめましょうと暗示を掛けてもその人の気持ちを変えることは基本的には不可能なのです。

心のプログラムの解除はカウンセリングだけで出来るのです。その為にはある程度の臨床経験が必要でその臨床経験の中からある程度のパターンが見えてきますから、このクライアントのこだわりはこうだろうとある程度予測してカウンセリングしなければ先に進まないからです。

催眠で無理やり心の扉の鍵を開けさせなくても、意識下で徐々に納得できる範囲から開放してゆけばかなせず心のプログラムは解除されます。

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