身体の痛みは心の悲鳴

ストレスがどのように心と身体に影響を与えているのか、臨床経験の中で得られた解決のヒントを公開します。

安心の為には理由が必要

2007-06-14 07:39:22 | 身体の痛みの意味
安心とは生存の為の確約を得ているという状態のことです。生き続ける事が約束されれば出来ればまずは安心です。

その安心も永久に続く訳ではありません。条件や環境が変わった場合にまた生存が脅かされる可能性が出て来るのでまた不安になります。

そこでいつまで安心していて良いのか目安が欲しくなってきます。その為にどの状態が危険なのかを知っておく必要があります。

子供から見ると何か悪いことをしてもお母さんの目がつりあがり始まるまでは大丈夫だとかの理由や条件が必要になります。

イエローカードが出るまでは大丈夫、でも注意しなければといった判断の為に合理的なな理由や条件が必要になります。

安心する為に色々な情報を集め危険ではない条件を見つけ出し根拠のある安心を求めたいのです。

食べ物であればおいしい事がある種の幸福感につながります。おいしい事は感情的には嬉しいことでありこれには理由はいりません。感情には理由が必要ないのです。しかし、頭で考える幸福には理由が必要なのです。

企業であれば大手だからとか老舗だからとか納得の行く理由が欲しいのです。それが信頼感として評価されます。その反対に中国製だからあまり期待できない(期待しない)といいながら過度の期待をしないようにしています。

安心はしたいが安心し過ぎて失敗しては困る。段々と石橋を叩いて渡るような人間(子供)になってきます。

思い出して下さい。子供の頃は根拠や理由のない自信を持っていたはずです。何の疑いを持たずにプロ野球の選手になれると信じているのです。それが段々と出来なくなってきます。
それはなぜなのか・・・・・ 次回に続く

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