現代医療の原型

現代医療はヒポクラテスの時代からほとんど変わって
はいません。

ヒポクラテスは、医術を迷信から切り離し、経験科学
としての医学を発展させ、職業としての医師を確立させる
など、医学の発展に大きな貢献がありました。

ヒポクラテスの功績は、医学を原始的な迷信や呪術から
切り離し、臨床と観察を重んじる経験科学へと発展させた
ことにあります。

しかし、ヒポクラテスの死後、その発展は停滞してしまいます。

顕微鏡もなかった時代に観察に頼るしかなかったために
観察できるものは症状しかなかったわけです。

その結果ほとんどの研究は症状に対してどうするか、この症状
にはこの薬という構図が成り立ってくるわけです。

症状中心の研究が現代医学の礎となっているヒポクラテスから
あまり進化がありません。

現代医学では、細胞がなぜガン化するのか特定できているわけ
ではありません。

その要素や要因が分かっているだけです。

本当の原因「なせ」には答えていないのです


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