症状の認識

症状の認識は経験と知識によって可能となります。


その経験と知識にどれだけの違いがあるのか？


頭痛・咳・発熱を頭痛たげで見れば頭の問題に見えます。


咳は喉の問題に見えます。熱は、病原菌の問題に見えます。


しかし、風邪と病名がつけば対処方法はどの症状が強くても
処方薬はそんなに違いません。


ところが咳は肺炎等の肺が原因で起こっている場合、
風邪の症状と肺炎の症状と何で見分けるのか？


レントゲンで肺の影を見る訳です。


肺炎と結核をどうやって見分けるのか初期状態では判断が困難でしょう。


しかし、最近結核が増えているという情報があれば結核を疑います。


つまり、もっている知識や情報によって判断が違う訳です。


身体の呼吸器系・循環器系・消化器系といったシステム単位での症状を
見るのが西洋医学、身体の全体の流れを見るのが東洋医学です。


そして、現代の医学に著しく欠落しているのが情報空間に対する医学です。



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