昨日は長距離だったから、今日は少しのんびり目にと組んでいたのが、支笏湖。
7時過ぎについたオコタンペ湖は、展望台でゆっくりしているうちに雲が流れてきて、湖上に薄い霧がかかった。
神秘の湖というに相応しい演出。
支笏湖に下りてみたら、さすがに日曜日、ライダーさんやら釣り客やらで湖畔はすでに賑わっていた。
一休みをして、さらに湖畔の道を走る。
途中、私たちも行ったことのない「野鳥の森」という名前を見つけたので立ち寄ることに。
白樺の点在する広場に木の机やイスが置いてあって、そこでぼんやりしているだけでも気持ちがいい。
でもせっかくなので遊歩道を通って野鳥の森へ。
そこそこ登りがいのあるハイキングコースのような感じ。
終点がどこだかわからなかったのと、この後の予定もあったことから、途中までいって引き返してきた。
肝心の野鳥は、声はすれども姿は見えず。
トンビやカラスのような大きさのある鳥ばかりじゃないしね。
ただ、森の中の道を歩くことは珍しくないはずなのに、こんなに鳥の声に耳を傾けたのは久しぶりという気がした。
ここもまた、ピンポイントでゆっくりと廻ってみたい場所のひとつとなった。
野鳥の森を後にして、苔の洞門へ。
今や、見学台からやや遠目にしか見られない、苔の洞門。
2000年の夏、初めて来た時には奥まで入ることができた。
それが最初で最後。
2001年、崩落により立ち入りが禁じられる。
「苔の洞門」という場所そのものが閉鎖された(その年、そうとは知らずに訪れて、もう冬季閉鎖なのかと勝手に思い込んでいたのだが、翌年の夏にも閉鎖が続いていたので千歳市観光課に電話をして初めて崩落を知った)。
2003年、見学台が完成、苔の洞門の入り口までの道が開放される。
今年。また崩落があったらしい。
自然そのものの姿を見学できるようにしている場所は、いつでも同じものが見られるわけではないということを、改めて痛感させられた。
神威岬の念仏トンネル然り。
見られるものはチャンスを逃しちゃいけない。
苔の洞門の見学台に、管理人のおじさんがいた。
そこで聞き耳をたてていると、今まで知らなかった話も耳に入ってきた。
いわく、この苔の洞門は、樽前山の噴火から来た土石流が固まり、さらに火山灰が積もってできた場所である。
土台が柔らかい上に、冬場に降った雪が地中に入り込んで凍って膨張し、春には融けるということを繰り返すからさらにもろくなる。
樽前山は300年に一度大きな噴火を起こしてきた。
最後の噴火から現在まで270年経っている。
そのため周辺の地形もかなり変化をしており、樽前山への登山道(苔の洞門も登山道の入り口だった)も危険で立ち入り禁止になっているルートがある。
ただ地図上にルートとして残っていて問い合わせが来るため、来年の国土地理院の地図からは削除される予定。
……などなど。
苔の洞門を出たところで、今夜の宿を洞爺湖に取っているふゆ~さんたちとはお別れ。
案内をしていたのか自分が楽しんでいただけか微妙な二日間だったが、色んなことに感動してもらえたので良かったかなと。
ふゆ~さんとYちゃんは、どちらも「他の相手なんか考えられない」と思わされるくらい、ぴったりでステキなカップルでした。
だてに10年付き合ってないわね。
ぜひまた2度・3度、5度でも10度でも遊びに来て欲しい。
7時過ぎについたオコタンペ湖は、展望台でゆっくりしているうちに雲が流れてきて、湖上に薄い霧がかかった。
神秘の湖というに相応しい演出。
支笏湖に下りてみたら、さすがに日曜日、ライダーさんやら釣り客やらで湖畔はすでに賑わっていた。
一休みをして、さらに湖畔の道を走る。
途中、私たちも行ったことのない「野鳥の森」という名前を見つけたので立ち寄ることに。
白樺の点在する広場に木の机やイスが置いてあって、そこでぼんやりしているだけでも気持ちがいい。
でもせっかくなので遊歩道を通って野鳥の森へ。
そこそこ登りがいのあるハイキングコースのような感じ。
終点がどこだかわからなかったのと、この後の予定もあったことから、途中までいって引き返してきた。
肝心の野鳥は、声はすれども姿は見えず。
トンビやカラスのような大きさのある鳥ばかりじゃないしね。
ただ、森の中の道を歩くことは珍しくないはずなのに、こんなに鳥の声に耳を傾けたのは久しぶりという気がした。
ここもまた、ピンポイントでゆっくりと廻ってみたい場所のひとつとなった。
野鳥の森を後にして、苔の洞門へ。
今や、見学台からやや遠目にしか見られない、苔の洞門。
2000年の夏、初めて来た時には奥まで入ることができた。
それが最初で最後。
2001年、崩落により立ち入りが禁じられる。
「苔の洞門」という場所そのものが閉鎖された(その年、そうとは知らずに訪れて、もう冬季閉鎖なのかと勝手に思い込んでいたのだが、翌年の夏にも閉鎖が続いていたので千歳市観光課に電話をして初めて崩落を知った)。
2003年、見学台が完成、苔の洞門の入り口までの道が開放される。
今年。また崩落があったらしい。
自然そのものの姿を見学できるようにしている場所は、いつでも同じものが見られるわけではないということを、改めて痛感させられた。
神威岬の念仏トンネル然り。
見られるものはチャンスを逃しちゃいけない。
苔の洞門の見学台に、管理人のおじさんがいた。
そこで聞き耳をたてていると、今まで知らなかった話も耳に入ってきた。
いわく、この苔の洞門は、樽前山の噴火から来た土石流が固まり、さらに火山灰が積もってできた場所である。
土台が柔らかい上に、冬場に降った雪が地中に入り込んで凍って膨張し、春には融けるということを繰り返すからさらにもろくなる。
樽前山は300年に一度大きな噴火を起こしてきた。
最後の噴火から現在まで270年経っている。
そのため周辺の地形もかなり変化をしており、樽前山への登山道(苔の洞門も登山道の入り口だった)も危険で立ち入り禁止になっているルートがある。
ただ地図上にルートとして残っていて問い合わせが来るため、来年の国土地理院の地図からは削除される予定。
……などなど。
苔の洞門を出たところで、今夜の宿を洞爺湖に取っているふゆ~さんたちとはお別れ。
案内をしていたのか自分が楽しんでいただけか微妙な二日間だったが、色んなことに感動してもらえたので良かったかなと。
ふゆ~さんとYちゃんは、どちらも「他の相手なんか考えられない」と思わされるくらい、ぴったりでステキなカップルでした。
だてに10年付き合ってないわね。
ぜひまた2度・3度、5度でも10度でも遊びに来て欲しい。