ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

日々之はぷにんぐ

2009年02月08日 | 日常雑記
2月の6~8日の日程で、内地の友人Hちゃんが遊びに来る予定……だった。
が、常に予定は未定。
Hちゃんの止むを得ない事情で、出発の1週間前という直近になって中止が決定。

その4日後。
元職場の友人夫婦とご飯を食べに行く約束があり、いざ出かけようと車のエンジンをかけた直後のこと。
穂和が何気なくメガネの汚れを拭いたところ、左右のレンズを結ぶブリッジ部分がぽっきり折れてしまった。
コンタクトレンズを持たない穂和は、メガネなしでは仕事に行くこともできない。
仕方なく瞬間接着剤とビニールテープを駆使して応急処置をする。

さらにその2日後。
仕事から帰って来て、1階のキッチンで夕食の準備をしていた私。
ふと天井を見上げて仰天。
明らかに、水漏れのシミ。
急いで穂和に2階のトイレを見に行ってもらうが、異常なし。
おかしいとさらに調べてもらったところ、寝室のクローゼットが水浸しになっていた。
屋根からの浸水。
築後4年間、無人のままだったことと、今年の暖冬ぶりが原因のようだ(もし暖冬でなければ、雪解け時期の3月か4月に発覚していたものと思われる)。
穂和の推測と、翌日に来てくれた不動産屋のSさんの見解はほぼ同じ。
とりあえず業者さんに来てもらい、応急処置として屋根の雪を下ろしてもらうことで、水漏れは止まった。
後は晴れた日に屋根そのものの応急処置をしてもらい、雪がなくなったら屋根と屋根裏の断熱材の工事をしてもらうことになった。
Hちゃんが来たら泊まってもらうつもりで空けていた部屋に、クローゼットの中身を全部広げて乾かす。

そして、6日。
札幌は雪予報だったが、旭川方面が晴れそうだったので、久しぶりの旭山動物園へ。
念願のペンギンのお散歩も見ることができた。
夜は支笏湖の氷濤まつりへも行き、久しぶりに歩き回り撮り回りの一日となった。
自宅へ戻った私たちを待っていたのは、車の底を擦るくらいの、深い積雪。
出かける前にも雪ハネをして行ったのに。
仕方がないので7日。
午前中の良いお天気(雪まつり日和だねぇと言いながら)の下、またしても雪ハネ。
夜には2年ぶりの、小樽の雪灯りの路へ。
これまた、油断して天気予報も見ずに行ってしまったのがアダとなった。
会場に着いた頃には本格的な雪降りに。
頑張ってカメラを出してはみるものの、人間雪だるまができそうな勢いに、会場のごく一部だけを見て諦めることにした。
札幌に戻ったら、こちらもまた雪降り。
そうして本日。
お昼になってもやみそうにない雪の中、これ以上は待っても仕方がないと三度雪ハネ開始。
車2台分の駐車スペース+αの面積をハネるのに、融雪機を使っても所要時間2人がかりで3時間。
終わった後は夫婦揃って「腰が痛い、背中が痛い」とジジババモード。

浸水騒ぎで空き部屋は物干し部屋に変わるし、一気に降った雪で雪ハネには3日間で6時間も費やしているし。
これでHちゃんが遊びに来ることができていたら、どうなっていたやら。
一面の雪景色にはなってくれたし、雪像も融けずにいてくれたから「北国らしさ」を満喫してもらうことはできたかもしれないが、私たちとしては案内どころではなかったかもしれない。
おまけに、高速道路は視界不良で通行止め、新千歳空港では夕方の出発便に遅れが出ていた模様。

ハプニングは旅のエッセンス、とは言っても、北国への冬の旅行は大変です。
日程は余裕を持って、突然の中止や変更にもお怒りにならないよう。
私たち住んでいる人間には、日常茶飯事ではあるのだけれど。

さてと今夜は湯船にお湯を張って、温泉の素でも入れて癒されましょうか。
(浴室の窓は雪に閉ざされて、開けることも外を見ることもできませんが)。