ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

何度目だろう

2009年02月25日 | オカメインコ
我が家のオカメインコ、チョコ(♀)がウチへ来て丸5年。
最初の3年ほどはずっと性別がわからず、病院によって診断が異なっていた。
1年半前の4歳直前に卵を産んで女の子だとわかって以降、それまで産まなかった分をまとめて出すかのように、ちょくちょく産んでいる。
もう5歳半だし、身体への負担もあるからあまり産ませたくないのだけど、恋人代わりのおもちゃを取り上げても、やはり4ヶ月も経つと巣作り体制に入ってしまう。
栄養豊富にしないほうがいい、カルシウムを与えすぎないほうが良い、など、産む子対策は色々とあるようだが、エサに関する部分は諸刃の剣のような気がして、大きく変えることができないでいる。
栄養豊富にしない、とは言っても、ウチの子はどちらかと言えば粗食だし、カルシウムを減らすとは言っても一歩間違って不足すれば、できかかっている卵の殻が固まらなくて卵詰まりの原因となってしまう。
そもそも全く同じ内容のエサを毎日食べているもう一羽の♀、アトラは、チョコに影響されてか1歳半になるころには初めての卵を産んだものの、その後は1~2度程度、しかも1回に小さなもの1個だけという状況だから、これは個体差と考えるしかないのだろう。

そして現在、またしてもチョコは巣作りモードに入っている。
暗い隙間を探しては潜り込み、かじれるものはかじって細かく砕き巣にしようとする。
おかしな場所に産まれるくらいなら、前回と同じ改造スピーカーの巣の方が安心なのでそこに誘導してやったら、さっそくせっせと通い始めた。
フンも水っぽくなってきたし、産卵まではそう遠くないだろう。

アトラは最初、チョコのお婿さんにと連れてきた子だった。
結果として♀だったからカップルにはなり得なかったが、これがもし♂で、しかもチョコと相性が合ってしまっていたら、今頃ウチはオカメ屋敷になっていたかも知れない……。
チョコとアトラは2年半経った今も付かず離れずの微妙な間柄だけど、♀同士で良かったのかも知れない、とちょっぴり思う。
無精卵を懸命に温める姿は、ちょっぴり切ないけれど。