社会科学上の不満

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中国、黄海に触手を伸す!

2025-02-05 00:00:00 | 外交と防衛
 暫定措置水域に大規模構造物を無断設置 

 朝鮮日報(2025年1月23日付)は、中国が最近、黄海の中韓「暫定措置水域(PMZ)」に無断で大規模構造物を設置したとの記事を掲載した。 

 中国と韓国は、黄海における両国の排他的経済水域(EEZ)が重なっている。 

(略) 

 力の空白を衝くのは中国の常套手段だ。 

 また、2022年以降、韓国の制止にもかかわらず、中国がなし崩し的に構造物を設置し、徐々に浸食していく行動は、同国が南シナ海などで行った、いわゆる「サラミスライス戦術」や「キャベツ戦術」といったハイブリッド戦の延長と見ることができよう。 

 韓国政府は、中国がこの水域に計12基の構造物を設置する計画を持っていることを把握している模様である。 

 そのまま構造物の増加を許せば、中国が同水域を自国のものと主張する根拠を与え、結局、既成事実化してしまうのは容易に察しが付こう。 

 今、韓国の主権は、日本や台湾、フィリピンなどと同じように脅かされている。 

黄海~東シナ海~南シナ海を「中国の海」に 

 毛沢東は、かつて「唇滅びて歯寒し」と述べ、朝鮮半島の戦略的価値を表現した。 

 朝鮮半島は、首都・北京から海洋への出口である渤海湾と黄海を包み込むような形で伸びている。遼東半島と山東半島が上下の歯だとすれば、朝鮮半島はそれを覆う唇のような相関関係に見える。 

「唇滅びて」、すなわち唇としての朝鮮半島がないと「歯寒し」、つまり中国は脆弱になることを意味したものと解釈される。 

 同時に、この言葉には、黄海を中国の首都・北京の「前庭」「玄関口」として重視する戦略的含意が読み取れる。 

 近年の敵による東シナ海そして南シナ海へ連なる中国沿海域への侵入を拒否(AD)する軍事思想に発展したと見ることができよう。 

 つまり、中国の「接近阻止・領域拒否(A2/AD)のAD戦略は、黄海から東シナ海、南シナ海を「中国の海」、すなわち中国の内海化、軍事的聖域化することである。 

(略) 

求められる当事国の結束と米軍のプレゼンス 

 中国は長年にわたり、東シナ海の日本固有の領土である尖閣諸島や台湾、そして広大な南シナ海のほぼ全域に対する恣意的な領有権主張を行っている。 

 南シナ海では、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、インドネシア、ベトナムとの間の領有権問題で係争中である。 

 黄海における最近の中国の動きは、中国が韓国と共有する海域で同様の行動に出ようとしていることを示唆している。 

 このように、中国の違法、強圧的、攻撃的、欺瞞的な戦術を用いた一方的な現状変更の試みに対しては、何よりもそれぞれの当事国が断固とした姿勢で中国の暴挙に立ち向かうとともに、同じ脅威に曝されている国が、中国の行動を常態化させないよう結束して中国が付け入る「隙」や「力の空白」を作らないことが重要である。 

全文はソースで 

樋口譲次 
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/86395


韓国がゴタゴタしている間に占拠か?中国らしい。これで国連の常任理事国だからね!国連は機能停止している。
こんなデカイ構造物とか何年も前から計画されてたはずだよ 
『チャンスだ今すぐに作れ』と言われても、設計施工で半年くらいは掛かるからな 
前から計画されてたんだよ」との書込みに座布団1枚。
コリアンは宗主国シナの東にある『黄海』は朝鮮半島の『西海』だって絶対に主張しないダブスタ」との書込みが秀逸。韓国は所詮中国の『属国』だと言う事だ。

属国旗
1905年の下関条約の一節を忘れたのか?


下関条約 

第一條 

清國ハ朝鮮國ノ完全無缺ナル獨立自主ノ國タルコトヲ確認ス 

因テ右獨立自主ヲ損害スヘキ朝鮮國ヨリ清國ニ對スル貢獻典禮等ハ將來全ク之ヲ廢止スヘシ


下関条約原本
二千年近く中国の属国だった朝鮮半島、宗主国様には逆らえない遺伝子が組み込まれたのかな?
日本は「助けない」「教えない」「関わらない」の非韓三原則を顕示!





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