イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

パリ再び その8;(番外編)古い建物に棲む動物の宝庫、パリの町

2019年05月02日 09時00分00秒 | ヨーロッパ
古い建物に棲む動物をさがすカテゴリーのパリ編です。

ライオンは真鍮製のドア・ノッカーのモチーフとしておなじみですね。


実はライオンのモチーフが豊富なイギリスではライオンのノッカーはあまり見かけません。
ライオンはイギリスの王室の紋章にも登場する、国家を象徴するマスコットなのですが。

ところで上の写真のドアノッカー、ライオンはわき役、主役は上の2頭のウマの頭のようです。
だるそうに下で引っかかるライオン、なぜかやる気がなさそうです。

ウマの図像ってなぜか横向きが多いですね。いえ、ほとんどすべてが横向きです。
ライオンの顔は正面からのほうがサマになります。
....でもこれ、下を向いていてライオンの勇壮な感じがぜーんぜんあらわされていないような...。


これは顔の正面をとらえていますが....ライオンですよね。たてがみがないので決めつける自信がなくなりました


巻紙の真ん中を破って顔を無理やりのぞかせている不思議な表現、しかも表情もかなりバカっぽいではありませんか。

下で奥ゆかしく重ねた前足と両側に大胆に開いた後ろ足がのぞいているのもかわいらしくてここでもまた定型を破っています。

....どっちが前足か後ろ足か、そういえば判然としません。


同じく噛みつきライオン。


周りの装飾の豪華絢爛ぶりが情けない表情を引き立てています。

アールヌーボー調の優美なビルの.....


雄ヒツジと美しく流れる髪に花を挿した少女の装飾を見つけました。


この組み合わせが、ちょっとよくわかりませんね。




とっておきの物件です!
ポンピドー・センター のある シャトレ Châtelet 近辺の古いビルです。


ね?


ネコですよ、ネコ!!


興奮しました!

画質が落ちますが拡大します。


このビル、なんだったんだろう?

じゃあ、というわけで、ネズミです。


古い建物に棲む動物カテゴリーからは大きく外れます。
これ、だれかがくっつけた現代アート、というよりストリート・アートに分類できますよね?


引っ込んだ戸口の青いドアの上 横にめだたずちょんちょん、と存在しています。


偶然上を見て歩いていて目にしました。

コメント (3)
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