イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ベーカウェルに行って帰ったその後にスーパーで見つけてさっそく食べた出来合いベーカウェル・タート、けっこういける

2019年05月27日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
今日は、バンク・ホリデー・マンデー bank holiday Monday 、「銀行休日」と和訳されることが多いようですが、銀行だけではなく全国上げての休日です。



今日の話題は全く関係のない、ベーカウェル・タート Bakewell tart(上の写真)。

一昨日の、ピーク・ディストリクトの古いマーケットタウン、ベーカウェル bakewell を訪ねて、ベーカウェル・タートを買ってきた話題の記事のリンクです☟

駆け足のベーカウェル見物、教会とパブと早じまいの商店街のベーカリーでやっぱり買ったおなじみの....


かなりの部分を書き直しましたので、読んでくださった方もう一度読んでくださるとうれしいです。

昨日、スーパー、セインズベリーで買ってきた、出来合いベーカウェル・タート。


350グラム、(直径18センチ)4人で食べられるサイズです。私たち3人で食後のデザートに食べきりましたが。
2ポンド75ペンス(382円)ベーカウェルのベーカリーで買った手作りのものよりぐうっとお得です。

一番上の写真は、箱から出したところです。
この後、低温(160度)のオーブンで20分ほど温めます。

オーブンから出したところです。


あまり変わり映えしない.....?
ええ、まあ、冷蔵庫から出して室温に戻しただけでも十分おいしいはずですが。

アルミの入れ物から出して、ベーキングトレイに載せて温めるべきだったのですが、うっかりこのままオーブンに入れてしまいました!

うちの夫のアルミ皿取り除きひっくり返し秘術;ケーキ皿をかぶせて....


ひっくり返してアルミ皿を外す!


またまたひっくり返して今度はまな板に。

息子がとんでもない形に切って取ったため...


修正の要あり。


私の取り分にくさび型の切込みがあります。


ラズベリー・ヨーグルトを添えました。


みっともない切込みを隠して食べる。

温めたケーキ類に乳製品の添え物は不可欠です。
本当はウィップト・クリーム(生クリーム)かダブル・クリーム、カスタード・クリームがあるとよかったのですが。

工場製の出来合いですが、じゅうぶんおいしかったですよ!
バターの香りたっぷりのショートクラストに詰め込んだアーモンドペーストはねっとり、しっとり。
上に散らしたアーモンドのフレークは香ばしくサクサク。

けっこう厚いラズベリージャムの層が甘さをいや増しています。


ラズベリー・ペーストが混ざったヨーグルトの添え物は余分だったかもしれません。

ベーカウェル・タートはとってもイギリスらしいお菓子です。
イギリスの町のティールームで見つけたらぜひお試しください。
食後のプディング(=デザート)として出しているパブもあります。

ベーカウェル発祥であることを確認されているベーカウェル・プディング Bakewell pudding からインスピレーションを得て、イギリスのどこか他の場所で作られ始めたらしいこのベーカウェル・タート、比較的新しいお菓子です。

ベーカウェル・プディングとの共通点はアーモンドクリームとカスタードを混ぜたフランジパンが使われているということ。
見た目は全く違います。

あまり知られていない、今では忘れられたお菓子、ベーカウェル・プディングをぜひ食べてみなくては!
またそのうちベーカウェルに行って(目当てはもちろん家畜の競売!!!)閉まる前に「ベーカウェル・プディング専門店」に寄ってみるつもりです。

簡単な解説を載せたずいぶん前のストックポート日報の記事のリンクです。☟

人気のお菓子、ベーカウェル・タート、チェリーがあるとかわいさ倍増、限定販売入浴剤もあり


アイシングでトップを覆ったチェリー・ベーカウェル・タート。


真っ赤なグラッセ・チェリーが鮮やかでかわいい!




コメント (1)
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