オーストラリア産のワインです。
The Good Luck Club という謎めいた名前のカベルネ・スービニョン。
「七八」??
裏側には...
The Bad Luck Club と書かれています。(どっちなんだ?)で、「四」って???
英語の「ハイク(俳句)」らしいものが書かれています。
I Like A Haiku.
Life Is Kinda Cruel And Kind.
As Is Kabuki.
ちゃんと音節が五・七・五になっていますが、似た音を並べてなんだか英語の詩みたいなひびきです。それにしても情緒がないような...そうだ、季語も抜けている(私は俳句の良しあしが分らないのですが)!
「俳句が好き。
人生は残酷って言うかやさしいって言うか。
まるで歌舞伎みたい。」...なんだ、これは?!どなたかこの訳をうまく五・七・五にまとめてください。
日曜日に、イヌ連れ大歓迎のパブ(昨日の記事参照)がある高級住宅街の中のこぎれいな商店街の中の、ワイン専門店に寄りました。
いつもはスーパーマーケットでお手頃ワインを買う夫ですが、ホリデーで旅行に行った時のようになぜだか財布のひもがゆるんで、この店でしか買えない直輸入モノを試してみることにしたようです。
スーパーマーケットで買うよりもかなり高めの予算を決めて、ワインのことが全く分からない(体質上、アルコールを受け付けない)私に好きな赤ワインを選ぶように言ってきました。
もちろん私はラベルのデザインで選びました!
デザインコンセプトはチンプンカンプン、しかも「バッド・ラック・クラブ」って何でしょうか、縁起でもない?「ひどい目にあっちゃっている僕たち」とかいう意味です。
でも浮世絵風のイラストがとてもきれいですよね。コンピューターを使ったアートワークだと思います。日本人アーティストの作品かもしれません。
ところで、夫と一緒に日本の大型スーパーマーケットやデパートのワイン売り場に行ってみたことがあるのですが、日本で売られているワインのラベルって、国産も輸入物も、ほとんどが格調高くて上品でつまらないデザインのものばっかりでした。
ワインナリーの紋章だとかイニシャルだとか古城の絵だとか、ヨーロッパの伝統を感じさせるようなものが日本市場向きなのかな、と思ってしまいました。
英国で出回っている世界各国の、特に買って帰って家で飲むタイプのワインのラベルは人目を引いてこそ!というような奇抜だったりへんてこりんだったり...とにかく工夫が凝らされていることが多いのです。
それにしても、なぜ浮世絵、なぜカブキ、なぜハイク...?
夫が飲んだ感想は「値段のわりにはどうってことはない」
栓がコルクではなく、アルミキャップってところも(値段のわりには)安っぽいような...
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