テレビが登場した時、評論家の大宅壮一は一億総白痴化と切って捨てる警告をした。現在その通りになっている。日本国民は自分の頭で考えるよりテレビに登場するコメンテーターの言うことをそのまま自分の意見としている人達が圧倒的多数化している。
それをさらに増幅化させているのがスマホだ。人々は自分の肉眼で確かめる前にとにかくスマホで画像をを切り取ろうとする。
昨日のトランプの大相撲見物のそこにいた人々の「スマホ中毒」に私は唖然とした。
テレビもスマホも人間が自分で考えることをやめて、支配者の言いなりになってしまう道具だ。
トランプ来日騒動で病院に雲隠れした丸山某の話題が霞んでしまい、本人と維新にとってはまことに「好都合」かもしれないが、よく考えたら丸山の言っているような暴言は石原慎太郎も麻生太郎も安倍晋三もよく口にしてきたし今もしている。
なのに彼等は辞職勧告も受けず平気な顔をしていられる。この違いは何だ。
東京都民は「暴言の石原」を4度も都知事に選んでいるのだ。度が過ぎた「馬鹿さ加減」だが、そんな自覚もない。大阪府民をバカにできない。日本を代表する大都市圏の住民はそれこそいろいろで、地方とはそこ違うのだろう。