きみぱんのひとりごと

東京の清瀬市にある、小さな小さなパン屋さん「きみぱん」のブログです!

パン修行開始!?

2009-12-08 12:46:05 | 家族
先日、チラッと書いたことですが、
昨日の月曜日から、主人の研修が始まりました

研修と言っても、「これからの本格的な実習に耐えられるか、適性はあるのか」
といった、まずはお試しという形で、約3週間、通うことになりました
ですから、ここで、「立ち仕事」とか、「手順」とかに対して、
きちんとあちらの施設でも、審査されていくわけで、
3週間後に、「やはり適正がありませんから、この先の実習は、白紙撤回です」ということもありうるわけです
まあ、そういったことの無いよう、主人には頑張ってほしいものです

さて、この施設というのが、
「社会福祉法人ヤマト自立センター スワン工舎」というところです。
ここは、ベーカリーと、ランドリーの2種類の作業施設があります。
主人が行くスワンベーカリーは、22番目に出来たとのことですから、
全国的に展開されている事業の大きさといったら…
「クロネコヤマトの宅急便~」で有名な、ヤマト運輸の創始者、
故小倉昌男氏が設立した、「ヤマト福祉財団」が、母体ですので、
バックがしっかりしているし、障害者の自立支援や、就労移行には、
すでに実績があるので、非常に安心して任せられる気がしています。
本人も、やっと「就労 働く」という事に近付いたと、喜んでおりました

さて、1日目はどんなだったんでしょう…

朝9時から、夕方5時まで、しっかりと研修してきたようです。

まずは、パンを作る。
そして、焼きあがったパンを、お店に出すものと、配達に回すものとに分けたり、
配達するものは、全てを袋に入れて、値段や材料表記のされたラベルをひとつひとつに
貼り付けたりする、そして使った器具の洗浄、最後の拭き掃除…
などなど、いろんな仕事があるわけですが、
主人は初日とあって、まずは簡単な、袋詰めの作業だったようです
それと、作業後のお掃除。
午前と午後に1回ずつ休憩があったようですが、
まるっきり一日中の立ち仕事は、怪我以降はまったくしていなかったのと、
中腰で前かがみの、洗い物は、ずい分キツかったようで、
私が仕事から帰ると、足といい、腰といい、シップだらけの主人でした

それでも、「今日は、こんな仕事したよ」と、ウキウキと話す顔は、
充実した1日だったことが、こちらにも伝わってきて、初日はまずまずだったなと、感じました

朝も、自分の足で、うちから20分くらい離れている、バス停まで、歩いていって、
そこで1時間に2本しか来ないバスに乗り、
約20分、バスに揺られ、ベーカリーの目の前に着くバス停に下りればいいのですが、
何せ、1人でこんなに離れたところには、怪我以降は行かなかったので、
行く本人も冒険なら、行かせるこちらも冒険だったのです
帰りは、そのバス停からは、3系統のルートのバスが走っている為、
よく見て判断して乗ってこなくてはなりませんから、きっと心細かったことと思います。
おとといの日曜日に、一応、これから乗るバスにはリハーサルとして、
一緒に乗って、行ってはきましたが、
なかなか一度では覚えられないかも…と、私も気になっていたので、一安心です

今回、バスでの通勤ということで、初めてパスモも、新しく購入し、
使い方のレクチャーを日曜日に一緒にしてきました。
毎日小銭を用意するのもめんどくさいし、パスモはいい考えだったと思います

障害者手帳を持っていると、バスは半額になるので、
そこんところもきちんとレクチャーしておきました
主人は、パスモを使うのが、楽しかったらしく、
遠足に行く子供のように、「乗るとき、コレを、ピッとやって、帰りは手帳を見せたらピッとやるんだよね
なんて、ウキウキしてました。

今日は、以前から決まっていた、通院があったので、障害者センターに行きましたが、
明日からは、また当分スワンに通うことになります
疲れが抜けないと、ぼやいていましたが、どこまで持つか、頑張ってもらいたいと思っています
コメント
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