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あみものと手仕事と旅の記録

ジェンダーに関する一考察 -水運びを通して-

2006-06-08 01:56:42 | すいかの芽
20ℓの水タンク。昨日預けて、今日受け取り可になっていたので、帰宅時に部屋まで持って上がることにしました。「よっこらしょ」と身体をかがめてタンクを抱えたら、管理人室のJさんが、

 J「そんなことしないの!」
 す「は?何、どういう意味(誰かが運んでくれるのかと一瞬期待)」
 J「女のひとは、そんなふうに持ち上げて抱えたりするもんじゃないのよ
   (はしたないから)。ほら、こうやるの」

Jさんのお手本によると、フタを軸にしてくるくる回しながらタンクを押し進める、らしい。「はあ、そうなんすか」と手伝ってもらいました。が、エレベーターから降りることすら不可能。だって、底が丸いもんだから、下手すると軸を中心に一回転するだけで、全然進まないんです 身をかがめているので、バッグから物が落ちてきたりして、2メートル進んだところで敢え無く断念。抱え込んで部屋まで運びました。

女性の社会進出率は日本よりも高く、女性が占める社会的地位(企業幹部、高級官僚、国会議員など)も日本よりもポイントが高い統計が出ていますが(確かそのはず)、社会的に許容される"女性らしさ/男性らしさ"は、日本よりもタイトなところがあるのかもしれません。

 *写真は、必ずやってくるであろう断水に備えての汲み置き水。ペットボトルが手に入る度に、せっせと溜め込んでいます。今朝も牛乳が1本空いたから、これでまた1ℓ分の水が確保できる


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