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あみものと手仕事と旅の記録

三種三様、多種多様(2)

2006-03-31 20:09:05 | すいかの芽
部屋の条件のひとつに「ネットが使えるように、外線電話を引くこと」を約束
していました。タイでは電話設置に短くても2週間はかかる、あとは際限なく
待つこともある、と聞いたことがあったので「まあ、4月の半ばまでに引ければ
万々歳、でしょ」と思っていました。

いろいろなことにおいて、期待して裏切られる(”裏切られた”というのは実は
自分の勝手な思い込みのことが多いんだけど)よりは、期待しないで出来たら
「やった!」みたいな姿勢でいるほうがラクだということを、ここ数年で学習した
わたし 

なので、入居して1週間ちょっとで外線開通の話が来たときは、とても驚きました。
「ええ、もういいの~?ラッキー」てな具合に。なので、

 F「外線電話を引くために、電話のジャックが2つあるはずだから探せ
  (内線電話(ホテルみたいな仕組みで、外線発信番号を通さないと建物外
   へ電話できない)」
 す「そんなのなさそうだよ。内線用の1つだけだって」
 F「いーや、絶対あるはずだ、キャビネットとかソファの後ろとか」
 す「だって、そんなのわたしひとりじゃ動かせないって」
 F「明日の午前中は家に居るか?一緒に動かすから、待ってろ」
 す「はいはい、わっかりました~。ほな、明日、よろしゅう」

Fが何でも自分の目で確かめないと気が済まない性格らしい、ということはもう
学習していたので、冷静に受け答え 
果たして翌日、案の定、外線用のジャックなどなく(だって15年くらい前の建物
、あるわけないやん。10年前の公務員の家にさえ家電話はなかった)、Fは
「外線工事が必要だな」と納得して帰って行きました 

翌日、部屋の外から中へ電話線をひっぱり込むというプチ工事。
ドリルで”ぶぃん”と壁に穴を開け(あっと言う間でした。薄い?)、管理人室の
配線をいじって、外線電話が使えることが確認できると、何の挨拶もなく帰って
行きました。

 *こんなに美しく、電話線を配置してくれました。なのに…



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