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あみものと手仕事と旅の記録

ミジュプ

2006-04-08 21:39:42 | すいかの芽
何も持って行っていないのに、帰りにお土産をいただきました。バナナと青唐辛子です。ここの集落のひとびとは、年齢関係なく「ミジュプ」と握手で挨拶をします。差し出した右手の肘に左手を添える握手と穏やかな表情が、とてもうつくしいと感じました。小さな村の暮らしにもグローバリゼーションの波が押し寄せて、この先、これまでと同じように生活をしていくのは難しい立場のひとたちもいるというのが現実のようです。
深夜、帰宅して夜食にバナナをいただいたら、あまりのおいしさにびっくり 
何でこころが満たされるか、しあわせだと感じるかはひとそれぞれ違うし、違うからこそいいのだけれど、つい最近、電気が通じるようになった小さな村で暮らすひとびとと産まれたときからエネルギー消費者であるわたしとが、お互いにフェアであると思えること、それもしあわせの要素のひとつなのかな、そのために自分はどうすればいいのかな、などと考えながら夜は更けていくのでした

 *青唐辛子は”プリック・キー・ヌー(ネズミの糞の唐辛子)”といって、名前の通り小さいのですが、侮る無かれ、一番辛い唐辛子です。小さく潰され、いろいろな料理に忍び込んでいて、うっかり食べると口の中が火事になります


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