清少納言の「枕草紙」第193段に「島は八十島、浮島、たはれ島、ゑ島、松が浦島、豊浦の島、まがきの島」とあり、この段はこれだけの短い記述ですが、その3番目にある「たはれ島」が写真の島です。
秋晴れの好天に恵まれたのでカメラを持ってマイカーで出かけました。宇土市住吉町がその所在地で、我が家から50分くらいで行けます。ちょうど満潮に行き合い良い写真が撮れました。
島と云うよりこれは小岩礁ですね。こんな所を京都にいた清少納言がよくも知っていたものだと思いますが、父君の清原元輔が国司として肥後国に赴任していた事実とを考え合わせると、そこに接点があるように思われます。