古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

菊に蝶 菊池市菊祭り

2016-11-07 17:19:05 | 日記

 菊池市の菊祭りの会場で撮った1枚です。一頃わが家の黄花コスモスに

も毎日来てくれていたのに、この頃見なくなって寂しく思っていましたが、菊

祭りの会場で見かけました。追いかけ回わして何枚も撮ったなかの1枚

す。菊の写真は追々アップしていきます。


たはれ島

2016-11-05 20:34:46 | 日記

 清少納言の「枕草紙」第193段に「島は八十島、浮島、たはれ島、ゑ島、松が浦島、豊浦の島、まがきの島」とあり、この段はこれだけの短い記述ですが、その3番目にある「たはれ島」が写真の島です。

 秋晴れの好天に恵まれたのでカメラを持ってマイカーで出かけました。宇土市住吉町がその所在地で、我が家から50分くらいで行けます。ちょうど満潮に行き合い良い写真が撮れました。

 島と云うよりこれは小岩礁ですね。こんな所を京都にいた清少納言がよくも知っていたものだと思いますが、父君の清原元輔が国司として肥後国に赴任していた事実とを考え合わせると、そこに接点があるように思われます。

 


熊本平野の秋 川尻護藤地区

2016-11-03 20:16:48 | 歴研

 写真手前の稲は既に刈り取られ秋草が生えていますが、奥は晩稲らしくまだ残っています。今年の夏は猛暑つづきで日照時間も長く水稲にとっては豊作型の天候でしたから稔りは上々のようです。

 正面の低い山脈は宇土半島の山々で、三角は右先端部に位置します。山脈の手前には有明海が入り込んでいるのですが、写真には写りません。

 この稲が刈取られてしまうと刈田の風景が広がりますが、それもほんの一時の間でやがて単調で変化に乏しい冬田の景に変わりそれが翌春までつづくことになります。

 わたしはこの近くの専行寺で行われる古文書の会に月2回通っているので、この辺りの風景には四季折々親しんでいますが最も趣深く感じるのはやはり秋の田ですね。