(新潟の)県北から
「今年は猛暑でミツバチの活動が思わしくなく、地元のトチノキの実が成らず、収穫を諦めた」
という知らせがありました。
長岡の方面ではどうかと聞かれ、早速、工場周辺の街路樹を調べたのですが、長岡では上手く実が成っているようでした。
既に実が落ちている状態なので、収穫期に入っていると県北の方に伝えました。
長岡の歴史博物館周辺の街路樹にトチノキが植えてある所があります
トチノキも樹齢を重ね、大木になってきています
葉の茂っている中に、トチノミがあるのですが、分かるかな?
それにしても、葉っぱが焼けてるように赤くなってるのが気になります・・・
落ちた実を拾います。
クリの様な形の実です。
トチノミは、中の「クリ」の様な実を処理してアクを抜き、餅米と混ぜて「トチモチ」を作る材料としています。
新潟の中山間地の集落では、まだトチモチ作りが続けられていて、トチノキが貴重な食材になっているのです。
今年は猛暑の影響で県北では不作だったという便りが来ましたが、長岡地域で不作分を補えれば幸いです。
トチノミの収穫に、ミツバチの活動が重要なカギを握っているとは・・・
最近の傾向では、猛暑に寄って昆虫の動きが昔と変わってきている事にも気づきます。
真夏の8月にセミが鳴かなかったり、
日中は蚊が飛ばなくなったり・・
9月の今頃、ようやく蝉の声が聞こえ、蚊が飛び始める・・
昆虫を底辺とした生態系も変化が表れてくるのだろうか?
今後の傾向が気になるところです。
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