すみちゃんノート

ひまつぶしのいろいろ

最近読んだ面白かった本

2025年01月21日 | 四方山話
本にも相性があるように思う・・年齢的にもあまりにかけ離れた内容はピンと来ないかもしれない・・

「この本ちょっとなー」と途中で読むのをやめてしまう時もあるし 長編でも面白くてあっという間に読んでしまう時もある 

私が最近読んで面白いと思った本です・・

面白かった本は忘れないものです 心に残るというのかもしれません・・



「笑う森」荻原浩著 「ユーカラおとめ」泉ゆたか著 「彼女は頭が悪いから」姫野カオルコ

最近ほとんどは図書館から借りてくるのですが 前から読みたいと思っていた「彼女は頭が悪いから」はなくて しばらくぶりに本屋をのぞいてみたら文庫本になっておいてあったので買ってきました・・

この本は2018年に起きた東大生による集団強制わいせつ暴行事件に着想を得 創作した作品だそうです

題名の「彼女は頭が悪いから」は 被害者女性を暴行した心情について問われた際 加害者学生の一人が公判で実際に口にした言葉から取られているという・・

本中から「彼らは〇〇を強姦しようとしたのではない 彼らは彼女に対して性欲を抱いていなかった 彼らがしたかったことは偏差値の低い大学に通う生き物を大嗤いすることだ 彼らにあったのは ただ東大ではない人間を馬鹿にしたい欲だけだった・・」

子供の頃から塾に通い 常にトップの成績で テストの問題を素早くとくことには長けていても 他者の悲痛は想像できない 他者の悲痛を想像するのはムダな時間の使い方だ・・

読んでいて大いに嫌な思いがするのだけれど 昨今の社会問題にも通じるところがあると思う 東大出の官僚による国民無視の政策 予算の嘘 特別会計と天下り・・また弱い者への性加害事件なども・・

なんだか嫌な時代になったなーと思うのだけれど こんなんで良いのかなー・・・・偏差値で人の価値は測れないと思うけれど ・・

C国で英才教育を受けたエリートお金持ちが ベンツに乗って 窓からゴミを捨てて走っているとあったのを思いだしました・・(あの国では窓から物を捨てることがある) 



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