すみちゃんノート

ひまつぶしのいろいろ

「回収ルートをたどる旅」を読む

2015年12月20日 | 四方山話
図書館からお借りしてきた「回収ルートをたどる旅」枝廣淳子著を読みました・・

4年間 16の回収ルート・・ペットボトル 携帯電話 食品トレー 電池 衣料 生ごみ 家の資材 冷蔵庫 びん 廃食油 水 布団 放置自転車 パソコン 割り箸 雑誌  これらのルートをたどりながら リデュース(減らす)リユース(再利用)リサイクル(再生利用)に実際に取り組む現場の様子やそれに情熱をかたむける人たちのことが書かれていて 知らないことばかりで 物のこと 資源のことなど 改めて考えさせられました・・


例えば 携帯電話や電池は有毒物質と資源となる物を含み ごみとして捨ててはいけない

ペットボトルの回収が始まり リターナルビンの利用が減り 逆に回収に税金が使われることになった

廃食油からバイオ燃料ができ車が走り 日本でも家庭用の廃食油の回収をする所が増えている
などなど 資源の少ない日本ですから いろいろなものがリサイクルできるようになれば 資源を作り出すことになるわけです・・

そして 回収に出すだけでは リサイクルにならず 再生品を使う事も大事・・

たまたま使用していたトイレットペーパーが再生紙でした

トイレットペーパーの芯に丸富製紙と書いてあり 検索してみると 牛乳パックから作られているそうです

牛乳パックを燃やせば二酸化炭素が発生し 木を切ってトイレットペパーにするより使うエネルギーが少なくてすむ
牛乳パック6個でトイレットペパー1個作れるそうです・・

食品のトレーなどもリサイクルに力を入れている人がいて 再び食品トレーになっているそうです・・

これは販売店でも回収されていますが 回収率はまだまだ低いということです 原材料の原油の節約 ごみ回収費の節約にもなっているエフピコ方式で回収 リサイクルされ エコマークがついて市場に出回るということです(エフピコとはトレーを生産 リサイクルしている会社名)
(消費者→店→配送→生産者)4者一体となり実現する

エコマークがある食品トレー(トレーの裏)がありましたので 白に白で見にくいですが載せておきます・・


割り箸や自転車など中国などから輸入され 安価に買うことができ 放置自転車も増え 割り箸の利用が増えたが 中国でも森林保護を理由に 割り箸に課税し 値上がりし 日本への輸出も今後どうなるか危ぶまれ コンビニなどでの有料化があるかもしれない

物がどこから来て どこへ行き どうなるのか あまり考えもしなかったが この本は そんなことを考えることを教えてくれました・・

物のない時代や買えない時代には 大切に使いました 家庭でも再利用はしていたように思います 物が溢れる時代ですが 限りある資源のことを思えば 再利用に対する新しい考えが必要ですね・・

拙い文章を読んでいただき ありがとう様・・




 
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