2012/4/28、世界遺産・下鴨神社にて。
この写真も田中角栄の肉声にピッタリだと思ったのである。
というよりも、彼の事を殆ど知らなかったであろう人達に、是非、味わってほしい。
…前略。
「君ら、酔って丸の内でひっくり返っても、すぐ救急車で運んでもらって、一晩休めば命には別条ない。同じことを北海道でやったらどうなるか。そういう格差はなくそうじゃないか」。
たとえ話もうまい。
…後略。
2012/4/28、世界遺産・下鴨神社にて。
もう一つ、この肉声も、私の以下の写真には、ピッタリだと私は思ったのである。
…前略。
「東京へ、東京へ、という人とモノと金の流れを、地方へ逆流させようじゃないか」
…4/30、朝日新聞4面の特集「改造論 省庁が結集」から。
2012/4/28、世界遺産・下鴨神社にて。
4/30、朝日新聞4面の、これぞジャーナリズムという素晴らしい特集の中から、当然がら、私も知らなかった…若い人たちは、もっと知らない(笑)…田中角栄の肉声を、一つ、私ともども、味わってみようではないか…その理由は、私の読者の方なら分かるはず。
…前略。
「俺もまあ、工業の再配置問題とか、通産省からみた国土開発を勉強した。これで政策の『全体系』が頭に入った。ちょうど代議±25周年。節目ということで考えをまとめてみるか」
思えば、これが列島改造論が生まれた瞬間だった。
…後略。
私は、この言葉は、以下の写真にも、ぴったりだと思ったのである。
2012/4/28、世界遺産・下鴨神社にて。
私が、仏像の前で、合掌している時に、願っている事、心でつぶやいている事は、読者の方は御存知の通りなのだが。
昨日、私は、東寺を訪れた事の在る方なら誰もが感じる、講堂の、あの見事な仏像群…殆ど全てが国宝である。
いつも、それぞれの仏像の前で、私の祈りを為しているのだが、昨日は、ある願いが過ったのである。
私が人生で出会った、最も高貴で、最も知性を有した人が、最近、めまいを感じたりしているという。
その人は、私の代わりに、今、およそ、この地上で考え得る最低の「下品の悪」と相対してくれている人でもある。
至高の国宝である仏像群に、この人を守って下され、幸がありますように、と、私は祈った。
悪を懲らしめて下され、この人に幸いをもたらして下され。
降臨の時は来ています。動いて下され。と
2012/4/30、世界遺産・東寺にて。
昨日、私は、東寺に行った…今年だけでも何度目になるだろうか。
最初は、今日は快晴でもないしなぁ、と、ちょっと気乗りがしなかったのだが、行って本当に良かった。
2012/4/30、世界遺産・東寺にて。
相手は日本だから、日本人だから構わないのだ、として。
2012/4/28、世界遺産・下鴨神社にて。(C)芥川賢治。
さぁさ、皆さま方、読書じゃ、購読、功徳、御購読。芥川の「文明のターンテーブル」は、下鴨神社、本殿(国宝)と、その背後の森に在る、至上の静けさ、に負けない、思索の深さを持った本ですぞ。(笑)本屋に急がれい。
「文明のターンテーブル」を読まずして21世紀は語れませぬ。
66年に一度の好著である拙著を、いまだに購読されていない方は、今すぐ最寄りの書店か、サイドバーのネット書店か、電子書籍で購読した方が良い(笑)。何故なら…
皆さま方が選んだ為政者に実行させるしかないのだ、と確信しているからです。
神に与えられた使命を果たしている結果としての言葉…に出会う。
「文明のターンテーブル」第一巻 近未来100万部突破。
銀河鉄道の夜.jp(「銀河鉄道の時刻表」)にてスタート。
「文明のターンテーブル」
文芸社
<ネット書店>
文芸社/
アマゾン/エルパカ/e-hon/
紀伊國屋書店Bookweb/
セブンネットショッピング/
楽天ブックス/livedoor/ブックサービス
文教堂
≪BOON-GATE≫
北海道~愛知県【162店舗】
三重県~沖縄県【153店舗】
※書店での取扱いについて
私は今、確信するのだ。
庶民が被る災厄の大半とは、結局は、国の悪政、失政、無策、無為政に依るのだと。
2012/4/28、世界遺産・下鴨神社にて。
ある種の悪人たちが、最低の悪を成す時の特徴とは、最後の最後に強烈などんでん返しを食らわせる事。
2012/4/28、世界遺産・下鴨神社にて。
田中角栄の肉声…官僚たちに何を話していたのかは、私ですら、知らない訳だから、若い人たちが知る由もないのが当然で、それは即ち、日本の大事な現代史が、完璧に抜けている事を意味しているのである。
田中角栄=ロッキード事件、こういうレッテル貼り的な知識が在るだけ、と云うのは、知性の有様、国の在り様に取って、一番、危険な状態なのである。
何故なら、其処に在るのもの、其処に咲くのは、痴呆だけだからであり、国を誤らせる、「おためごかし」や、似非モラリズム=真の友好になんか、全く繋がらないだけではなく、「下品の悪」を、アジアの、indecency を増長させてきただけのもの。
2012/4/28、世界遺産・下鴨神社にて。
先日、新聞下段の広告か何かで目にした記事が、月刊、プレジデントの記事で在った事を今日、地下鉄に乗っていて確認した。
年収に応じて、幸せ度を調査したら意外な結果だった、という記事だったのだが、私は、さもありなんと思ったのである。
年収300万とうさんが、一番幸せ度が高かった、という内容。
私が、2年前に書いた、21世紀の階級論…一生働いて年収500万円が不幸せである事はなく、むしろ、その反対だろう…。
ただし、階級は絶対に固定してはいけない。
だから世襲制などは、本当は最低なのである。
そう言う内容の論説である。
該当の章を御参照下さい。
2012/4/28、世界遺産・下鴨神社にて。
ジャーナリスト以外の者=読者は、そういう、やりとりを知る由もないのだから。
2012/4/28、世界遺産・下鴨神社にて。
一番良かったのは、田中角栄の肉声と、それを聞いた官僚たちの反応や、彼に対する認識…彼が官僚たちに、とても人気があったというか、信望が厚かった事を、直接、担当していた官僚が、これまた肉声で伝えている事だ、
同時に、私は思ったのだ…それこそがジャーナリストの仕事であると。
言わば官製情報の御用聞き気に明け暮れ、社内の出世競争に勝った様な者が、私達の社会の正義の裁判官の様な振る舞いを成す事は、全く、ジャーナリズムではないと、私は思う。
2012/4/28、世界遺産・下鴨神社にて。