文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

自分たちはワインを片手に、高級ステーキを食べているのでしょうね。

2023年05月26日 11時12分12秒 | 全般

以下は月刊誌WiLL7月号別冊からである。
本書は、日本国民のみならず世界中の人たちが必読。
グレタも主催者シュワブも逃げた
我那覇真子ジャーナリスト、J・モーガン麗澤大学准教授
ベールに包まれた「ダボス会議」の正体を暴くーシュワブに突撃インタビュー
モーガン 
ダボス会議(世界経済フォーラムの年次総会)の現地取材、ご苦労様でした。
世界経済フォーラムの主宰であるドイツ生まれのスイス人経済学者、クラウス・シユワブ氏への直撃インタビュー動画は、全世界で469万回以上も再生されています。
我那覇 
マイナス10度のなか3時間も待ち伏せしていた甲斐がありました(笑)。
モーガン 
トランプ政権下で首席戦略官を務めたスティーブ・バノン氏、ロシアゲート事件で逮捕されたマイケル・フリン将軍らが我那覇さんの勇気ある行動を称賛しています。
シュワブ氏はどんな人でしたか。
我那覇 
第一印象は思ったほど怖そうな雰囲気はない人でしたが、インタビューを申し込むと「忙しい」と拒否されました。
しかし、ダボスまで来ておめおめと引き下がれない。
しつこく声をかけると、立ち止まって「あなたはどこのメディア?」と聞いてきた。
私が「インディペンデントメディア(独立系ジャーナリスト)」と答えると、「ノーセンキュー(結構だ)」とにベもなく、逃げるように車に乗り込みました。
その姿は質問に答えずして氏の本質を我々に伝えることとなったとの評価を受けています。
モーガン 
グストとしてダボス会議に招待しているメディア以外のインタビューには応じたくないのでしょう。
何を書かれるかわかりませんから。
我那覇 
そもそもダボス会議とは何なのかー1年に1度、スイス・ダボスに世界の政財界エリート約2500人が集まり、世界の問題点や改善点を5日間にわたって話し合う会議のこと。
約50年前に設立された会議で、ネット上では"世界賢人会議"なんて呼ばれていますが、大金持ち、スーパーエリートが集まって何やら人類を導く怪しげな会議-陰謀論風に扱われています。
一方で、世界のブランド企業が集まるビジネスの場としても知られている。
じっさいにこの会議は何をやっているのか、それを確かめるための取材でした。
モーガン
今年のテーマは「分断された世界における協力の姿」でしたね。
我那覇 
ダボス会議では、世界のアジェンダ(計画)が設定されます。
気候変動、食糧危機、新型コロナ、デジタル化、ジェンダー不平等(男女格差)こうした世界の問題を解決するため国際的なルールをつくり、世界で協力して危機を乗り切ろうというのが表面上の主張です。 
近年でいえば、気候変動対策としてクリーンエネルギーヘの転換、新型コロナ対策としてロックダウンやワクチン接種というアジェンダを設定。
ダボス会議がアジェンダを設定すると、各国政府がそれに沿った政策を打ち出します。
モーガン 
ワクチンは安全性が担保されていないにもかかわらず、全世界同時に接種がスタートした。
最近では、危険かつ深刻な副反応の報告がつぎつぎとなされています。
気候変動にしても、どの国もクリーンエネルギーによる脱炭素社会を目指している。
これってヘンですよ。
我那覇 
日本でも東京都の小池百合子知事の主導で、2025年4月から新築戸建て住宅への太陽光パネルの設置が義務化されています。
こうした世界同時多発的におこなわれる政策の発信地となっているのが、ダボス会議なのです。 
そんなダボス会議は、なんと非営利財団。
百歩譲って国連組織ならまだしも、この非営利財団が世界のルールをつくる正当性はどこにもありません。
モーガン 
しかも選挙で選ばれていないエリートがルールをつくっている。
内政干渉そのものです。

税金が免除されている
我那覇 
現地に着いてまず驚いたのが、街全体が「ダボス会議用の街」につくり変えられていたこと。
学校や飲食店はほとんど閉鎖され、期間中は各国企業の商談ブースとして使われます。
イタリアのファッションブランド「ベネトン」でさえ、看板を外してブースとして使われていた。
モーガン 
街全体がビジネスの商談の場になっているわけですか。
大金を払ってまで参加しようとする企業がいるわけです。
最大で8000万円を払って参加した企業もいたとか。
我那覇 
街を歩くと有名な政治家、経営者と遭遇します。
現地で知り合ったジャーナリストは、米ファイザー社のアルバート・ブーラCEOに遭遇しました。 
ダボスにあるピザ屋に話を聞くと、店を商談ブースとして貸し出したことで、かなりの儲けになったそうです。
しかも床や壁を約150万ドル(約2億円)かけてリフォームしてくれる。
モーガン 
なんとまあ! そんなお金がどこから出てくるんだろう。
我那覇 
取材でわかったのですが、世界経済フォーラムはスイス政府から税金を免除されており、直接連邦税、州税、市税、そして世界経済フォーラムの年金基金は相続税、贈与税も免除です。
例えば世界経済フォーラムから招待を受けたゲストは宿泊所も提供されますが、その時の宿泊にかかる税も免除という具合です。
モーガン 
スイスは「銀行の国」として知られ、国際金融資本とのつながりも深い。国際機関の本部も多数あります。
そんなスイス政府と関係が深いのですから、ずいぷんと闇が深そうですね。 
お店の経営者にはおいしい話ですが、一般住民にとってはいい迷惑でしょう。
お店が閉まるわけですし。
我那覇 
封鎖される道路もあるので、ほとんどの住民はバケーションに出かけます。
でも一部の住民は残って抗議活動をしている。
ダボス会議の本会議場の入り口は坂になっていて、坂の上にある家から会場の中が見えますが、その家のベランダには「これが腐敗の風景か」という横断幕が掲げられていました(笑)。

ほんとうのグレタ少女
我那覇 
興味深かったのは、現地で抗議活動をしていた人たちのほとんどがリベラル活動家だったことです。
極左過激集団のアンティファもいました。
活動家たちは本気で気候変動問題を解決したいと思っていますが、ダボス会議に参加するエリート連中は口だけで何もしていない、と怒っているんです。 
ダボス会議に参加するエリートたちは、プライベートジェットに乗ってダボスまでやってきます。
飛行機の燃料は当然、化石燃料。
しかも空港が本会議場から離れているので、ヘリを乗り継いでやってくる。
他方、活動家たちは環境保護のため、マイナス10度のなかハイキングをしてダボスまでやってきます(笑)。
モーガン 
それは怒るわけだ(笑)。
我那覇 
ダボス会議に参加するVIP専用の運転手にインタビューすることができました。
彼は「電気自動車?VIPを乗せるときは危険だから運転しないね」といっていた。
モーガン 
我那覇さんは気候変動活動家のグレタ・トゥーンベリ氏にも直撃取材していましたね。
我那覇 
活動家と一緒に抗議デモをやっていたところを、偶然発見しました。
モーガン 
どんな人でした?
我那覇 
第一印象は「か弱い少女」という感じです。
メディアに出てくる自信たっぷりで迫力のあるグレタ氏とは違い、すごく怯えているんです。
私たちがこれまで映像で見ていたグレタ氏は、つくられた映像なのではないかとすら思いました。
モーガン 
彼女は“原稿”がないと話せないのでしょう。
活動家たちの操り人形だから。
我那覇 
彼女のまわりにはハンドラー(グレタ氏を操る人)と思われる活動家が何人もいました。
ほかのメディアもカメラを向けていましたが、私のことを危険人物だと思ったのか、ハンドラーはなぜか私にだけ「付きまとわないで!」と怒ってきた。 
私はグレタ氏に「みんな、あなたが利用されていると思っている」とホンネをぶつけてみたのですが、突然キリツとした目になって、「people like you(あなたみたいな人にね)」と怒りを示しました。
操られているといわれるのがカンにさわるようです。
モーガン 
疑問なのは、グローバリズムは形を変えた共産主義であり、リベラル活動家たちも共産主義者です。
なぜ対立しているのか。
我那覇 
エリート左翼と大衆活動家の違いで、結局はプロレスをやっているだけです。
目指すところは一緒ですよ。

クラウス・シユワブの正体
我那覇 
ダボス会議内での参加者個々の発言は、インターネットで見ることができます。
しかし会議の本質を知るには、会議が何のためにつくられたのか、設立者のシュワブ氏がどんな人物であるかを知る必要があります。 
シュワブ氏は尊敬する人物として、2人の人物をあげています。
1人はヘンリー・キッシンジャー氏、言わずと知れたアメリカの大物政治家です。
今年は映像だけの出演でしたが、ダボスの常連です。 
シュワブ氏はハーバード大学在学時、キッシンジャー氏の教え子でした。
キッシンジャー氏は大学内にグローバリズムによる世界統一政府の樹立を議論するセミナーをもっており、シュワブ氏もそこに参加していた。
モーガン 
ダボス会議のミニチュア版がハーバード大学にあったわけですか。
我那覇 
ええ。シュワブ氏は学生のころからグローバリズムを植え付けられていたのです。 
そしてもう一人―尊敬する人物としてブラジル人のエルデル・カマラ(Helder Camara)大司教をあげています。
彼はカトリックの大司教で、ブラジル国内で「解放の神学」を唱えた人物です。
解放の神学とは、「キリスト教は貧者の解放のために存在している」とする考え方で、貧しい人々を取り込んで社会改革をおこなう思想です。
モーガン 
1960年代にラテンアメリカで巻き起こった社会運動の一つですね。
いわばキリスト教を使った社会主義革命運動。
「マルクス主義版キリスト教」とも呼ばれています。
我那覇 
カマラは民衆に対して、暴力をともなった改革を訴えるほどの過激派でした。
そんなカマラにシュワブ氏は心酔し、1974年のダボス会議においてカマラを登壇させている。
暴力革命を提唱した大司教ということもあり、多くの反対がありましたが、その反対を押し切ってまで登壇させたのです。 
そんなシュワブ氏について、ダボス会議に参加している企業経営者にインタビューしたのですが、シュワブ氏がどんな人物なのか知らない、そもそも彼の本すら読んだことのない人ばかりでした。
ビジネス目的で行く人がほとんどで、そのウラにある目的を知りません。
モーガン 
シュワブ氏は経済学者ではなく、極めて共産主義的な思想の強い人物です。
表向きは経済学者の仮面をつけて経済の話をしますが、その目的はハーバード大学でキッシンジャー氏から学んだグローバリズムによる世界統一政府の樹立なのでしょう。
現にダボス会議が決めたルールを全世界で推し進めています。

エネルギーと食糧を支配
我那覇 
キッシンジャー氏は1970年、有名な次の言葉を述べたといわれています。 
「石油を支配する者は、すべての国家を支配する。食糧を支配する者は、全人類を支配する」 
石油でいえば、気候変動というイデオロギーのもと、石油に代わるエネルギーとしてクリーンエネルギーや再生可能エネルギーヘの転換を図り、エネルギー利権を牛耳ろうとしています。 
そして今年のダボス会議では食糧危機を煽り、食の生産システムのつくり替えが必要であるといくつものセッションでしきりに訴えていました。
また気候変動を食い止めるには肉食を減らし、代替蛋白(昆虫食や培養肉〈動物の細胞を培養してつくった肉の意味〉)を推し進めるべきだとも言っていた。
モーガン 
すでにアメリカでは昆虫食がかなり普及しています。
日本でもJAL(日本航空)傘下のLCC(格安航空会社)「ZlPAIR」が、2022年7月から機内食にコオロギを粉末化したパウダーを使用したメニューを提供している
我那覇 
絶対に食べたくない(笑)。
日本は昔からイナゴの佃煮を食べていた、と主張する人がいますが、それとこれとはまったく違う話です。 
私は昨年、欧州を訪れたのですが、そこはもう大変なことになっていました。
フランスの農家では、牛のげっぷや糞にメタンガスが多くふくまれ、それが地球温暖化の原因だと、牛にマスクやオムツをつけているところもあります。
オランダでは、政府が「牛の頭数を減らしなさい」「廃業しなさい」「土地を政府に渡しなさい」と農家に通告しているんです。
モーガン 
まるで共産主義じゃないですか。
我那覇 
世界的に農家が失業に追い込まれています。
こんなバカげたことが世界中で進んでいる。
では、ダボス会議に参加するエリートが昆虫食を食べているかというと、食べていませんよ。
現地の人に「このあたりに昆虫食レストランはありますか?」と聞いたら、「昆虫食!?あるわけないじゃん(笑)」とヘンな目で見られました。
モーガン 
自分たちはワインを片手に、高級ステーキを食べているのでしょうね

ハニトラの温床
我那覇 
日本でもグローバリズムに反対する人が多くいますが、政治家は聞く耳をもちません。
今回のダボス会議に参加した日本の政治家は、河野太郎デジタル大臣、西村康稔経済産業大臣、後藤茂之経済再生担当大臣、小泉進次郎元環境大臣です。
モーガン 
次期首相候補といわれる「小石河連合」(小泉進次郎氏、石破茂氏、河野太郎氏)から2名も……。
我那覇 
ダボス会議の役員を務める竹中平蔵氏は1月9日、次のようなツイートをしています。 
《来週ダボス会議が始まる。G7議長の岸田総理が出席しないのは残念。西村、河野、後藤の3大臣と小泉進次郎元大臣が参加と聞く。これら将来の総理候補にとって重要なのは、明確なビジョンと、日本を良くし世界に貢献するという強い意思を自分の言葉で語ること。世界のリーダはそれを厳しくチェックする》
日本のリーダーはわれわれ日本人がチェックするのであり、世界のリーダーがチェックするものではありません。
モーガン 
そもそも「世界のリーダー」とは誰のことか。
ダボス会議に集まるクローバリスト、いわゆるディープステートのことでしょう。
我那覇 
その真相を西村氏に聞こうと、出口で待ち伏せしていました。
しかし残念ながら、怪しい人が出口にいるという情報が耳に入ったのか、西村氏はドアが開いた瞬間に全力疾走で車に乗り込んだ(笑)。
国民のために働くはずの大臣が、国民不在のなかで私的な団体を通じて日本の政策について話し合っている。
これは大問題ですよ。
モーガン 
政府の有識者会議みたいなものですね。
今回の防衛増税のように、国民が知らないところで役所の書いたシナリオを、役所が選んだ有識者が勝手に決めてしまう。
それの世界版がダボス会議です。
我那覇 
さらに問題なのが、ダボス滞在中のホテルです。
通常、要人が海外に行くとき、秘書や官僚、ボディーガードとともに行動しますが、ダボスに招待された政府要人ら参加者たちには数部屋しか割り当てがありません。
会議側は事前に街中のホテルをおさえるので、ほかのスタッフは会場から1、2時間ほど離れた隣町のホテルを自分で予約し、宿泊するんです。
モーガン 
大臣に「あなたは特別なのですよ」とエリート意識を植え付ける目的もあるのでしょう。
我那覇 
事務方がいないわけですから、ホテルのなかで何がおこなわれているのか国民は知ることができません。
ハニトラやマネトラがおこなわれていても何ら不思議ではない。
モーガン 
英オンライン新聞「Daily Mail」は、ダボス会議に高級娼婦が呼ばれているとスクープしています。
エリートたちの「夜のお楽しみ」でしょうか。

日本を統治する者たち
我那覇 
モーガン先生が言うように、ダボス会議に参加する人たちはとにかく自分を“エリート”だと錯覚しているんです。
インタビューをしていても、つねに自分がどう映っているのかばかりを気にしている。 
世界経済フォーラムの傘下に、40歳以下の人たちで構成される「ヤング・グローバル・リーダーズ」(YGL)という組織があります。
この組織はシュワブ氏が世界中で才能のある若手政治家、経済人、科学者などを選出し、グローバリズムのよさを伝えるセミナーですが、そこに選出された人に話を聞くと、選ばれたことをすごく誇りに思っている。
だから自分が世界を率いていかなければならないというエリート意識をもち、ダボス会議が設定したアジェンダを達成するため腐心している。
過去にYGLに選出された日本の政治家で代表的なのが、小池百合子氏や小泉進次郎氏などです。
モーガン 
“怪しい政治家‘ばかりじゃないですか。
我那覇 
シュワブ氏は2017年のダボス会議で、カナダのジャスティン・トルドー内閣について、「若い世代が確実に内閣に浸透していることを誇りに思う」と発言しています。
トルドー首相をはじめ、トルドー内閣の半分はYGLやその関連組織の出身者なのです。
ちなみにフランスのマクロン大統領もYGL出身者。
モーガン 
将来の首相、大統領候補にエリート意識を植え付け、若いうちからグローバリズムを洗脳しているわけです。
我那覇 
日本でも小泉氏が首相候補になっていることを考えると、首相候補になる人がYGL出身者なのではなく、YGL出身者だから首相候補になっている可能性もあります。
日本を統治しているのは誰なのか……暗澹たる気持ちになります。

問題はグローバル全体主義
モーガン 
日本の永田町も、アメリ力のワシントンDCも、誰かに操られている気がしてなりません。
我那覇 
ダボス会議が決めたルールに疑問をもつ人も多く、世界中でグローバリズムに対する懸念が噴出しています。 
私は「グローバリズム」という言葉に問題があると思います。
多くの人にとってグローバリズムとは、ビジネスを広げるために国境を越え、世界中のテクノロジーを駆使して世界でイノベーション(技術革新)を起こすこと。
だから「反グローバリズム」というと、まるで鎖国を目指しているかのようにとらえられてしまう。
しかし現在、グローバリズムを手段とした全体主義が世界中でおこなわれているわけです。
だから「グローバル全休主義」という言葉を使うべきだと思っています。
グローバリズムとナショナリズムの対立について、ダボス会議で役員を務める竹中平蔵氏を直撃しました。 
すると、「日本は世界から遅れているから、グローバル化を進めないといけない」と言っていた。
世界経済フォーラム日本代表の江田麻季子氏はテレビ東京のインタビューに対し、「世界のルールづくりが欧米主導なのは、日本が積極的に参加していないから。もっと積極的にグローバリズムに参加しなければならない」という趣旨の発言をしています。
グローバリズムかナショナリズムかではなく、グローバリズムしか頭にないのです。
モーガン 
グローバル全体主義の問題点は、日本のメディアではほとんど扱われません。
ワクチンにしても、これだけ副反応の報告が出ているのに、大手メディアはダンマリを決め込んでいます。
我那覇 
私が現地まで取材に行ったのに、声をかけてくれた日本のメディアは有本香氏の「ニュースあさ8時!」と『WILL』だけでした。

反グローバリズムの逆襲
モーガン 
日本のメディアは、すぐに「陰謀論」というレッテルを貼りたがります。
だから書きたいこともマトモに書けない。
言論空間が限りなく狭いんですよね。
その反面、我那覇さんは欧米メディアにひんぱんに出演されています。
スティーブ・バノン氏、マイケル・フリン将軍のような、主流「フェイクニュースメディア」に立ち向かうグループのなかに我那覇さんのような日本人がもっと増えてほしいものです。
そこで、今回の我那覇さんの直撃取材には大きな意味があったと思っています。
あのシュワブ氏が、我那覇さんから逃げる姿を見て、私は涙が出るほどうれしかった。
我那覇 
ありがとうございます。
たしかに直感的に「この人、私から逃げている」と思いました。
グローバリズムを懸念する声は世界中で広まっており、一つひとつは小さな声でも、確実にグローバリズムの中心人物には届いている。
日頃の情報発信は意味があることだと改めて実感することができました。
モーガン 
みんなの努力がみのったわけです。
世界は一つのアジェンダに沿う必要などありません。
これからもグローバル全体主義に対して声を上げていきましょう。
(『WiLL』2023年4月号初出)
 


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