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不倫相手は米国のスパイ?秦剛外相失踪事件の真相は中国の外交路線を大きく反米に振り戻す権力闘争だ

2023年07月26日 12時28分28秒 | 全般
石平太郎
@liyonyon
不倫相手は米国のスパイ? 
秦剛外相失踪事件の真相は中国の外交路線を大きく反米に振り戻す権力闘争だ

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不倫相手は米国のスパイ? 
秦剛外相失踪事件の真相は中国の外交路線を大きく反米に振り戻す権力闘争だ(石 平)
@gendai_biz

不倫問題だけが秦剛中国外相失踪の原因なのか。
不倫相手はスパイという情報で足を引っ張られた可能性がある。
そしてそれは、対米路線を巡る、秦剛対王毅の熾烈な闘争の表層に過ぎない。
前篇「中国・秦剛外相が突如消えて1ヵ月、外交部が説明なしの異常事態、原因と噂される『不倫』の相手とは」で追ったように、中国の外交部門に明らかな問題が発生している。
不倫は実は単なる理由。
深層で起きているのは、世界をも揺るがす外交路線闘争だ。


不倫事件の裏にある暗闘
以上のような状況証拠から、既婚者の秦剛は上傅さんと不倫関係にあって私生児も産ませたことはどうやら真実であるようで、噂の信憑性はかなり高いとは思われる。
問題は、この不倫問題は果たして、今回の秦剛失踪事件の本当の理由であるかどうかである。
今年57歳の秦剛は習近平政権の2期目で駐米大使という重量級大使に起用され、昨年10月の党大会では駐米大使の身で中央委員会委員に抜擢された。そして昨年末には外相に任命されて、今年3月の全人代で国務委員にも昇進した。このような異例な昇進からも分かるように、彼は習近平主席からの信頼が厚く、政権3期目の習近平外交のキーマンだとみなされる。

このような人物が単なる下半身のスキャンダルで習主席に見捨てられることは考えにくいし、この一件で中国外務省に突き放されて「不要」とされるようなこともあまり考えられない。4週間にわたる彼の「失踪」にはもっと深い原因があるはずである。

ここに出てくるのは、いわば外交路線の対立とも絡んだ中国外交部門内部の「権力闘争説」であって、王毅vs秦剛という構図の権力闘争が展開されている、という話であって、その結果、秦外相は今、習主席の信頼を失いかけて失脚するかもしれない憂き目にあっている、ということである。

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