文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

財務省は霞が関における朝日新聞である。

2023年01月27日 17時10分16秒 | 全般

以下はラフの原稿である。

財務省は霞が関における朝日新聞である。
戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之は、戦前の霞が関では、大蔵省は二流の官庁だった事を明らかにしてくれた。
明治維新後の日本が富国強兵を達成し、アジアで、欧米列強から植民地にされなかった、国づくりを成し遂げ、アジアで唯一、世界の一等国家の仲間入りを果たす事が出来たのは、ひとえに、内務省が優秀だったからである。
日本の最優秀選手が内務省に集っていただけではなく、内務省が、国政に関する事々を、網羅していたからである。
GHQの占領政策が日本を弱体化させる「カルタゴ化」だった事も明らかにしてくれた。
GHQは、その為に、二流官庁だった大蔵省に権限を与えた。
それが、朝日新聞等に代表される戦後日本の問題を作って来たのである。

若草プロジェクトの二大頭目が瀬戸内寂聴と村木厚子である事にも呆れた。
私は、瀬戸内寂聴なんかをほめそやす、マスメディアの気が知れなかった。

昨日、その事を、再度、有数の読書家である友人に話した。
友人の答えは、瀬戸内に対する否定的な見解に満ちていた。
中で、初耳だったのが、「彼女は井上光晴の愛人だった…。ほったらかしにしていた娘に擦り寄ったが見事に拒絶された。それで仏門に入っただけの人間である」
「そもそも、あの表情は、どうみても悪人顔だ」

私は、井上光晴と井上靖を混同していた事に、今日、気が着いた。
井上光晴はバリバリの共産主義者だった男で、朝日ジャーナルの御用文化人の一人だった男。
私が中学生時分に読んで、その文章力、小説家としての力量に感銘を受けていた井上靖とは全くの別人。

NHKの桑子がwatch9を担当して間もない頃に特別インタビューを任された。
彼女が嬉々として選択し、特集として、長尺で放映したのが瀬戸内寂聴だった。
私は、非常に気持ちの悪さを感じた。

実質的な日本国営放送が、看板報道番組の新装記念に、よりによって、瀬戸内寂聴を登場させるとは、一体、どういう魂胆なのか?
と訝しんだのである。
暇空茜さんのお陰で、それが、若草プロジェクトに対する、NHK報道部を支配していた人間達の、強力なバックアップだったのだな、と分かったが。
つまり、その様な底意(悪意)も、強烈に嫌な感じだったのだろう。

有馬と桑子のwatch9で言えば、彼らは口を開けば、中国を大国とコメントした。
「米国と中国という二つの大国にはさまれた日本…」

「米国と中国という二つの大国の間で日本は、どのように…」

彼らには、日本こそが、真の大国である事を認識できる能力が一片もなかった。
この稿続く。

 

2023/1/26, in Kyoto


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