文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

カメラは原の顔を写す。満面の笑みどころか複雑な顔をしている。自分の愚劣な采配が露になったからだろう。

2023年07月22日 20時49分47秒 | 全般

以下の章の、その後=今である。
8回表、秋広が、横浜ブルペンの好投手、伊勢から2ランホームラン。
それも現役時代、ドアスイングの典型だった原には出来ない打撃で。
本物の好打者、強打者だけが有している才能、インサイドの厳しい球をたたみ、体を回転させて打った。
カメラは原の顔を写す。満面の笑みどころか複雑な顔をしている。
自分の愚劣な采配が露になった事が、彼には一番の関心ごとだからである。
彼はチームの勝利よりも自分の采配に拘っている監督であるといっても過言ではない。
因みに、私は、上記のシーンも無言で見ていた。
音を出して観ていたのは、WOWOWでの、セルテッィクスVSガンバ大阪の親善試合。
阪神VSヤクルトは、ヤクルトの圧勝の気配だから、こちらの観戦に変えた。
先日、セルテッィクスVS横浜マリノスの試合を観て驚いた。
前田大全が、とても良いプレーヤーであることに驚いた。
更に驚いたのは、後半から登場したマリノスの宮市である。
宮市が超ド級の選手だった事は知っていた。
選手生命を脅かす大けがを二度も繰り返した事も。
宮市は、紛れもない超ド級の才能だった。
日本の選手で例えれば、往年の釜本と杉山を一緒にした様な才能。
世界でいえば、ブラジルの全盛時代のロナウドのような爆発的なスピードと正確性を持った才能。

日本のプロ野球メディアも原監督と同様の勘違いを続けている。
試合をしているのは選手であって監督ではないという単純な事実が分からない程に愚かなメディア。
原が最もコメントをとりやすい監督であること…そんな事を重要視するメディア。
スポーツにおいても愚劣なのである。

前章が以下。

今、私は、巨人VS横浜、阪神VSヤクルト、オリックスVS日本ハムを同時進行で観ている。
巨人ファンであるはずの私が巨人を専門に見ない理由が早速現れた。
3回、巨人の攻撃は打者一巡して1番から。
1番、2番が連続ヒット、大量得点も狙える状況である。
巨人の3番打者は秋広、彼が左投手を全く苦にしない事、左右の投手に対する打率がほぼ同じ。
加えて、プロ野球ファンのほぼ全員が、彼の打撃を観ることを楽しみにしている。
日本野球界で最も期待されている選手の一人である。
巨人は、今、メジャーで言えばエンジェルスの様な位置にいる。
優勝はおろか3位に入るのも簡単な状況ではない…もし監督が原ではなく、例えば落合ならば、そうではないだろうが。
一気に勢いに乗って首位を目指して駆け上がらなければならない状況なのである。
課題のブルペンは、形が整いだしているとは言え、盤石で全くない。
さて、またもや(例によって)原の登場である。
彼は、チームの勢いを止めることにかけては、今、12球団で一番の上手である。
試合をするのは選手であって監督ではない事を最も認識できない監督でもある。
彼が、こんな采配を続けている間は、巨人が一気に首位に駆け上がる事はあり得ない。
今年は岡本が好調だといっても、彼は大谷ではない。
秋広にバントをさせた結果は言うまでもない。
その愚劣な采配は、ピンチの裏にチャンスあり、の格言通り、横浜が同点に追いつく。
1番打者のホームランで1点が入っても、その裏に直ぐに追いつかれる。
チームの勢いを止めることにかけては12球団一上手な監督の采配の結果である。
ヤクルトが阪神を圧倒している。
日ハムがオリックスをリードしている。
今の巨人は、勝っても、偶々、そんな感覚でしか観られない…熱は入らない。
勢いの無いチーム、攻撃がブツブツ途切れるチーム。
かさにかかって攻められないチームが優勝した例は無い。
優勝するチーム、優勝を争うチームはすべて、かさにかかって攻められるチームである。
勢いに乗ったら手が付けられない、そんなチームが勝つ事は、ワールドシリーズが、毎年証明している。

 


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