ツバメも来る家

わが家にここ数年ツバメが巣をかけます。ツバメのことだけでなく身の回りのことを綴っていきたいと思います。

時代劇映画っていいですねぇ

2014-11-20 | 映画 ドラマ 演劇
時代劇映画を続けて2本見ました。
1本は『柘榴坂の仇討』です。井伊直弼が桜田門外で水戸の浪士に討たれたときに御駕籠回り近習役として仕えていた家臣(中井貴一)が殿様を守りきれなかったので切腹をしようとしますが許されず、仇討ちを命じられます。水戸の浪士で最後まで残ったのが阿部寛扮する、今は車引きになっている元浪士です。

もう1本は葉室麟原作の直木賞受賞作『蜩ノ記』です。前代未聞の事件を起こし、10年後に切腹と藩の家譜の編纂を言い渡された戸田秋谷(役所広司)、妻・原田美枝子、娘・堀北真希。切腹を3年後に控えたある日見張り役に来て秋谷らと住むのが岡田准一です。

わたしはアラカンの鞍馬天狗や長谷川一夫の銭形平次など時代劇映画を見て育ちました。だから、時代劇大好き人間です。
でも、時代劇はだんだん減っていきました。アニメなどのように入場者が増えないからでしょう。
入場者が減るとまた時代劇映画は少なくなります。

映画の製作が減ると時代劇に携わる人たちもまた減ります。

時代劇を撮れるような風景も減っていったとも言われています。セットで撮影できるものはいいですが、山川草木、江戸時代を表わす風景は少ないのでしょう。

『蜩ノ記』は3年の季節の移り変わり、山里、住まいなどなど見ていてうっとりしました。ロケ地は遠野らしいですが、この日本的風景をぜひ見たいと思いました。
岡田准一が堀北真希に刀を渡すシーンがあります。そのとき堀北は袖で刀を受けます。直接刀には触りません。これが当時の所作だ聞いた記憶があります。そのようなところまで気をつけています。
きっと今年の映画では賞を取ると思いました。

テレビで映画の解説をしていた水野晴郎さんのセリフ、「いやあ 映画って本当にいいもんですね~」と言いたいです。
付け加えれば「柘榴(ざくろ)」や「蜩(ひぐらし)」の漢字も覚えますからね。

「ペコロス」またおめでた!

2014-02-19 | 映画 ドラマ 演劇
きょう(19日)の新聞で第68回毎日映画コンクールの『日本映画優秀賞』に「ペコロスの母に会いに行く」が、
『主演女優賞』にペコロスの母役の赤木春恵さんが選ばれたことを知りました。
ほんとにおめでとうございました。

赤木さんは「徹子の部屋」で「主演は初めて」と話していたそうです。ネットで調べてみましたら、1924年生まれで
3月には90歳です。主演女優の最高齢かもしれませんね。ほんとに、ほんとにおめでとうございます!

「ペコロス」キネ旬の1位に

2014-01-10 | 映画 ドラマ 演劇
今朝(1月10日)の新聞を開いて、「よかったぁ」と叫びました。
「ペコロス」1位 キネ旬 昨年邦画 の見出しが見えたからです。

『映画雑誌「キネマ旬報」は9日、2013年に公開された作品ベストテンと個人賞を発表した。日本映画1位は、長崎県出身の岡野雄一さん原作で認知症の母と息子の交流を描いた森崎東監督(同県出身)の「ペコロスの母に会いに行く」だった。』と新聞では書かれていました。

森崎監督 ほんとうによかったです。おめでとうございます!

ペコロスに会ってきました

2013-11-26 | 映画 ドラマ 演劇
映画「ペコロスの母に会いに行く」を見ました。

認知症の母を介護するバツイチの息子の話です。喜劇映画の巨匠・森崎東監督の作品でも「ハハハ」と大口を開けて笑うばかりの映画ではありませんでした。
しんみり、わが母のことを思いながら見ました。
若いときはしっかり者で通っていた母も老いて認知症(当時はボケと言っていました)になりました。家から遠くで保護されたり財布が盗られたと騒いだりしました。そのたびに慌てたものです。ペコロスさんのように前向きで介護できませんでした。

ペコロスのお母さんは使ったパンツをタンスに押し込んだり、おれおれ詐欺に騙されそうになったりはしますが、家から出ても息子の駐車場で息子の帰りを待っているような日々ですから、いいほうでしょう。

「ボケるとも悪かことばかりじゃなかかもしれん」と息子は言い、前向きに介護に取り組みます。
こんな息子と孫ならボケてもいいでしょうね。

認知症と介護でも笑もホロリとするところもあります。
わたしが見たときの観客は9人でした。もっと多くの人に見てもらいたいと思いました。

そして森崎監督に山路ふみ子賞を贈られないだろうかと思いました。
わたしの思いは通じました。11月29日、今週の金曜日に山路ふみ子福祉賞を受賞されるそうです。

おめでとうございます。

映画「ペコロスの母に会いに行く」のおすすめ

2013-11-13 | 映画 ドラマ 演劇
映画「ペコロスの母に会いに行く」が今週土曜日(16日)から公開されます。

原作は長崎在住の漫画家・岡野雄一さんのエッセイ漫画で、介護や認知症を描いているそうです。岡野さんという漫画家をわたしは知りません。漫画には無知です(-_-;)。

映画を撮っている監督・森崎東さんは知っています。「男はつらいよ フーテンの寅」やわが市でもロケされた「街の灯」、「釣りバカ日誌スペシャル」などの監督です。
わたしも何本か観ています。最近森崎さんの名前を見ないなと思っていました。今回の映画は9年ぶりの監督だそうです。

森崎監督は実はわが市にもゆかりのある人なんです。市内の商業学校を卒業されていて、同級生も何人もいられるそうです。
ということで、ぜひこの映画がたくさんの人に見てもらって成功してほしいのです。

森崎監督のこれまでの作品から推測すると介護や認知症の映画でも、ペーソスとたっぷりのユーモアがあると思いますよ。


*映画のチラシは制作費の都合でモノクロですが、映画はもちろんカラーです。念のため。

映画上映の火ひとつ消える

2013-10-12 | 映画 ドラマ 演劇
わが市に「ストレンジ・ラブ上映会」という映画会があります。映画好きの数人のグループが1983年から自主的に映画の選定、広報、チケットの販売、当日の上映までをしています。

自分たちが観て感動した、それを市民の人たちにも見てもらい感動や喜びを共有したい、そんな願いで30年、117回の映画上映をしてきたそうです。

そのストレンジ・ラブ上映会が、きょう(10月12日)韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を上映して、幕を下ろしました。
「赤字になったらやめよう」と仲間で話し合っていたそうです。これまで何回も危機があったそうですが、今回はもうダメと上映会をやめるそうです。

わが市の映画館では上映されない映画を見せてもらいました。町から映画館が無くなったときも上映会はありました。なじみのない国の映画も上映しました。

わたしにとっては楽しみの映画会でした。ひとつの大きな楽しみが消えます。

ひとりからこの上映会を始めたTさんやグループのみなさんへ、「ありがとうございました。多くの楽しみ、感動をありがとう!」そして「お世話になりました」と言いたいです。

これがセントラルシネマです!

2011-03-27 | 映画 ドラマ 演劇
Mさん、報告が遅れましたが、セントラルシネマがオープンして
10日が経ちました。

7スクリーン、1414席のシネマコンプレックスです。
Mさんがわが市のセントラルの支配人をされていた時は3館でした、
と記憶しています。そのセントラルもあなたの次の支配人時代に
閉館になりました。閉館から10年以上になりますかね。

イオンモールの映画館の名前がセントラルと聞いた時にはうれしかったです。
イオンの関係者がわが市の最後の映画館がセントラルだったと知って、その名前を
再生してくれたかもしれない、そうわたしはひとり思いました。


写真の一番上は外観です。オープン前に外柵のところから撮ったものです。
二枚目はショッピングモールから続く入り口付近です。三枚目は座席を撮ってみました。

Mさん、1度新しいセントラルシネマを見に来られませんか。


さげもんと悪人

2011-02-16 | 映画 ドラマ 演劇
柳川に行きました。
「さげもん祭り」が4月3日まで行われています。
予定外でしたが、1枚写真を撮りました。
「雛祭りさげもんめぐり」で賑わっているようです。


わたしの予定は映画「悪人」を見ることでした。
福岡、佐賀、長崎でロケし、深津絵里がモントリオール世界映画祭で
最優秀女優賞を受賞したという映画です。
映画ファンのみなさんには蛇足でした。(-_-)zzz

わたしは妻夫木聡が新境地を開いた、すごいと思いました。
「ウオーターボイズ」「涙そうそう」大河の「天地人」などとは全然
違っていました。
祖母役の樹木希林も上手でしたね。

明後日18日に日本アカデミー賞の授賞式の生放送があるそうですので
「悪人」がいくつかの賞を受けるのを期待しています。


ドラマ「見知らぬわが町」試写会に行きました

2010-11-23 | 映画 ドラマ 演劇
きょう(23日)文化会館で行われたNHK福岡放送局制作のドラマ
「見知らぬわが町」を見に行きました。


主演の忽那汐里や祖母役のいしだあゆみの舞台挨拶もありました。
福岡放送局開局80周年記念ドラマと銘打つだけあっていいできだと
わたしは思いました。かあchanは「福岡放送局制作の作品ではこれまでの
どのドラマよりもよい」と言っています。

jyunn_7さんは見られましたか。ご感想はいかがです?
sanyasou_01さんを会場でお見かけしましたが、感想はいかがですか。ぜひ
コメントを。お待ちしています。

九州・沖縄向けの放送は12月10日(金)夜7時30分からだそうです。
きつとあなたも「まだ知らぬわが町」が数多く出てきます。ぜひ見てください。