ツバメも来る家

わが家にここ数年ツバメが巣をかけます。ツバメのことだけでなく身の回りのことを綴っていきたいと思います。

杉野押花美術館 今月23日で閉館

2012-12-11 | 植物 花・木
2002年(平成14)当時の市長が「わが市は押花文化発祥の地」と押花フェスタで宣言したことを知っている人は少ないかもしれません。それでも、文化会館で押花の展示会が開かれることや昨年の東日本大震災の復興支援で三池光竹とともに押花シールを松島町の瑞巌寺に持って行き、被災者に応援の気持ちを伝えたというニュースはご存知の方も多いと思います。

草花が変色しない方法を開発し、押花の普及に努めているのが杉野俊幸さんです。押花文化発祥の地を全国にアピールする拠点として、宮部の森に「杉野押花美術館」は開館されました。2005年(平成17)のことです。





押花美術館は安くておいしいと評判のうどん屋の地続きにあります。

わたしはここでうどん屋のご主人のことを書きたいのですが、ご本人にこのことでお会いしていないので、Sさんと書きます。このSさんが美術館を作って、貸してあるそうです。
入館者が増えるように街角に看板も作られています。


美術館の1階には俊幸さんの作品が、2階には夫人の道子さん、次男の宣雄さん、杉野押花アカデミーで勉強した人たちの作品が展示してあります。



俊幸さんの年齢などを考慮して今月23日で押花美術館を閉館されるそうです。入館は無料、休館日は水曜です。閉館前にぜひ1度足を運んでください。

押花で町おこしをというSさんのことを聞き、これを書きました。陰徳の人、こんな人もいられるんですね。頭が下がります。