この話は、久々登場のかあchanの「今の音は何ね」から
始まりました。
20日夜10過ぎパソコンの前にいたわたしは、台所にいる
かあchanのところに飛んでいきました。
(飛んではウソ、2,3歩ゆっくりです)
そのとき「ピイッ」と台所で音がしました。
今度はわたしが「今のはなんね」
かあchanはパソコンのある部屋から「電池切れ」という
音が聞こえたと言います。
しばらくするとまた「ピイッ」と音がします。後でわかったのですが
音の間隔は1分くらいでした。
それから「ピイッ」が間をおいて鳴ります。
たまには「電池切れ」の声も聞こえます。
これは電気製品から出るのだろうといろいろ探しました。
行きついたのが、今年11月に「次世代エネルギーパーク」見学に
参加したときに某企業からもらったキッチンタイマーです。
その間にも「ピイッ」はやみません。発生元がわかればあとは
楽と、ボタン電池を外しました。
ボタン電池を拡大して写しましたが、ご覧のとおり普通の物です。
ところが、普通ではないのです。取り外しても「ピイッ」はやみません。
次の手段が、下の写真です。
ガラスの器に電池を入れて、ぐい飲みで蓋をして、それにどんぶりをかぶせ
その上から新聞紙で覆いました。
これでよし、と思いましたが、「ビイッ」。
このころは、11時を過ぎていました。
テレビを消した後の静寂には「ピイッ」の音は大きく聞こえます。
かあchanは「眠られん」と言います。
次の手段は、ボタン電池を屋外に出すことでした。
屋外に出しても、そこから指令するのか台所でやはり「ビイッ」。
静かな夜にこの音では確かに眠れそうにありません。
最後の手段で、電池をガラス瓶に入れて、猫額に埋めることにしました。
懐中電灯の光で畑を掘っているのを人が見たら怪しまれるな、と思いながら
埋めました。
「これで安心」やっと眠られると、台所に来るとまた「ピイッ」。
かぶせていた器に音の何かが残っているのだろうと水に漬けました。
それでもダメ。
器も屋外に出してしまいました。それでも「ビイッ」。
このときは12時を過ぎていました。
かあchanの寝所を覗いてみました。「スヤスヤ」寝息を立てて
寝ていました。
もう打つ手なし。わたしもがまんして横になりました。
午前1時半ごろ目を覚ましたらまだ「ビイッ」と鳴っていました。
わたしはしばらくしてまた眠ったのでいつまで鳴っていたかはわかりません。
朝には鳴りやんでいました。
ボタン電池の怪、でした。