ツバメも来る家

わが家にここ数年ツバメが巣をかけます。ツバメのことだけでなく身の回りのことを綴っていきたいと思います。

気が付かなくて、ごめんなさい

2016-01-15 | 人びと
昨日(1月14日)午後、歯医者に行きました。

待合室には人が二人いました。一人は年配の女性、もう一人は30代かなと思われる男性。
この医院では午後の診療は先着順に始まります。そのため来た順に記名することになっています。

わたしは3番目でしたが、記名は女性一人でした。

しばらくして受付事務の人が2階から降りてきました。
「もうしばらくお待ちください」

その時、年配の女性が「ここはドアの開け閉めで風が入ってきて寒い。向こうは(わたしと男性が
掛けているところ)は椅子が高くて座れない」と言いました。

それを聞くとさっと男性は立ち上がり、「気が付かなくて、ごめんなさい。(事務員さんに)低い椅子は
ありませんか」。

事務員さんが(多分自分が座る)椅子をカウンター越しに差し出しました。

男性はそれを受け取り、エアコンの暖かい空気の下に据えて、「ソファの前の特別席です」

わたしはただぼーっと見ていました。

診療の帰りに事務員さんに「あの男性は付添いさんかと思っていた。名前も書いてなかったから。すごい人ですね」
事務員さんも「わたしもそう思いました」

こんな人に会いました。心温まる日でした。

こんなバイクに会いました

2015-11-29 | 人びと
きのう(11月28日)ヒル前、熊本県大津の道の駅で1台のバイクに出会いました。


神奈川発 ひとり旅  日本一周できるの  102日目 阿蘇行 など手書きの文字。
小さいシーサーや白波の小瓶。
沖縄の交通安全や辺野古の海を守れ のステッカー。

荷物も小山ほどで賑やかなバイクです。

これはこのバイクの主に会わねばと待ちました。なかなか現れません。
7つの高齢者マークの主を待ったのより長かったかもしれません。

焼き芋を買っている、それらしき人を見かけたので声をかけました。
「あそこのバイクのライダー?」
「そうです」
「少し話してもいいですか」

神奈川県の人で、まず北海道を目指して、北海道を一周、本州に帰り、日本海側を下関まで、それから四国へ。
それから九州へ。太平洋側を南下。沖縄へ。
また鹿児島へ帰り、今から阿蘇へ向かい、そのあと島原の方へ行きたい。

そんな話でした。コースはメモしたわけではありませんので、違っているかもしれません。

「昭和に興味があります。昭和の建物など残っているものを見たい」

「面白くはないですが」「面白くない」と何回も言い、自分のブログを教えてくれました。

ヤフー→ブログ 検索 ”ノスタルジックの世界へ”

ライダーの歳は50歳、これまでの走行距離はおよそ1万2千キロでした。

このあとノスタルジックの世界に入ってみます。

福岡行きで びっくり 4

2015-09-14 | 人びと
最近西鉄電車で福岡に行きました。

前回はいつ行ったかは覚えていません。福岡パルコがオープンしてからは
行っていません。オープンが2010年3月19日だそうですから、西鉄電車で
行ったのはそれ以前です。

ウラシマ・SUWAROみたいでした。天神で降りて北口の改札口を通る前に
トイレに行きました。以前は男子と女子は並んであったと記憶しています。
それで女子の横に行きましたが男子のトイレはありません。あわてて探しました。

そんな時代遅れのわたしが今回見たびっくりです。

電車は座席が横並びで5,6人掛けるロングシートでした。
「なんだか 見ているほうが はずかしい」と書かれ、化粧している女性が描かれた
ポスターが貼られていました。
その近くで若い女性が眉を描きはじめました。
もちろんわたしは目をそらしました。
そのあと口紅を塗りはじめました。もちろんわたしはまた目をそらしました。
これがびっくりの1です。

次の、次の駅で若者が3人乗ってきました。
座席に座ると同時にスマホ(多分)を取りだし、画面を動かしだしました。
電車を降りるまで3人は指の運動をしていました。
これがびっくりの2です。

わたしたちと同じ駅から乗った若い女性がいました。
乗ってすぐに眠りはじめました。
それから福岡に着くまで1時間弱爆睡でした。
すごく眠かったのでしょう。
終着駅で目が覚めるか心配しましたが、着くと目を覚まし、ケータイORスマホを扱いだしました。
これがびっくりの3です。

電車を降りて、バスに乗りました。
いくつかのバス停を過ぎて、一人の男性が乗ってきました。
乗るとすぐにビール缶を開けました。幸いドア近くの座席が空いたのでそこに掛けて、飲みはじめました。
まだ午前中です。缶は500mlです。
これがびっくりの4です。

時代遅れのびっくりフォー、ほう!、ほう!(笑)でした。

柿原崇志さんに恩賜賞

2015-06-22 | 人びと
きょう6月22日の夜7時のNHKニュースを見ていました。

「天皇・皇后両陛下が出席されて日本芸術院賞の授賞式が行われました。
日本芸術院賞には8人が選ばれ、特に優れた業績に贈られる恩賜賞は詩人の吉増剛造さん(76)と能楽の柿原崇志さん(74)の2人が受賞しました。」
と音声が流れました。

能楽、柿原さん、この二つでもしかしたら、と思いました。

それからネット検索です。

柿原さんのことをどこかに書いてないか、探しました。探しました。

高安流大鼓方 柿原崇志さん 生まれは福岡県大牟田市とありました。

やっぱり大牟田市出身でした。
お目にかかったことはありません。能楽のことは全然知りません。でも、うれしいです。

「柿原崇志さん、おめでとうございます!」

だれかに知ってもらいたいとブログに投稿しました。
明るいニュースです。明日の新聞は賑やかになるでしょう

suwaro-oyadoには 座敷わらしがいる?

2015-06-07 | 人びと
これは昨年の夏に起きたことです。

まずいつも使う茶筒から茶さじが消えました。

数日後には仏飯器(仏様に上げるご飯を盛る器、アルミ製)がなくなりました。

次には、バターナイフが見えなくなりました。

この家には40年以上住んでいます。こんなことは初めてです。

住み始めたころは猫額の前には田んぼがあり、夏にはホタルもいました。
家の中にイタチ(と思います)が来て天井裏や床の下を走り回ったこともあります。
ネズミを追いかけたのと思います。

田舎なんです。でも、まだ座敷わらしが住み着くように古い家とは思えないのですが、立て続けに三つも消えるともしかしたら座敷わらしがいるのかもと思います。

茶さじだけはいつもは使わない別の茶筒から出てきました。
バターナイフと仏飯器は今も出てきません。

座敷わらしがいれば会ってみたい気もします。^^

「御一人様」の記録また更新

2015-03-30 | 人びと


「御一人様」の記録更新

2012-03-09 | 人びと


スーパーは開店時間から多くの人で賑わっていました。

みなさんのお目当ては白砂糖(1キロ)が97円です。
ただし御一人様1ケ限り、の断わりがチラシに載っていました。
このスーパーの同じ砂糖の通常価格は168円です。

レジは混んでいました。
わたしの前に砂糖3袋と2,3の品物を持った女性がいました。
レジの女性が「砂糖は一人1ケです」
「あそこにいます」と指差す先にカートに乗った赤ちゃんと
年配の女性がいました。姑と子どものようです。こどもはまだ
1歳になっていないようでした。
それでも、レジの女性は苦笑いしながら通しました。

以前やはり白砂糖の特売日に5袋持って並んでいる女性を見ました。
この時もレジの女性が「一人1袋です」と言うと「あそこです」。
そこには母親らしい人と小学生と幼稚園児らしい子どもがいました。

その時も驚きましたが、今回は1歳未満も御一人様の記録更新にぎょぎょ
でした。

記録更新の日にはその後がありました。姑さんらしい人が砂糖をバックに
入れるところを見ると、バックにはすでに幾袋かの砂糖が入っていました。
またまた、ぎょぎょぎょでした。

もちろんわたしも白砂糖が目当てでしたので、一番にgetしました。( ^)o(^ )


これは上に日付もあるように2012年3月9日のわたしの投稿です。
この時の「御一人様は」1歳にもなっていないように見えました。

ところが、一昨日(2015・3・28)の朝日新聞の「いわせてもらお」では
「お一人様1個限り」に前の人の買い物かごには2個入っているが、おかしいと
思ってよく見ると若い母親が赤ちゃんを抱っこしていた、とありました。
1歳くらいから生後数か月に御一人様の記録更新です。

















































































































お知らせ

悲しい 老老介護

2015-03-19 | 人びと
3月17日夕方のNHK福岡のローカルニュースをご覧になりましたか。
「老老介護の末 妻を殺害して夫は自殺した」というニュースです。

痛ましくて涙が出ました。

見ていない方のためにニュースのあらましを書きます。

先月11日、福岡市の住宅で認知症だった78歳の妻の首を絞めて殺害、
翌日自殺した72歳の夫が殺人の疑いで送検されたというものです。

夫と妻の二人暮らしで、妻は認知症で足も不自由だったそうです。
夫は10年ほど前に介護ヘルパーの資格を取ってひとりで介護していた言います。

去年12月ごろいったん施設に入所させましたが、1月に引き取り介護を続けていたそうです。

遺書には「妻はきのう死んだ。本人も納得していた。自分も死ぬことになるので許してほしい」などと
書かれていた、と放送していました。

男性はすごくがんばったのですね。奥さんを愛していたのですね。60代になって介護ヘルパーの資格を取り
介護に励み、親身になって介護をしたのでしょう。

こんな話を聞くたびに何とかならないのだろうかと思います。
手助けしてくれる人や施設はないのでしょうかね。
介護は夫婦や親子だけの問題でしょうかね。

ご同役 ご苦労でござる

2015-02-21 | 人びと
スーパーにはよく行きます。
お使いです。メモを持たされて買い物をします。



お使いの経験がある人はよくお分かりでしょう。
メモの牛乳、ヤクルト、食パンは買いやすい品です。
もやしも値段を指定されれば買えます。

難解はカットの白菜です。どれを買ってもいいわけではないようです。
新鮮なものを選ばねばなりません。

きゅうりも困りました。子どものころはトゲがしっかりしているのが新鮮と
教えられました。
ビニールに入っているとそれが分かりません。

メモのクノールスープも何種類かあり、どれを買ってよいかわかりませんでした。

買い物に苦労します。
わたしがメモを見ながら買い物をしていると、同じようにメモを片手に買い物を
している男性をよく見かけます。

どの棚にあるかあっち行き、こっち行きしています。

そんなとき、「ご同役 ご苦労でござる」と口の中でつぶやきます。

嘆きの無人販売

2015-02-08 | 人びと
わたしの散歩道に無人販売(所とまでは言いにくいところです)があります。
写真のようにときどき1~2種の袋詰めの野菜が5~10個置いてあります。



みかんの先に見える竹筒にお金を入れるようになっています。料金は1袋100円です。

散歩の途中でこの無人販売の主に会いました。
「今日は置いた野菜の半分の代金も入っていませんでした。黙って持って行く人があります」

畑まで行って野菜を採り、きれいにして出しても手間賃にもならない。みかんは知り合いが出してくれている。そんな嘆きを
聞きました。

話を聞いてから数日、今日の寒い日に大ねぎとみかんが出ていました。

高齢者のわずかの現金収入です。ドロボーするのはやめてほしいです。


97歳で車の免許更新

2015-01-23 | 人びと
車の免許更新をしました。自動車学校で高齢者講習を受け、そのあと免許更新の手続きに行きました。

免許更新の手続きに連れて行ってくれた指導員さんから聞いた話です。

わが校で講習を受けて免許更新された最高齢は97歳の男性です。
足腰はしっかりしていて立ち姿も歩き方も97歳とは思えませんでした。
別れるときには「次に来るときは100歳です」と言われていました。
3年後も更新されるようです。

わたしは驚いて、この話をかあちゃんにしました。翌日かあちゃんは市内の日帰り温泉に行きました。

そこで浴客からこんな話を聞いたそうです。もしかしたらわたしが聞いた人と同じ人かもしれません。

その人は98歳で仕事をしているそうです。(仕事の内容は書かないことにします)
そこに働いている人が「あと5年は仕事を続けてください」というと、「5年ね」と笑っていられる、と話していたそうです。

すごい人がいるものですね。

もう一人すごい人のことを聞きました。

指導員さんの話です。
「わたしが指導して免許を取られた最高齢は76歳でした」

免許を返上している年齢になって新たに免許を取得されるとはこちらもすごいことです。
車の免許がぜったい必要だったのでしょう。若葉マークともみじマークをいっしょに付けるのも勇気がいるものでしょう。

このお二人には頭が下がります。