座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

御祈祷について

2018年05月19日 | 御祈祷・授与品

県内では明け方にさーっと雨が降った所もあるようですが、座間は地面が乾いていたのでどうも降らなかったようです。

午前は風もなく薄曇りでしたが少し蒸し暑く感じられました。

お宮参りや厄除け、自動車のお祓いなど午前から午後にかけて受付がありご奉仕しております。

特に午後になると自動車のお祓いが増えてきました。

御祈祷の受付は毎日午前9時より午後4時半まで行っており、予約は特に行う必要がありませんのでご自身のご都合にあわせてご来社いただけます。

住所や祈祷者名などご記入ののち準備が出来次第御案内となり、社殿ではお祓いや祈祷内容などを読み上げる祝詞奏上、玉串をお供えしてのお参りなどを行います。

自動車のお祓いは社殿での御祈祷の他に境内にお停めいただいた自動車のお祓いも行います。

お祓いの詞を奏上したのち自動車の前部、そして時計回りの左側面、後部、右側面、自動車全体をお祓い致します。

運転席などドアを開けてハンドルやシートもお祓いを致します。

後部座席の中もお祓い致します。

ドアを閉めた後側面をタイヤの足元までお祓い致します。

 雨の場合でも神社参集殿前の屋根がある場所に自動車を停めていただくので晴天の時と同じようにお祓いを致します。

自動車のお祓いは、新しくご購入されたものだけでなく愛着があり長年利用されているものなど様々です。

受付の際に自動車の状況などをお聞き致しますのでお知らせ下さい。

交通規則を守ることはもとよりお祓いを受けて交通安全を心掛ける事こそ毎日気持ち良く利用する一助となると思われます。

ご来社をお待ち申し上げております。


御祈祷って?

2018年04月02日 | 御祈祷・授与品

昨日は大安日曜日。

お宮参りや新車のお祓いなど多くの御祈願がありました。

初宮詣や七五三など人生儀礼の御祈祷や車を購入された時のお祓いなどは事前にお問い合わせいただいたり日程を決めて来られる方がほとんどですが、一方他の御祈願に対してはお正月など毎年されている方以外は通常お参りした際に厄除表をご覧になったり神職などと話しをした際にされる人の方が多いかもしれません。

境内には厄年表が掲示してあります。

お参りに際に厄年表を見てご自身やご家族の方が厄年にあたっているのを知って、そう言えばこの頃良く無い事が続いていて心配になったりしてから御祈祷をしようかどうしようかと迷う事もあるかと思います。

又、もし御祈願をするとしたら御祈祷ってどんなことをするのか、費用がどの位かかるのかなど分からないことも多いはず。

御祈祷をするかしないかまだ決めていない段階では、神社の人に直接聞くのもちょっと恥ずかしいという方には当社ではこのようなものを境内に掲示してあります。

御祈祷とは? 御祈祷の種類、御祈祷の流れなどが書いてある立て看板が境内と参道の2か所にあります。

これらをご覧になってからご検討いたいても良いかと思います。一般の御祈祷は5,000円からとなっています。

この他分からないがありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。


お宮参り

2018年03月26日 | 御祈祷・授与品

今日は大安。朝から暖かな陽射しが降り注いでいます。

地鎮祭などの外の御祭も暖かくてとても気持ち良くご奉仕が出来ました。又、生まれたお子さんの誕生を祝うと共に神様に御奉告するお宮参りもご奉仕させていただきました。

お宮参りを行う目安は男の子なら生後31日頃、女の子なら33日頃ですが、地方によってその日にちは様々です。

今はご家族のご都合にあわせて執り行うのが一般的となっているようです。

この頃になると平成30年生まれのお子さんが多くなってきていますが、平成29年生まれのお子さんもまだまだみえられます。

お子さんが無事生まれた事のご奉告と感謝申し上げると共に今後のご加護を祈念してお参りをする気持ちが重要です。

境内の桜も見頃を迎え、桜や御社殿を背景にお写真を撮られる方が殆ど。今週は天気も良く暖かい日差しと枝垂れや山桜、ソメイヨシノと様々な桜が次々と咲いています。

この時期はお宮参りにとっても最高の時期と言えますね!


漢字の旧字・異体字

2018年01月20日 | 御祈祷・授与品

この御正月は厄年の厄除祈願をはじめ一年で最も多くの御祈祷を受け付ける時期ですが、お名前の確認には特に気を付けています。

お名前は祝詞で読み上げをするほか、御祈祷後にお渡しする御神札にも墨書でお入れしています。 「季」と「李」のような似た字にも注意が必要ですが、時々分からなくなるのが旧字・異体字の類です。

上の表は受付で使っているものの一部ですが、「斉藤」や「渡辺」などは本当はもっと数十という表記の種類があるようですね。

漢字は面白いもので、線や点が一本はいるだけで意味まで変わる字がざらにあります。 中には“どの書き方でも良いよ”と言ってこだわらない方もいますが、やはり人のお名前は間違えたくありません。

もう三が日の様に受付が込み合う事はなさそうですが、取り違いの無いよう進めて参りたいと思います。


年末の御札配り開始

2017年12月21日 | 御祈祷・授与品

例年より少し早くありますが、今日から年末の氏子地域への『御札配り』が始まりました。

御札配りでは神職がそれぞれのご自宅へ出向いて、神棚の御札(神宮大麻と鈴鹿大麻)を頒布致します。 神社によっては“氏子地域の家はマンションを含め全部お声がけする”という所もありますが、当神社では事前にご希望の連絡のあった氏子会の方のお宅のみお伺いしていますので、それほど離れた所へお伺いする訳ではありません。

中には“年末年始にお詣りに行くのだから御札配りはいいよ”とおっしゃる方もいますが、神職が直接お渡しする事を喜んで下さる方、また御身体の調子が思わしくなく混雑する境内に足を運びにくい方などもおられますので、今もこの形式で御札配りを続けております。


かまじめ

2017年12月19日 | 御祈祷・授与品

年の瀬が近づくと、社務所では『かまじめ』の頒布が始まります。

かまじめとは新年のための御札一組で、下の写真の御札に平成30年の暦を付けて一揃いとなります。 元々は“御正月にかまどにしめ縄を張って休ませる”事を指す言葉だったようですが、いつしかその時期に受ける御札一組をかまじめと呼ぶようになったと言います。

並んでいるのは左から順に「神宮大麻」「鈴鹿大麻」「荒神様」「年神様」「晦日祓」「紙垂」です。

①神宮大麻 …伊勢の神宮の御札で、国の守り神様として神棚にお祀りするべき御札です。

②鈴鹿大麻 …この鈴鹿明神社の御札で、地域の守り神様として主に氏子の方の神棚にお祀りする御札です。ちなみに“大麻(たいま)”とは神社の御札を表す昔からの呼び名です。

③荒神様 …火の神様の御札で、火難除けのために神棚或いは台所でお祭りする御札です。

④年神様 …「年」は「稔」、新年の実りを表す神様で、神棚にお祀りする御札です。

⑤晦日祓 …神主が用いるお祓いの道具、“祓串”を小さくしたもので、ご家族の皆様をお祓いする時に使っていただく神具です。

⑥紙垂 …神棚のしめ縄に付けていただくための4枚1組の新しい紙垂です。

 

看板等出しているわけではないのですが、かまじめはもう社務所窓口にてお頒けしています。 ご希望の方はお気軽にお尋ねください。


神前結婚式斎行

2017年06月25日 | 御祈祷・授与品

昨日、今日とこの鈴鹿明神社では神前結婚式のご奉仕がございました。

昨日は眩しいくらいの晴天に恵まれ、今日も午前中は雨空でしたが参進の時間には不思議と明るくなり、滞りなく御祝のお祭りを終える事が出来ました。

三々九度の“誓盃の儀”

よく六月の結婚式は“ジューンブライド”と呼ばれますね。

英語の六月“June”がローマ神話の結婚を司る神“ジュノー”に由来するため、縁起が良い月というのがその理由です。

ローマの神様は日本ではあまり馴染みのない神様のはずですが、このように知られているのは八百万の神様を信仰する日本人らしいこと、とも言えるかもしれません。

 

その六月もあと一週間を切りました。 月末の神事「夏越大祓」が終われば、夏本番も目の前です。


人形のお祓い

2017年06月08日 | 御祈祷・授与品

季節の変わり目になるとしばしば神社に御人形を納める事はできないか、とご相談を受ける事があります。

古い御札・御守は社務所前に設置した古札納所に入れていただいて大丈夫ですが、御人形も窓口で御焚上料をお納めいただいた上でお預かりをしています。

御人形等は御札・御守とは分けてお祓いをしています。 お祓いにお立ち会いする事もできますが、神職の予定によってすぐその場でお祓いができない場合もありますので、立会いご希望の方は事前にお問い合わせいただければと思います。

お預かりできるのは窓口が開いている朝9時から夕方4時半の間ですが、ガラスや金属製のケース類、仏具の類などお預かりできないものもありますのでその点ご留意ください。


粽(ちまき)到着

2017年05月17日 | 御祈祷・授与品

毎年6月30日には境内で“夏越大祓式”が執り行われます。

12月の年越大祓式と合わせてそれぞれ半年分の罪穢れを祓い清めるという神事なのですが、この夏越大祓に参列された方にお渡ししている授与品がこの粽です。

これはチガヤという植物の葉を束ねて作ったもので、疫病除けの御守りとして玄関にお祀りして使っていただきます。 食べ物の“ちまき”と見た目も似ていますが、この粽の中身は空洞になっています。

写真の様に京都から送っていただいた粽と符を結わいて、当日に備えています。 もう夏のお祭りもすぐそこですね。


勧学祭(かんがくさい)・ランドセルお祓い式のお知らせ

2017年03月20日 | 御祈祷・授与品

もう間もなくで3月となり、卒業、卒園式を終えられた方も多いかと存じます。また、来年度から新一年生、また、幼稚園となりランドセル、通園バックを購入され小学校、幼稚園に通う準備も万端の方も多くいらっしゃるでしょう。

当社では参拝者からの御依頼があり、新一年生、新幼稚園生の勧学祭(かんがくさい)・ランドセルお祓い式を行っております。

人生の節目である小学生、幼稚園への進学。大神様に小学生、幼稚園に進学するご奉告と6年間、幼稚園での生活が無事に楽しく小学校生活が過ごせます様お祈りし、ランドセルをお祓い致します。御予約等は要りませんので9時~16時半までに神社へ直接ご来社下さい。

【対     象】 平成29年4月に小学校・幼稚園へご入学されるお子様

【当日の準備】 ランドセルを背負ってお越し下さい。

【初   穂   料】 お子様一人につき3000円お納め下さい。

【授   与   品】 御守と小学生低学年用鉛筆等(神社の名前入り)

この時期の境内の様子もお楽しみください


初宮詣

2017年03月07日 | 御祈祷・授与品

お日柄もよく、御祈願を受けに来社される方が多くいらっしゃるように感じられます。

その中でも初宮詣の方も多くいらっしゃいました。男の子は31日頃、女の子は33日頃に初宮詣、お宮参りが御座います。赤ちゃんが無事に誕生したことの感謝と今後の御加護を祈って氏神様にお参りをします。また、初宮詣には赤ちゃんを氏子として認めていただく意味もあります。

当社では初宮詣の御祈祷をうけられた方に授与品として、初宮詣証・御守・お食い初めのセットをお分けしております。

御守

初宮詣証

お食い初めのセット

お食い初めは、生後120日頃に食膳を用意して赤ちゃんに食事を食べさせるまねをします。こちらは、一生幸福に育ち、食べるものにも困らないようにという意味が御座います。

御祈祷に関しましては、午前9時から午後4時30分迄でしたらいつでも受け賜わっておりますので、この間でしたらいつでもお越しいただいて結構で御座います。


熊手と破魔矢

2017年02月13日 | 御祈祷・授与品

年末年始に出されている代表的な授与品に『熊手』と『破魔矢』があります。

見た目の差は明らかですが、窓口で“両者の違いは何か”とご質問を受ける事も少なくありません。 どうしても同じ時期、同じ場所で頒布されるものですが、もちろん別々の意味・由来を持っています。

熊手は11月の酉の日に大鳥神社で行われる「酉の市」の授与品として有名で、お多福面や千両箱などで飾られています。 “福を掻きこむ”という意味で特に客商売や料理屋などで受けられる事が多いようです。

一方破魔矢は、江戸時代に男子の初正月の御祝品として「破魔弓・破魔矢」が贈られていた風習があり、それが形を変えて御正月の縁起物として広まったものです。 一般には“魔除け”の品として知られていますが、「破魔」には元々別の由来があったとする説もあります。

一言でいうと熊手が“良い事が多く来るように”、破魔矢が“悪い事が来ないように”との縁起物である、というのが現代の見方でしょうか。

共に御正月の授与品として知られていますが、ご希望の方は社務所にまだ少しありますので、お気軽にお尋ねください。


明日のご祈祷について

2016年11月26日 | 御祈祷・授与品

本日は、秋晴れの中、七五三詣を始めお宮参りなどお祝い事のご祈祷のご奉仕で境内が賑わいをみせました。

明日も日曜日ともあって、賑わいをみせそうです。

明日は14時より神前結婚式のご奉仕がございます。14時20分から15時00分まで本殿でのご祈祷が出来ませんので、昇殿参拝の皆様には少々お待ち頂きますことご理解のほどお願い致します。

当社では神前結婚式を随時受付致しております。式、着付、衣装、写真と全て神社にて行うことが出来ます。詳しくは神社046-256-1122までお問い合わせ下さい。

以前行いました神前結婚式の様子です。

神前結婚式は参集殿より参進し本殿へ向かいます。

本殿では修祓(しゅばつ)お祓いを行い、斎主一拝、献饌、祝詞奏上、神前神楽「浦安の舞」奉納、誓杯の儀、指輪交換の儀、誓詞奏上、玉串奉奠、撤饌、斎主一拝と続きお開きとなります。

 明日の天気も心配されますが、一生に一度の結婚式。お天気になりますようお祈りしながら明日を迎えたいと思います。


かまじめの準備はじまる

2016年11月21日 | 御祈祷・授与品

11月も半ばを過ぎて、神社ではそろそろ本格的に年末年始の準備をする時期になりました。

先頃から社務所では『かまじめ』の用意を始めているところです。

『かまじめ』とは元々“お正月に竃(かまど)にしめ縄を張って休ませる”事を言うようですが、この鈴鹿明神社では転じて年末年始に頒布する御札一揃えをそう呼んでいます。

内容は写真にある通りですが、左から

 ①神宮大麻(国の守り神様として)

 ②鈴鹿大麻(この地域の守り神様として)

 ③荒神大麻(竃、台所の火の神様)

 ④年神様(一年の実りを司る神様)

 ⑤晦日祓(お祓いをする道具として)

 ⑥紙垂(神棚のしめ縄につけるもの)

これに来年平成29年の暦をつけたものを社務所で頒布致します。

ご希望の方にはもうお出しする事ができますので、お気軽に社務所へお尋ねください。


鎮物の奉製

2016年11月09日 | 御祈祷・授与品

今神社は七五三の季節の只中ですが、だから他の御祈願をしない訳ではありません。

やはり土日大安の日は外に出向いての御祭の御約束も多く、社務所では地鎮祭等で使用する『鎮物』の準備が行われました。

奉製途中の鎮物。五色の切麻、南天の葉、金物の人形などがお供え物として入れられます

これから年末にかけて社務所で取り扱うこうしたお供え物、御神札、御守などはどんどん増えていくことになります。

手落ちが無いよう、忙しくても心掛けていなくてはなりません。