座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

かまじめの頒布

2018年12月10日 | 御祈祷・授与品

年末年始は神棚の御札を新しく取り替える時期でもあります。社務所では例年の通り『かまじめ』の準備を行いました。

「かまじめ」という言葉には“お正月の間かまどにしめ縄を張って休ませる”という意味があったそうですが、当神社ではそこから転じてかお正月用の御札の一揃いをかまじめと呼んでいます。

内容は上の写真にある通りですが、左から

①神宮大麻(伊勢の神宮の御札)、②鈴鹿大麻(この鈴鹿明神社の御札)、③幣串付荒神大麻(かまどの火神の御札)、④年神様(新年の実りを表す御札)、⑤晦日祓(ご家庭・ご家族をお祓いするための神具)、⑥紙垂(神棚のしめ縄用)

となります。

社務所窓口にて頒布しておりますので、ご希望の方はお気軽にお尋ねください。


御人形の御祓い

2018年11月25日 | 御祈祷・授与品

今日も七五三や初宮詣でなど御祈願で多くの方がご来社されました。

午前中はとても寒く感じましたが昼過ぎになると少し暖かさを感じるくらいまで気温が上がってきました。今週は最高気温が20度近くまで上がる予想でこの時期ではかなり高い気温となり、朝晩との気温の差で服選びが難しそうです。

年末近くになると大掃除など家の片付けを始めると雛人形などの御人形をお持ちになる方が増えてきます。

本日もお持ちになった方がいらっしゃいましたが、生憎神職が祈祷奉仕中という事もあり今回はお預かりとさせて頂きました。

午後にはお預かりした御人形のお祓いを致しました。

事前にお問い合わせいただければお祓いのお立ち会いも可能です。

祭詞を奏上致します。

お焚き上げの御札や御守などお納めの際には御賽銭程度をお願いしておりますが、御人形や神棚などのお祓いには費用がかかります。

御人形の量などによって変わってまいりますので、神社にお持ちの際は先ずは電話にてお問い合わせ下さい。

どうぞよろしくお願い致します。


御正月授与品の到着

2018年11月20日 | 御祈祷・授与品

普段も社頭では多くの種類の授与品を取り扱っていますが、当神社の御正月では更にこの時だけの授与品が加わります。所謂“縁起物”と呼ばれる、破魔矢・熊手・扇やその年の干支の置物・御守などです。

御札や御守と共に、それら御正月の授与品も徐々に神社へ入ってきました。

今日届いたのは「福扇」。末広がりに物事が栄えるよう願いの込められた縁起物です

ちょうど今日は「えびす講」の日にあたり、恵比寿様と縁のある神社等では熊手の頒布などが行われているようですね。段々年の瀬の雰囲気が感じられるようになってきました。

まだ11月中ではありますがあまりゆっくりはしていられません。見落としの無いよう準備を進めてまいりたいと思います。


平成31年厄年早見表

2018年11月17日 | 御祈祷・授与品

本日は大変素晴らしい天候にも恵まれ、早朝より七五三詣のお子様で境内が賑わいを見せました。

早いもので今年もあと約一ヶ月半となりました。我々神職も徐々にお正月の準備を始めております。お正月の準備に合わせ神社ホームページの「厄年早見表」「暗剣殺・八方塞」「安産戌の日」を平成31年度版に更新しなければなりません。

少し時期は早いかもしれませんが、ホームページ更新の前に来年の「厄年早見表」「暗剣殺・八方塞」をブログでアップ致します。

厄年とは?

人の一生には災厄に遭遇する多い年齢があり、これを厄年といい、障りのある言動を慎むものとされています。
厄の思想の起こりは、中国の陰陽道という天文、暦法、ト筮等に関する陰陽五行説に基づくと云われ、また一説には我が国の古い通過儀礼 の一つで、成年に達した者が神事に参加するとき不浄を避けて物忌斎戒して大切な役目を果たしたと言われ、その「役」が転じて「厄」の考え を生んだとも言われています。厄の思想は、平安時代には我が国に定着していました。

暗剣殺とは?

本業以外のことで悪いことが起こりがちで、他動的・他発的に他からの作用・影響による破壊の災害を受けやすい厄の一種です。

八方塞とは?

自分の生まれた星が真ん中(中宮)にあたるため、周りを囲まれた状態で、出口が無くじっと我慢の年。精神的ストレスに注意する厄の一種です。


年末御札頒布の準備

2018年11月05日 | 御祈祷・授与品

今日も時々雨が降ったりと変わりやすい天気となりました。

11月になると平日でも沢山の七五三で境内が賑わいます。しかし、あと1か月半位で新しい年を迎えます。

七五三という忙しい時期ではありますが、新年を迎える準備も少しずつ始めています。

今日は年末頒布する釜〆(かまじめ)と言われる御札一式と一緒にお渡しする晦日祓です。

御札一式には神宮大麻、当社の御札、荒神様、年神様に晦日祓いと紙垂が入ります。

晦日祓は祓い串で、新年を迎えるために綺麗にした神棚に御札を納める時や新年に神棚にお詣りする時などお祓いするために用いるものです。

12月中旬には頒布をはじめます。

準備する数が多いため毎日少しずつ奉製しています。

これらの準備が終わると平成最後のお正月が来ます。


=七五三=

2018年10月27日 | 御祈祷・授与品

朝のうちは雨が強く降ったり止んだりと落ち着きのない空模様でしたが、お昼前には青空が澄渡る気持ちの良い陽気となりました。

十月に入ってから七五三のお祝いを迎えられたご家族様で境内が賑わいはじめきました。

この七五三とは男児は三歳と五歳・女児は三歳と七歳の十一月十五日に晴れ着をまとって氏神さまにお参りし無事成長を感謝し祈願する事です。

古来、男女ともに三歳になるとそれまで剃っていた髪たくわえ始める『髪置(かみおき)』、五歳の男児では初めて袴を着用する『袴着(はかまぎ)』、七歳の女児では着物の付紐を取り帯を着け始める『帯解(おびとき)』、お子様の健やかに成長するように願いを込めて儀式が行われておりました。

祝詞ではお子様が『若竹』の如くすくすくと成長しますよう奏上しております

ご祈祷の授与品には七五三の絵馬をお分かちしており境内には七五三専用の絵馬掛けをご用意しております。

社頭にて初穂料600円にて千歳飴もお分かちしております

※こちらは数に限りがございます

お子様の成長の無事を願う親の気持ちはいつの時代になっても変わる事が無いのが、伺えます。

ご祈祷は9時~16時30分でしたらご予約も不要で何時でも結構です。ご不明な点等ございましたら神社の方までお問い合わせ下さい。


年神様御札の奉製

2018年10月18日 | 御祈祷・授与品

10月も半ば、平日も休日も変わりなく七五三の御祈祷あり、この時期ならではの賑わいが境内にあります。

しかし、七五三と並行して年越大祓いの発送準備や年末にお配りする御札などの準備もしていきます。

今日は年末に頒布する御札を奉製しています。

年神様の御札を奉製しています。

年神様はお正月にお祀りする神様で、年神様の年は稲や穀物を意味しておりお米など穀物を司る神様で新しい年の始めに福を授けに来ると言われています。

お正月を迎えるに当たり家の外に松を飾ったり注連縄を付けたりお供えとして鏡餅を用意するのは全て年神様をお迎えするための準備なのです。

年神様がお正月になると山から下りてきて各ご家庭にやってきます。もとにお帰りになるのは地域によって異なるようですが松の内と言われている7日の朝、又は小正月と言われている15日とざまざまです。

15日前後にどんと祭という呼び名でお正月の締め飾りなど焚き上げる神事も年神様と関係があるのです。


七五三 絵馬

2018年10月08日 | 御祈祷・授与品

晴れ間は無いものの、暑くもなく寒くもなく過ごしやすい一日になりそうです。

連休最終日、初宮詣を始め七五三詣お祝いのお子様で境内が賑わいました。

当社では七五三のご祈祷を受けられた方に授与品と一緒に七五三用の絵馬をお頒けしており、専用の絵馬掛けもございます。

裏面にお子様の願事を書けるようになっております

日本では古くから馬が神様の乗り物として神聖視され、御祈願やお祭りの際に神様の降臨を求めて馬を奉納されておりましたが、それが次第に簡略化され馬の形をした物に変わり、板に描いた馬へと変化し今の絵馬に繋がっているといわれております。

絵馬に願い事や感謝の気持ちを託しお掛けいただきます

雨の降らない日は外に、雨の降る日は室内に写真を撮れるよう縁台や写真を撮る場所をご用意しておりますので、御祈願にいらした際は是非こちらをご利用下さい。


明日の準備

2018年10月06日 | 御祈祷・授与品

明日は大安の日曜日。少し風が強くて気温も30度前後と暑くなるようですが天候は晴れ時々曇りとまずますです。

明日の午前中には結婚式も入っており、又地鎮祭などの予約もあって忙しくなりそうです。

その準備として玉串などを準備したり、境内の整地などを行っています。

結婚式用の玉串を準備しました。

明日は初宮や七五三の着付けや写真の予約もは入っていて、結婚式を挟んで少し混雑しそうです。

結婚式は午前11時から。御祈祷はひとまず10時半頃までです。結婚式が終わり次第御祈祷を執り行います。

結婚式の間、御祈祷の方には暫くお待ちいただく事になります。何卒ご理解下さいますようお願い申し上げます。

夕方に砂利曳を行いました。

この後の連休は比較的天気も良いそうなので運動会やお祭りなど秋の催しも多いかと思われます。

今日運動会だったところは振替として火曜日もお休みところもあるかもしれません。秋晴れが続くと良いですね。


雨の日でも。

2018年09月29日 | 御祈祷・授与品

今日は朝から強弱を繰り返しながら雨が降り続いています。

明日は午後になると台風の影響が出始めて雨風共に強くなってくる予報です。

七五三や初宮詣は雨で衣装が汚れたりするので雨の日の御祈祷は躊躇しがちですが、当社では雨に濡れない形での御祈祷が出来ます。

お着物で来られた方は参集殿入口までお車を進めていただき、屋根のある場所で降りていただくと着物などが汚れなくてすみます。

ご家族を下していただきましたら申し訳ありませんがお車は駐車場にお停め下さい。

受付の後、控室から御本殿までは回廊を通って行きますので雨の心配はありません。

控室で御待ちの間は控室入口に写真スペースがございますので集合写真などお撮りいただけます。。

七五三専用の写真撮影場所もご用意しております。御祈祷が終わりましたらこちらでお撮り下さい。

当社には写真室や着付けなどを行う美容室もございますのでご利用下さい。

今回の台風以外にも今日新しく台風が発生しました。被害が無い事を祈るのみですが、予定をしている日が雨模様になってしまう場合もございます。

雨が降っていなければ境内での撮影も出来るのですが、雨が降ってしまった時でも撮影が出来る場所を室内に用意してお待ちしておりますのでどうぞお使い下さい。


安産戌の日

2018年09月27日 | 御祈祷・授与品

今日も、朝から雨が降り続いており本格的に寒さを感じた一日となりました。

今日は戌の日であり、安産祈願を受けるのに縁起の良い日とされています。この戌の日というのは暦の上で十二支の戌にあたる日であり、犬は一度に多くの子供を産み安産ということから、それにあやかりたいと願ったことが由縁となっています。

子供を授かると母親には心身不安定な状態が続く日々が続くかと思いますが、安定期になってくると母親の気持ちも徐々に落ち着き出産の準備であったり、心の余裕も出てくるのではないでしょうか。そのような中懐妊5ヵ月を過ぎた頃に子宝に恵まれた事に感謝をし、胎児の健やかな成長と安産を御祈念することを安産祈願といいます。

これから当社で安産祈願を考えている方で、腹帯をお持ちの方いらっしゃいましたら是非御持参下さい。御祈願の際に、御守り・御札と共に御神前にお供えさせて頂き、御祓いを致します。

安産御守り・腹帯

本日安産祈願を迎えられました皆様の御多幸と御健勝、また安産が無事に御成就なさいますことを心より御祈念申し上げます。


神棚のお焚き上げ

2018年09月26日 | 御祈祷・授与品

今日も朝から霧雨が降り、気温も20度以下と非常に肌寒く感じました。

先日ご連絡をいただいていた神棚のお焚き上げを依頼された方が本日持参されました。

神棚をお預かりしてお祓いを致しますが、依頼主様のお立ち会いのもとでお祓いも出来ます。

本日の方は立ち会いをされないとの事でしたので立会いなしでの清祓いとなりました。

清祓いの時間はだいたい5~10分程ですが、土日祝日など御祈祷を奉仕している場合はお待ちいただく事もありますのでお立ち会いをご希望の方は事前にご連絡下さい。

お焚き上げについては、お焚き上げ料をいただいております。金額などについても一度ご連絡下さいませ。


七五三絵馬

2018年09月25日 | 御祈祷・授与品

今日は午前中から雨が降り始め、午後には叩きつけるような強い雨に雷鳴も轟く荒れた天気になってしまいました。

本日は大安という事もあり午前中から七五三の御祈祷を奉仕致しました。

今月末も土日で来月、再来月が七五三のピークとなります。

その七五三の御祈祷にはお子様に合わせた小さな絵馬を授与いたします。

お子様に夢や希望を書いてもらいます。

これからの御祈祷に備えてひとつひとつ紐を結んでいます。

神社とお子様、ご両親とお子様、神社とご両親との絆を結ぶ赤い紐。入り紐の心ひとつにしてお子様の成長を祈念して結んでゆきます。

御祈祷の受付を行った際に絵馬をお渡し致しますので準備をさせていただいている間にお願い事を記入下さい。

終えた後には境内にある七五三専用の絵馬掛けにお子様自らが下げていただきます。

本日のような天候の日は神社にてお預かりして天気の良い日に下げさせていただきます。


お人形のお祓い

2018年06月20日 | 御祈祷・授与品

今日は朝から雨が降り時折雨脚が強まることもあり、九州や中国、四国地方では記録的な大雨となっているところもあるようです。

本日の日柄が大安という事もあって外の御祭も御社殿での御祈祷も多数ございました。

以前もお話しさせていただきましたが、当社では古くなった神棚や飾れなくなった人形をお預かりしております。

お預かりの際にはお祓いを致しますが、お祓いのお立ち会いも出来ます。

清祓祭詞を奏上致します。

古い御札や御守は所定に納める場所がございますが、古い神棚や飾れなくなったお人形は御祓い料をいただいてお預かりしております。

雛人形や五月人形など段飾りについては、お人形や兜のみお預かりしております。又、ガラスケースなどに入ったお人形はガラスケースを取り除いたお人形のみをお預かりする形となります。

永年お子様が使われていたぬいぐるみなども同様の扱いとさせて頂いております。

お祓い料につきましては当社へお尋ね下さい。


年祭について

2018年05月26日 | 御祈祷・授与品

『年祭(ねんさい)』というのをご存知でしょうか?

神式で行う葬儀を神葬祭(しんそうさい)と言いますが、それから年月が経ち、御霊の安らかである事とお祀りする家族の無事平穏を祈るお祭りが年祭です。

毎年行うのが一番丁寧なやり方かと思いますが、一般的には『一年祭』『三年祭』など区切りの良い年の命日、或いは命日より少し前の日に行われます。

仏教でいう『〇回忌』にあたるものだというと分かりやすいかもしれません。

こういったお祭りは以前は自宅で、地域によっては墓前で行われるものであったようですが、現在は神社や斎場などで斎行する場合も多くあります。

当神社でも人数に応じて部屋を用意し、年祭を行っています。 お問い合わせはお電話でも直接神職へお聞きいただいても大丈夫です。 お気軽にお尋ねください。