今日もすっきりとしない天候とはなりましたが、暑くなる事無く過ごしやすい一日でした。
さて、神社にお参りする際に鳥居や本殿に注連縄に垂らしてある特殊な形をした紙を見た事があるかと思います。
紙垂(しで)といいます。この紙垂について調べてみると、
゛幣帛の一種で、榊の枝や串などに垂らす紙片や布など。また注連縄につけたものもこう呼ぶ。゛
とあります。
玉串・御幣につけた場合は祓具として、注連縄に垂らして神域・祭場に用いた場合は聖域を表わすものになります。
玉串の紙垂
大麻の紙垂
境内の注連縄に関しては、1・15日の月次祭の前に全て、また汚れた際につけ変えます。それ以外にも大麻や玉串にも紙垂を用いますので年間通して結構な数が必要となりますが、神職や巫女の手でひとつづつ奉製しております。