衣食住の3つの生活条件の中でも「住」に関するお祭りは、古代から厳粛なものとして今日に至っています。地鎮祭は「とこしずめのまつり」や「じまつり」とも呼ばれています。
工事を始めるにあたって、氏神様とその土地の神様をお招きし、土地の安定と工事の安全を願うお祭りです。
地鎮祭の様子 |
地鎮祭式次第
一、修祓(しゅばつ)
神饌、玉串、参列者をお祓いいたします。
一、降神の儀(こうしんのぎ)
神様をお迎えいたします。
一、献饌(けんせん)
神様のお食事をお供えいたします。
一、祝詞奏上(のりとそうじょう)
神様に工事の奉告ならびに工事の安全を祈願いたします。
一、四方祓の儀(しほうばらえのぎ)
土地、地縄の四隅をお祓いいたします。
一、地鎮の儀(じちんのぎ)
一、地鎮の儀(じちんのぎ)
土地に鎌・鍬・鋤を入れます。
刈初の儀(かりそめのぎ) 鎌
穿初の儀(うがちぞめのぎ) 鍬
鋤入れの儀(すきいれのぎ) 鋤
一、鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
土地の神様へのお供え物を土の中にお埋めいたします。
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串をお供えし拝礼します。
一、撤饌(てっせん)
お供えした神饌をお下げします。
一、昇神の儀(しょうしんのぎ)
お迎えした神様をお送りいたします。
一、神酒拝戴(しんしゅはいたい)
参列した皆様で、お下げした神饌(御神酒)を戴きます。
地鎮祭について、ご質問がございましたら、神社046-256-1122までお問い合わせ下さい。