座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

鞴祭(ふいごさい)

2013年11月08日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日夕刻より、小田急電鉄様ご依頼により鞴祭を斎行致しました。

『鞴(ふいご)』とは金属を精製するときに使う送風機のことで、旧暦11月8日に生業で鞴を使う人達が『鞴祭』を行う、という習わしが昔からあったようです。

今の工場では勿論もっと現代的な機械があるのでしょうが、名称は昔ながらの鞴祭で、火への感謝とこれからの安全を祈願する祭典を行いました。こちらの工場では恒例の祭典で、今年で51周年を迎えるとのことです。

祭壇の横に置かれた『箱ふいご』

係の方のお力添えで準備完了し、斎行されます

修祓

祝詞奏上

神職・各代表による玉串奉奠

日中は暖かな晴天になりましたが、鞴祭は歳時記で言うところの冬の季語だそうですね。

空気も乾燥し始め寒い時期になります。皆様お身体ご自愛いただいてお過ごし下さい。


小松原稲荷神社 秋祭礼斎行

2013年10月14日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日10:00より、座間市小松原鎮座の小松原稲荷神社にて、秋祭りが斎行されました。

こちらはご縁があって、ここ数年当社の神主がご奉仕させていただいております。この季節、秋雨に見舞われることの多いお祭りなのですが、今年は巡り合わせで気持ちの良い晴天の下お祭りをご奉仕することができました!

前日より小松原氏子会・奉賛会の皆様の手でお祭りの準備がされていました

神事は滞りなく終了し、晴天のおかげで子供神輿・山車も予定通り出発できたようです。

小松原の皆様、本日は誠におめでとうございます!


地鎮祭奉仕

2013年09月18日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日はお宮参りを始め、七五三、交通安全などの御祈願のご奉仕がございました。また、外のお祭りでは、先般の台風により延期になっておりました地鎮祭を奉仕させて戴きました。

地鎮祭は、工事を始める前にその土地の神様に、工事の安全と変わらぬ守護を願うお祭りです。とは言いましても一生のうちに1度ないし2度あるかと言うお祭りかもしれません。これから、地鎮祭を行う方に地鎮祭の式次第についてお話し致します。

本日の地鎮祭舗設の様子

当日は、地鎮祭開始の約30分前に現地に到着し、祭壇を舗説致します。(忌竹、祭壇、神饌、盛砂など)その後、お施主さん、施工(設計)会社の皆さんがお揃いになられましたら式を開始致します。
式の次第は下記の通りです。
 
一、修祓(しゅばつ)
    神饌、玉串、参列者をお祓いいたします。
一、降神の儀(こうしんのぎ)
    神様をお迎えいたします。
 一、献饌(けんせん)
    神様のお食事をお供えいたします。
一、祝詞奏上(のりとそうじょう)
    神様に工事の奉告ならびに工事の安全を祈願いたします。
一、四方祓の儀(しほうばらえのぎ)
    土地、地縄の四隅をお祓いいたします。
一、地鎮の儀(じちんのぎ)
    土地に鎌・鍬・鋤を入れます。
      刈初の儀(かりそめのぎ) 鎌・・・・・・設計者
      穿初の儀(うがちぞめのぎ) 鍬・・・・・お施主さん
      鋤入れの儀(すきいれのぎ) 鋤・・・・・施工会社
一、鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
    土地の神様へのお供え物を土の中にお埋めいたします。
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
    玉串をお供えし拝礼します。
一、撤饌(てっせん)
     お供えした神饌をお下げします。
一、昇神の儀(しょうしんのぎ)
    お迎えした神様をお送りいたします。
一、神酒拝戴(しんしゅはいたい)
    参列した皆様で、お下げした神饌(御神酒)を戴きます。
地鎮祭の冊子をお施主様にお渡しさせて戴いております。
 
地鎮祭は、開始から約30分のお祭りとなります。日程等が決まりましたらお早めに神社へご相談下さい。

神棚入魂・開所奉告祭

2013年08月19日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

今日も大変暑い一日の始まりとなりました。本日、以前地鎮祭を斎行し、今回、当社禰宜が所属しております、座間青年会議所のOBで歴代理事長をお勤めになられました、濱野真一様の『濱野真一税理士事務所』が完成し、神棚入魂・開所奉告祭のご奉仕を禰宜、権禰宜の2名で奉仕して参りました。

日頃より、崇敬の念厚く、節分祭を始め当社を崇敬頂いております。日頃は地域に根ざした税理士事務所ということで、現在、福島県須賀川復興支援座間あかまつ会会長を始め多くの仕事以外でも多くの役職にお付きになられております。

神社としても地域に根ざした活動をと見習うところが多く、大変様々な事を教えて頂いております。

これより先も大神様のご加護を頂きまして、濱野真一税理士事務所の更なるご隆昌と社員、ご家族皆様方のご健康ご多幸をお祈り申し上げ致します。本日は誠におめでとうございました!


牛頭観音碑の御祓い

2013年05月02日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

家を建てる道路を敷くとなれば、木を切ったり池を埋めたりするのは人の営みとして避けられない事です。

しかし古い物、人の手になる物を壊すのは誰しも気の進まないもので、古木の伐採のお祓い・家の取り壊しのお祓いと、神主が呼ばれて祭典を行うこともままあります。

今日はいささか珍しい事例ではありますが、『牛頭観音』の碑のお祓いをすることになりました。

お祓いを終えた碑

『牛頭観世音』と文字が彫られているのが見えます。これはいわば牛の慰霊碑に当たるもので、聞けばこの付近は以前牧場だったそうです。“昭和29年”と建立年があり、歴史を感じさせます。

これと似たもので「馬頭観音」という石碑をしばしば見かけます。「馬頭観音」は特に江戸時代に広く信仰された仏様で、強い魔除けの御利益があるといいます。馬の守護神とも考えられ、馬が死んだ場所にこの石碑が建てられるようになりました。

実は「牛頭観音」という仏様はいないようなのですが、この「馬頭観音」にあやかって牛の為に建てられるようになったと言われています。


鞴(ふいご)祭奉仕

2012年11月12日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日、当社に神輿を御奉納頂きました、小田急電鉄相模大野工場で鞴祭のご奉仕がございました。毎年、この時期に大野工場内でご奉仕させて頂いております。

~鞴祭~祭典の様子

この鞴とは、昔の金属の精鉄や加工に欠かすことの出来ない火を起こすための道具のことで、旧暦の11月8日に神社へ赴き、鞴祭を行っていたとされています。現在では、神職が出向いて、工場全体、機械を祓い清めます。

国民の皆様の重要な交通機関として、小田急電鉄で運行する車両の整備を行っている工場です。我々神職もこの様な工場でご奉仕できることを嬉しく思います。

本日は工場が出来て50周年という記念すべき年となり、記念植樹も行いました。5年周期で植樹を行っています。この木が成長するように、これから先も小田急電鉄相模大野工場が大きくなり、皆さんの安全を運んでくれますことご祈念申し上げ致します。50周年誠におめでとうございます。

今回の50周年記念植樹

5年毎の記念植樹


また、本殿に於きましては初宮詣、七五三詣をはじめ、病気平癒、交通安全祈願のご奉仕、また外のお祭りで地鎮祭のご奉仕がございました。


地鎮祭について

地鎮祭は、工事を始める前にその土地の神様に、工事の安全と変わらぬ守護を願うお祭りです。とは言いましても一生のうちに1度ないし2度あるかと言うお祭りかもしれません。これから、地鎮祭を行う方に地鎮祭の式次第についてお話し致します。

当日は、地鎮祭開始の約30分前に現地に到着し、祭壇を舗説致します。(忌竹、祭壇、神饌、盛砂など)その後、お施主さん、施工(設計)会社の皆さんがお揃いになられましたら式を開始致します。
式の次第は下記の通りです。
 
一、修祓(しゅばつ)
    神饌、玉串、参列者をお祓いいたします。
一、降神の儀(こうしんのぎ)
    神様をお迎えいたします。
 一、献饌(けんせん)
    神様のお食事をお供えいたします。
一、祝詞奏上(のりとそうじょう)
    神様に工事の奉告ならびに工事の安全を祈願いたします。
一、四方祓の儀(しほうばらえのぎ)
    土地、地縄の四隅をお祓いいたします。
一、地鎮の儀(じちんのぎ)
    土地に鎌・鍬・鋤を入れます。
      刈初の儀(かりそめのぎ) 鎌・・・・・・設計者
      穿初の儀(うがちぞめのぎ) 鍬・・・・・お施主さん
      鋤入れの儀(すきいれのぎ) 鋤・・・・・施工会社
一、鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
    土地の神様へのお供え物を土の中にお埋めいたします。
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
    玉串をお供えし拝礼します。
一、撤饌(てっせん)
     お供えした神饌をお下げします。
一、昇神の儀(しょうしんのぎ)
    お迎えした神様をお送りいたします。
一、神酒拝戴(しんしゅはいたい)
    参列した皆様で、お下げした神饌(御神酒)を戴きます。
 
地鎮祭は、開始から約30分のお祭りとなります。日程等が決まりましたらお早めに神社へご相談下さい。

50日祭奉仕

2012年09月14日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日、50日祭のご奉仕がございました。なかなか50日祭と言ってもピンと来ないかもしれませんが、神道のお葬式を神葬祭と言います。その後、50日目に50日祭、その後埋葬祭を行います。一般的な神道に於ける葬儀の流れは下のようになります。

遷霊祭→通夜祭→葬場祭→発柩祭→火葬祭→帰家祭→10日祭(→20日祭→30日祭→40日祭)→50日祭→埋葬祭→100日祭→1年祭・・・・・と続いて参ります。

・遷霊祭とは、故人の御霊(みたま)を霊璽(れいじ)といわれる白木の「みしるし」にお遷しし、今後の家の守護神をなって、子孫の繁栄はもとより、親族の行く末に至るまで、見守って下さるようにと、執り行う儀式を総称して遷霊祭といいます。

・葬場祭とは、一般的には告別式にあたり、故人に対しての最後のお別れを申し上げる儀式となります。

・発柩祭とは、葬場祭が終わると葬送することを柩前に報告する儀式となります。

・火葬祭とは、火葬前に行われる儀式。

・帰家祭とは、火葬後葬儀が滞りなく終了したことを霊前に奉告する儀式。

・10日祭以降50日祭までは、亡くなった日から10日目毎に行われ、御霊を浄化(きよめ)て行く儀式。

・埋葬祭とは、墓地へ埋葬する為に行われる儀式で、その後1年祭、2年祭と続いていきます。

神道の葬儀は、古典(日本書紀)にイザナミの尊が神去りました時に記されており、日本民族固有の習わしによって執り行われていたことが示されています。


地鎮祭について

2012年08月22日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日は大安吉日と言うことで、地鎮祭のご奉仕がございました。本日は地鎮祭についてお話しさせて頂きます。

地鎮祭は、「とこしずめのまつり」ともいい、土木、建築工事を始める前にその土地の神様に、工事の安全と変わらぬ守護を願うお祭りです。とは言いましても一生のうちに1度ないし2度あるかと言うお祭りかもしれません。これから、地鎮祭を行う方に地鎮祭の式次第についてお話し致します。

当日は、地鎮祭開始の約30分前に現地に到着し、祭壇を舗説致します。(忌竹、祭壇、神饌、盛砂など)その後、お施主さん、施工(設計)会社の皆さんがお揃いになられましたら式を開始致します。
 
 
式の次第は下記の通りです。
 
一、修祓(しゅばつ)
    神饌、玉串、参列者をお祓いいたします。
一、降神の儀(こうしんのぎ)
    神様をお迎えいたします。
 一、献饌(けんせん)
    神様のお食事をお供えいたします。
一、祝詞奏上(のりとそうじょう)
    神様に工事開始の奉告ならびに工事の安全を祈願いたします。
一、四方祓の儀(しほうばらえのぎ)
    土地、地縄の四隅をお祓いいたします。神主とお施主様にお手伝いを頂いてお祓いします。
      ・神主 大麻(おおぬさ)にてお祓い
      ・お施主様 お米・お塩・切麻(きりぬさ)にてお祓い
      ・お施主様 御神酒にてお祓い
一、地鎮の儀(じちんのぎ)
    土地に鎌・鍬・鋤を入れます。
      刈初の儀(かりそめのぎ) 鎌・・・・・・設計者
      穿初の儀(うがちぞめのぎ) 鍬・・・・・お施主さん
      鋤入れの儀(すきいれのぎ) 鋤・・・・・施工会社
左から鍬(お施主さん)、鋤(施工業者)、鎌(設計会社)
一、鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
    土地の神様へのお供え物を土の中にお埋めいたします。
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
    玉串をお供えし拝礼します。
一、撤饌(てっせん)
     お供えした神饌をお下げします。
一、昇神の儀(しょうしんのぎ)
    お迎えした神様をお送りいたします。
一、神酒拝戴(しんしゅはいたい)
    参列した皆様で、お下げした神饌(御神酒)を戴きます。
 
地鎮祭後は、上棟祭(柱が立ち、棟木をあげる際に行われるお祭り)、竣工祭・入居清祓い(建物が完成し、入居するにあたり行うお祭り)と進みますが、現在は行うお施主さんも少なくなっております。
 
地鎮祭でお迎えする神様 氏神様・産土大神『うじがみさま・うぶすなのおおかみ』(その土地地域の神様)・大地主大神様『おおとこぬしのおおかみ』をお招きし地鎮祭を行います。
 
上棟式でお迎えする神様 氏神様・産土大神『うじがみさま・うぶすなのおおかみ』(その土地地域の神様)・大地主大神様『おおとこぬしのおおかみ』、建物の神様である、屋船久久遅命『やふねくくのちのみこと』、屋船豊宇気姫命『やふねとようけひめのみこと』、匠の神様、手置帆負命『たおきほおいのみこと』、彦狭知命『ひこさしりのみこと』をお招きしてお祭りを行います。
 
棟上幣

地鎮祭

2012年05月31日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日は、友引と言うこともあり、地鎮祭のご奉仕が重なりました。

地鎮祭は、工事を始める前にその土地の神様に、工事の安全と変わらぬ守護を願うお祭りです。とは言いましても一生のうちに1度ないし2度あるかと言うお祭りかもしれません。これから、地鎮祭を行う方に地鎮祭の式次第についてお話し致します。

当日は、地鎮祭開始の約30分前に現地に到着し、祭壇を舗説致します。(忌竹、祭壇、神饌、盛砂など)その後、お施主さん、施工(設計)会社の皆さんがお揃いになられましたら式を開始致します。
式の次第は下記の通りです。

一、修祓(しゅばつ)
    神饌、玉串、参列者をお祓いいたします。
一、降神の儀(こうしんのぎ)
    神様をお迎えいたします。
 一、献饌(けんせん)
    神様のお食事をお供えいたします。
一、祝詞奏上(のりとそうじょう)
    神様に工事の奉告ならびに工事の安全を祈願いたします。
一、四方祓の儀(しほうばらえのぎ)
    土地、地縄の四隅をお祓いいたします。
一、地鎮の儀(じちんのぎ)
    土地に鎌・鍬・鋤を入れます。
      刈初の儀(かりそめのぎ) 鎌・・・・・・設計者
      穿初の儀(うがちぞめのぎ) 鍬・・・・・お施主さん
      鋤入れの儀(すきいれのぎ) 鋤・・・・・施工会社
一、鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
    土地の神様へのお供え物を土の中にお埋めいたします。
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
    玉串をお供えし拝礼します。
一、撤饌(てっせん)
     お供えした神饌をお下げします。
一、昇神の儀(しょうしんのぎ)
    お迎えした神様をお送りいたします。
一、神酒拝戴(しんしゅはいたい)
    参列した皆様で、お下げした神饌(御神酒)を戴きます。

地鎮祭は、開始から約30分のお祭りとなります。日程等が決まりましたらお早めに神社へご相談下さい。
また、当社では地鎮祭が終わりましたら一連の説明をお施主様にさせて頂いております。その時使用する冊子が、神社本庁より発行されております「氏神さまと建築儀礼」の本を使用させて頂いております。大変わかりやすく記されております。地鎮祭が終わりましたらお施主様にお渡ししております。

神社本庁発行のしおり

地鎮祭の次第が絵付きで記されております。

本日、地鎮祭をお迎えになりました皆様誠におめでとうございます。竣工まで安全に進みまして、お家が完成しますことお祈り申し上げます。

本日の祭事

2012年04月01日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日より4月。新年度の始まりです。桜もあと一週間もすれば満開になるのではないでしょうか。本日は大変清々しい天候に恵まれ、初宮詣、交通安全祈願をはじめ多くの御参拝を頂きました!

境内の様子

蕾もだいぶ膨らんできました!

また、本日は共に消防団で活動する団員の会社の竣工並びに開所奉告祭のご奉仕がございました!社員の方が、祭典の様子を撮影頂きましたので様子をアップ致します!

毎年、お正月にはご祈祷に見えられ崇敬の厚い会社です。これからの会社のご隆昌を御祈念申し上げます!本日はおめでとうございました。


大安吉日

2012年03月24日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日、雨となりましたが、大安土曜日ということもあり、神前結婚式をはじめお宮参り、地鎮祭、上棟式、開所式などのご奉仕がございました。

本日、相模大野駅西側地区の再開発工事上棟式を宮司、禰宜でご奉仕させて頂きました。起工式も奉仕させて頂いたこともあり、今回は上棟式のご奉仕です。参列者も130名を超え盛大にお祭りを斎行させて頂きました。

上棟式では、建物の神様、匠の神様をお招きし祭典を執り行わせて頂きました。

地鎮祭とは違い、上棟式は上棟幣、棟札を準備し、上棟の儀を執り行います。

上棟幣・棟札

1年後の竣工に向けて工事が着々と進んでおります。残りの工事期間の安全をお祈り致します。本日は上棟おめでとうございました!

また、本殿におきまして、神前結婚式のご奉仕がございました。今回の雨も心配されておりましたが、外より参進することが出来ました。

只今より神前結婚式が始まります!

神前神楽「浦安の舞」奉納

新郎誓杯の儀

新婦誓杯の儀

誓詞奏上

誓詞のように力を合わせて、良い家庭を築き上げて下さい!本日はおめでとうございました。


地鎮祭のご奉仕

2011年11月18日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日、当社氏子役員さんの自宅の稲荷社の遷座祭のご奉仕がございました。代々受け継がれている稲荷社が老朽化により社殿を建て替え、新しいお社に御霊をお遷し致しました。氏子さんも年内に出来て、ホッとしたよ!と晴れやかなお顔でお話しをして戴きました。

また、地鎮祭のご奉仕も重なりました。

家は、単なる建築物ではありません。古くから、日本人は、お正月は年神様、お盆には御霊を家にお迎えする伝統を大切にしてきました。家とは神さまをお迎えする特別な場所でもあります。家を建てるとき、工事の無事や安全を神さまに祈る神事が地鎮祭です。

地鎮祭は、「とこしずめのまつり」や「じまつり」とも言われ、重要な建築のお祭りです。工事を始める前にその土地の神さまにご挨拶し、土地を祓い清め、これから行われる工事の安全と変わらぬ守護を願うお祭りです。

地鎮祭のご予約は、直接神社へ電話にてお申し込み下さい。


本日のご奉仕

2011年10月11日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日は大安ということで、社頭祈願をはじめ地鎮祭のご奉仕がございました。

当神社の総代をお務めいただいております方の地鎮祭をご奉仕させて戴きました。今回、ケアホームをお造りになるとのことで、関係者多数の参列がございました。

大神様に御守り戴き無事に完成いたしますことをご祈念いたします。本日は誠におめでとうございました。

様々なご祈祷、ご祈願で奏上される祝詞でございますが、その神職が個人個人で祝詞を作ります。これを奏上しなければならないという決まりはございませんので、神職が神様へお伝えしたいことを祝詞に記します。と言うことで、日々神職は祝詞の勉強をする訳です。その一つとして、下記の写真にあるような様々な祝詞の例文集を見て、日々勉強しております。

神様と参拝者のなかとりもちとして日々神明奉仕して参ります。本日、七五三、初宮詣、地鎮祭をお迎えになりました皆様おめでとうございました。

お正月の巫女奉仕者の募集を致しております。まだ、定員に達しておりませんので、ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。詳しくはこちらをご覧下さい。


鎮物について

2011年07月13日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

神社で執り行われる御祈祷には様々な種類があります。
神様の御心を和らげるため、それぞれお供え物は欠かせません。米、御酒、塩、水、海の物山の物・・・基本的には御食事を用意してお供えとしますが、時には特別なお供え物を準備することもあります。その一つが「鎮物」と呼ばれる物です。

鎮物(しずめもの)、鈴鹿明神社で使用のもの

鎮物は、地鎮祭や井戸のお祓いの際に、埋めることによってその土地、或るいは水の神様へお供えするものです。内容は地域等によっても違いがあるようですが、白米の他に真鍮で作った人形や貨幣、南天の葉や銀杏の実などが入れられるようです。

古いお屋敷を取り壊すと床下から昔の鎮物が出てくるといったこともあるようです。お供えは神事の中でも最も重要視されますが、この鎮物もそうした古い伝統を伝える一つと言えるでしょう。

 

真鍮製の威儀物
南天の葉。「難を転ずる」縁起物として

入居清祓い(新室祓い)

2011年06月20日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日は、大安です。社頭祈願、地鎮祭などの神事がございました。

神事には様々な祭典が執り行われます。本日は、昨日斎行いたしました『入居清祓い(新室祓い)』について、お話させていただきます。

入居清祓いは、火の神様、水の神様、氏神様等の神々へ建物の完成の奉告と新居がいつまでも堅固でありますようにと御祈願いたします。建物のお部屋ひとつひとつをお祓いし、特に健康のよりどころとなる台所や災いを招きやすいトイレやお風呂などの水まわりをきちんとお祓いする事によって、ご家族の皆様方の健康や安全が保たれ、新居がご家族の皆様方にとって健やかにお過ごしいただけますよう祭典を行います。

新居内での祭壇

 

神職とご家族の皆様とともにお祓いをいたします

入居清祓い並びに地鎮祭、誠におめでとうございました!