15日の小正月も過ぎ、境内は段々と正月からいつもの装いへと戻りつつあります。
朱色の大幟、古札納所などを片付けていく中で、半月前の賑わいを随分遠くにも感じます。正月のお飾りは、いくつかの看板と大勢の皆様のおみくじが掛かったおみくじ掛け、『一陽来復』などの提灯を残すのみとなりました。
この季節以外ではあまり見ることのない言葉ですが、『一陽来復』とは冬が去って春を迎えること、また悪い事や辛い事が去って幸福が来ることという意味があります。
おもえばまだ今年も始まったばかりです。寒く乾いた日が続きますが、心を新たに、元気に過ごしていかなければいけませんね。