座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

上棟祭

2020年02月11日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

本日暖かな天候の中、上棟祭の依頼がありご奉仕を致しました。

家を建てる前には地鎮祭を行いますが、柱を立てて建前をする際には本来だと上棟祭を行います。

上棟祭とは、建築儀礼の一つで、棟上(むねあげ)とも呼ばれ、新築の棟木を上げる際に工匠の神様と家屋の神様をお招きして、今後の工事と建物の安全を祈るお祭りです。

お祭りにお招きする神様は、家屋の守護神である屋船久久遅神(やふねくくのちのかみ)、屋船豊宇気姫神(やふねとようけひめのかみ)と工匠の神である、手置帆負神(たおきほおいのかみ)、彦狭知神(ひこさしりのかみ)を主にお招きし、氏神として産土神をお祀りをします。

昔は大工の方だけではなく、近隣の方をお招きして2階からお餅や小銭を撒いたり、食事会などを開いて盛大にお祝いを行ったそうですが、工事の方法が変わった事もあり、近頃は上棟祭を行わない事が殆どとなっています。

また、上棟祭を行った証として棟札(むなふだ)というものをお渡ししています。棟札には、御施主名、上棟祭日、奉仕神社名、施工業者名を記入し、祭典後には棟木に取り付けておきます。

 

 


建国記念日

2020年02月11日 | 神社知識・作法・歴史

穏やかな晴天に恵まれ過ごしやすい一日となりました。

そんな今日2月11日は建国記念日です。この建国記念日は建国を記念する日でありますが、どの日をもって建国とするかはその国々よって異なってまいります。

日本の建国の日は、以前は紀元節と言っておりました。初代天皇の神武天皇が大和国(現在の奈良県)の橿原宮で即位され、この年が皇紀元年とされております。太陽暦にすると紀元前660年2月11日にあたります。

日本国の始まりの日に際し、建国の偉業をしのび、日本の誕生日をお祝いしては如何でしょうか。