本日夕刻より、本殿前に立てた笹竹のお祓いと短冊に書かれたお願い事をご神前に奉告する「七夕祈願祭」を執り行いました。
お願い事の短冊記入所は半月ほどの間設置しておりましたが、もう笹竹は隙間なく付けられた短冊で枝が垂れ下がっています。
笹竹のお祓い
祝詞奏上
玉串拝礼
このところは雨が続いており、織姫彦星の伝説によれば“天の川の水かさが増して橋を架けられず会うことが出来ない”となりますが、お隣韓国では“七夕の夜は二星が再会する嬉し涙で必ず雨が降る”という真逆の言い伝えもあるそうです。
良く考えてみれば星空は雨雲より高い世界ですから、どのような天気でも年に一度の再会が叶っていて欲しいものです。
やはりこのようなご時世だからか、遠目に見ても「健康を」と書かれた短冊が多いように見受けられます。
まだ向こう一週間は湿った天気が続くようですが、氏子崇敬者、短冊をお書きになった皆様のご健康とお幸せをお祈り申し上げております。