この時期は落ち葉の清掃で毎朝一苦労ですが、清掃をしていると参道の左右、決まった場所にドングリが集まって山の様になっているのが分かります。
どうやらシラカシの木のドングリのようです。落ち葉は箒で地面を撫でるようにして集めますが、ドングリは重さがあって取り切れず、砂利に混ざってこの頃には随分と溜まってしまいます。なかなか一遍には片付けられないので、日々の清掃で少しずつ減っていくのを待つ、というところです。
この辺りだけ歩く感触が違うので分かります
この鈴鹿明神社の由緒書には『境内は船の形をし、数十の樫の古木が繁茂し…(中略)その遠景を「船形の森」「樫の森」と呼んで親しんだが…』という記述があり、昔は境内が樫の多い森林であった事を思わせます。
今では境内の木々の内の一部に過ぎませんが、大昔からの系譜をくんでいると思うとこのドングリにも重みが感じられますね。