10月も半ば、平日も休日も変わりなく七五三の御祈祷あり、この時期ならではの賑わいが境内にあります。
しかし、七五三と並行して年越大祓いの発送準備や年末にお配りする御札などの準備もしていきます。
今日は年末に頒布する御札を奉製しています。
年神様の御札を奉製しています。
年神様はお正月にお祀りする神様で、年神様の年は稲や穀物を意味しておりお米など穀物を司る神様で新しい年の始めに福を授けに来ると言われています。
お正月を迎えるに当たり家の外に松を飾ったり注連縄を付けたりお供えとして鏡餅を用意するのは全て年神様をお迎えするための準備なのです。
年神様がお正月になると山から下りてきて各ご家庭にやってきます。もとにお帰りになるのは地域によって異なるようですが松の内と言われている7日の朝、又は小正月と言われている15日とざまざまです。
15日前後にどんと祭という呼び名でお正月の締め飾りなど焚き上げる神事も年神様と関係があるのです。