座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

竹笋生ず

2020年05月17日 | 

今は暦の七十二候で言う『竹笋生』という時期。文字通り空気が暖かくなりタケノコが生える時期という意味です。

実際にはタケノコの時期はもう過ぎていますが、これは旧暦と新暦でずれがあるためとも言われます。

神社の社務所前にもささやかな竹林がありますが、毎年見られたタケノコは今年はとうとう出ませんでした。少々寂しくはありますが、自然の物はこういった事に波がありますから仕方がありません。

七十二候の次候は『蚕起きて桑を食む』或いは『水に蛍明るし』。いよいよ夏らしくなってきます。ただし雨の季節も近いので注意しなければなりませんね。


雨の一日

2020年05月16日 | 境内の様子

今日は朝から雨。久しぶりのお湿りとなっています。

昨日までは夏日が続き紫外線も強く感じられましたが、今日は小休止といったところでしょうか。

この頃の好天で境内清掃をすると砂ぼこりがたったり黄砂が飛んで来たりと社殿外の欄干がすぐに汚れてしまいます。

境内や駐車場に溜まった水は境内の新緑を映し出す水鏡のようです。

周辺は田圃は水を張り、一部ではすでに田植えを終えた所もあるようです。

気温が上がり湿度が高くなる梅雨の季節もあともう少し。

6月には緊急事態宣言が解除となり、心や身体に少し潤いを得る事が出来るでしょうか。


皐月15日月次祭斎行

2020年05月15日 | 神社祭事並びに行事予定

本日8時より、恒例の祭事である月次祭を斎行し、氏子崇敬者皆様の安寧と新型コロナウイルスの一日も早い終息をご祈念致しました。

昨日もこのブログにて書かせて頂きましたが、今は一般の方の参列はご遠慮頂いており職員だけでの奉仕となりました。また5月より衣更えを行っての奉仕となり、季節の移ろいを感じます。

季節の変わり目と慌ただしい時期と重なっております。お身体お気をつけてお過ごし頂ければ思います。

 


月次祭準備

2020年05月14日 | 境内の様子

今日も眩しいくらいの晴天となり、大変気温の高い一日となりました。

5月ももう半月を迎えようとしており、明日は月次祭を斎行しますので今日は紙垂の取り換えや摂末社のお供え物を準備しました。

緊急事態宣言も期間が延び、前回の月次祭と同様に一般の方の参列はご遠慮頂いており、神職のみでのご奉仕で朝8時からの祭典となりますので、ご承知の程宜しくお願い申し上げます。


境内樹木の枝打ち

2020年05月13日 | 境内の様子

ここでも再三書いておりますが、最近は参道整備事業に併せて、また天気に恵まれている事もあって境内の清掃をいつもより隅々まで行っています。

その一環で先日は鳥居横に茂っている木々の枝打ちを行いました。

普段こういった大掛かりな作業は職人の方にお任せする事が多いのですが、適切な道具と時間があればある程度のところまで職員が行う事が出来ます。

ただし切った枝の処理はさすがに依頼をして回収して貰わなければなりませんね。安全に配慮して作業を行ってはおりますが、しばらく枝や落ち葉を境内の隅に集めている場合がございます。ご参拝の際は申し訳ありませんがお手を触れないようご注意をお願い致します。

掃除したばかりの光景は清々しいものです


梅の実

2020年05月12日 | 境内の様子

5月5日に立夏を迎えてから夏日が続き、昼間のみならず朝から蒸し暑さを感じます。

陽射しも強くとても暑く、清掃中には何度も汗を拭うほどです。

陽気が夏を迎えると植物などもどんどん成長していきます。

2月に花を咲かせた境内の梅は日に日に大きくなっています。

今は500円玉位の大きさまで育っています。

収穫時期は6月初旬。収穫時期にはピンポン玉位の大きさにまでなります。

たっぷりと日差しを浴びて大きく育ってほしいです。


神棚や御人形のお預かり(お焚き上げ)について

2020年05月11日 | その他

最近は家にいる時間が増えて部屋の掃除をしたという方も多いのではないでしょうか。

きっとそれと関係があるものと思いますが、今月頭頃から神棚や御人形のお焚き上げについてお問い合わせを受ける事が多くなってきました。

当神社ではそういった神棚・御人形のお預かりも受け付けておりますが、幾つかご注意いただきたい点がございます。

まずはお預かりできるものであるかどうか。

 ○お預かりできるもの → 神棚・御人形(雛人形や兜飾り、日本人形など)・ぬいぐるみ

 ×お預かりできないもの → 神棚を載せる棚板・雛人形の七段の台板やガラスケース類・仏壇など

また社務所の受付時間内に窓口へ直接お持ちいただきたいという事と、お預かりの際にお焚き上げ料をお納めいただくという事です。

ご不明な点がありましたらご持参の前にお電話でお問い合わせいただければ確実かと存じます。

 

なお、御札や御守は窓口ではなく社務所の『古札納所』に入れていただければ大丈夫ですが、こちらも受付時間外は防犯上の理由で片付けてしまいますので、ご承知くださいませ。


石楠花の開花

2020年05月10日 | 境内の様子

季節の変わり目ということもあり、天候が不安定なせいか風の強い一日となりました。

新緑の時期とを迎えている境内も様々な花が咲き始めており、その中でも今は石楠花が見頃を迎えています。

石楠花はツツジ科の花で、様々な色があり当社では白とピンクの二種類が咲いています。古くより花の美しさと豪華さで知られており、今では5千を超える数多くの品種があるそうです。

こちらがピンクの石楠花

こちらが白の石楠花

 


『建築儀礼のしおり』冊子ができました

2020年05月09日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

当神社では地鎮祭や竣工祭など神社の外に出向いての神事、いわゆる出張祭典のご依頼を受ける事も多くございます。

その内容や意義について説明した小冊子を今までは神社本庁が発行したものを使わせていただいていましたが、今回それに代わる神社オリジナルの物が完成しましたのでお知らせ致します。

地鎮祭や新室祓など建築に関わるお祭りを中心に書きました

冊子では地鎮祭の意味や当日の流れなどを写真入りで説明しております。

これは主に地鎮祭を行うお施主様へお配りできるよう作った物ですが、ご希望の方には神社社務所でもお渡し致します。

ご興味がありましたらどうぞお気軽にお尋ねください。


外回りの清掃

2020年05月08日 | 境内の様子

立夏を過ぎてから、大きく気温が上がることはありませんが日向での作業は汗ばむようになってまいりました。

先日に引き続き、普段手の届かない場所の清掃を行っており、本日は境内の外回りの清掃を行いました。

清掃前

清掃後

清掃前

清掃後

清掃前

清掃後

今日はここ迄となりましたが、これより先も引き続き行っていく予定です。

外回りもそうですが、今後もこの事態が終息し常に戻った際に皆様に気持ちよくお参りしていただけるよう、清掃奉仕にもより一層力を入れていきたいと思います。


溜まる落葉

2020年05月07日 | 境内の様子

最近は意外なほど強い風が吹き、またにわか雨などもあって境内の落ち葉が大変多く感じます。

日中は良い天気で濡れた葉がすぐに乾くのは助かるのですが、裏には秋頃に迫るほどの落ち葉が溜まっています。

写真にあるのは今ある半分ほど。いつも境内に入っていただいている職人の方に回収をお願いしようと考えていますが、随分溜まるものです。

急に暑くなってきた事もあります。もう少し落ち葉も収まって欲しいものですね。


新型コロナウイルス感染症早期終息祈願祭

2020年05月06日 | その他

神道青年協議会の発信の元、一日も早い今般の事態の終息を願い、同日に全国の会員が各奉務神社にて、新型コロナウイルス感染症早期終息祈願祭を斎行致しました。

緊急事態宣言が発令されてから約1カ月が経ちましたが、未だ終息の目処が立っていない現状です。私達神職がなすべき事は、感染拡大が収まり終息する事を日々神様に祈りを捧げ続ける事だと思います。

当社も本日会員の職員の奉仕のもと祈願祭を斎行致しました。

お互いの立場を理解し合い、皆が心を一つにしてこの苦境を乗り越えていければと思います。


衣替え

2020年05月05日 | 神社知識・作法・歴史

本日は立夏となり暦の上ではもう夏という事です。

神社の装束もこの立夏に合せて冬用の装束から夏用に衣替えを致しました。

今まで着装していた冬用の装束

夏用の装束

厚ぼったい衣から夏用らしい涼しげなものに替り気分も新たになりますね。

又、今日5月5日は子供の日。端午の節句であり菖蒲の節句とも言われています。

この日は菖蒲によって穢れを落とす祓いの日でもあります。

1月7日が人日(じんじつ)の節句、3月3日が上巳(じょうし)の節句と言われ、1月7日は春の七草を戴く事によって新しい息吹と共に強い生命力によって邪気を祓い、又3月3日は桃の花により穢れを落とすと言われています。

今は、特に国難とも言える時でもあり、この五節句の意味を考えながら今日は菖蒲湯に浸かって穢れを落としていただけたらと思っております。


紫陽花に除虫剤

2020年05月04日 | 境内の様子

今朝降っていた雨はすぐに上がり、昼前からは穏やかな天気となっています。

このところ境内の様子以外に書ける事が無くて恐縮ですが、今日は境内に点在する紫陽花(あじさい)に除虫剤をやるなど手入れを行いました。

以前この作業を怠った年があったのですが、その時の紫陽花は無残にも葉をほとんど喰われて花も咲きませんでした。

綺麗な花を咲かせるためには花が咲かない内に準備が必要...当たり前の事ですが、大切な事ですね。


榊の新芽

2020年05月03日 | 境内の様子

ここ数日は気温も上がり始め、動いていると汗をかくまでに暖かくなりました。

境内の樹々や花々も新芽を出し始めており、いよいよ新緑の時期を迎えてきています。

榊の新芽

榊は主に祭典の玉串として用いますが、榊の新芽はまだ芯がしっかりしておらず、すぐに弱ってしまう事が難点です。6月頃になると伸びた枝が硬くなり長持ちしてきますので、それまでの辛抱となりそうです。

季節の変わり目ということもあり体調を崩しやすい時期でもあります。お身体お気をつけてお過ごし下さい。