座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

当社氏子総代会開催

2020年06月15日 | 神社祭事並びに行事予定

昨日午後1時30分より当社の氏子総代会が開催されました。

例年この時期に8月1日に斎行される例大祭の打ち合わせ会議を執り行い、6月30日の夏越大祓後に総代と評議員、関係団体を呼んで最終の打合せ会を行っておりましたが、今年は昨今の新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から8月までの祭事の取り扱いについての協議となりました。

今回は総代14名に加え、鈴鹿長宿、星の谷、皆原の各地区の囃子保存会の会長と神輿保存会の役員、氏子青年会の会長にも出席をお願いしました。

先ずは、6月30日に執り行われる【夏越大祓】ですが、今年の対応は以下の通りとなりました。

 ・祭典は神職のみで執り行います。(祭典へのご参列はご遠慮願います)

 ・茅の輪神事は例年通り設置致します。(ご参拝の際に各自で行っていただきます)

  ※茅の輪の設置時期については後日改めてお知らせ致します。

そして、7月31日宵宮祭、8月1日例大祭についての対応を話し合いました。

会長より昨今の新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から今年の対応についての提案がありました。

又、当社宮司の方から県内神社の8月末までの祭典対応いついても参考として話がありました。

神輿保存会入谷睦から神輿渡御に代わる提案もありました。

総代から質問や対応についての議論も活発に行われました。

その結果として、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から以下の通りで斎行する事と成りました。 

 

7月31日(金)午後7時~ 宵宮祭

  ・祭典は神職、氏子会総代のみ参列で斎行致します。

  ・子供神輿の渡御は中止とさせて頂きます。

  ・夕方の神賑行事(地元の舞踊)は中止とさせて頂きます。

  ・境内の露店の出店はございません。

8月1日(土)午前9時30分~ 例大祭

  ・祭典は神職、氏子会総代のみで参列で斎行致します。

  ・御神輿渡御は中止とさせて頂きます。

  ・夕方の神賑行事(地元の舞踊)は中止とさせて頂きます。

  ・境内の露店の出店はございません。

又、8月下旬に斎行する風神祭についても、祭典のみと致しその後の余興は行わない事となりました。

誠に残念ではありますが、本年はこのように致しますのでご承知置き下さい。


雨の一日

2020年06月13日 | 境内の様子

雨がしとしとと降り続く一日となりました。

先日より暦の上でも梅雨に入り始め、境内にはこの時期の風物詩でもある紫陽花が花をつけ始めました。

参集殿の中庭では、2週間ほど前に咲き始めましたが、社務所の前の庭はこの2・3日で咲き始め、今年は参集殿と社務所で大きく差が出ております。

社務所前1週間前に撮影した紫陽花

この時期の雨に濡れた紫陽花は、この梅雨空のなんとも言えない気持ちの癒しとなってくれます。

ご参拝の際は、色とりどりの紫陽花を見て癒されてみてはいかがでしょうか。


手水舎の清掃(続き)

2020年06月12日 | 境内の様子

先月この社務日記に書いてから少しづつ手水舎の清掃を続けておりました。

手作業で石灰質の汚れを削り落としていくという思ったより時間のかかる作業で、空き時間に行うだけだとほんの10cmずつ位の作業になってしまいます。ただようやく文字の入った前面は綺麗にする事ができました。

汚れ、ではありますが遠目に見ると薄い石の膜が掛かっていて全体的に色が薄茶色になっている、といった具合。

しかし削っていくと写真のように本来の石の色が出てきて、今まで強く気にならなかったのが不思議なくらいです。

まだ本体の石桶の前面と上面の半分が済んだだけではありますが、夏の間に全て綺麗にできればと思います。


梅雨入り

2020年06月11日 | 境内の様子

今日多くの地域で梅雨入りを迎えたそうで、この神社周辺でも昼頃一度強い降りがありました。

今は雨が上がっておりますが、しばらくの間は降ったり止んだりが続くという事です。大安吉日でしたので午前中は地鎮祭のお約束が幾つかありましたが、ちょうど神事の時は降られずに済んで幸いでした...

写真だと雨粒が見えませんが屋根が濡れているので雨と知れます

境内は木々があるので特に湿度を感じます

暦の上では昨日が『入梅』でした。今年はほぼ暦通りの梅雨入りですね。

雨もそうですが今日は強い風にも注意が必要との事です。皆様もお出かけの際はお足元に充分お気をつけ下さい。


令和2年御田植祭

2020年06月10日 | 注連縄奉納同志会

この連日、青空の澄み渡る天候に恵まれた日が続いております。その恵まれたなか本日、御田植祭を斎行致しました。

本年はこのような状況でございますので感染拡大防止に努め、注連縄奉納同志会役員・氏子青年会副会長の参列と人数を縮小して神事を執り行いました。

御神田のお清め

宮司玉串拝礼

注連縄奉納同志会 会長 玉串拝礼

祭典を納めた後は、田植えの作業へと移りました。例年は手植えで行っておりますが、この場合は列をなして揃えて植えていく事になりますので、一人一人の距離が近くなる点を考慮し、本年は機械にて執り行いました。

今回植えられた稲は収穫を迎えた後、もち米は収穫感謝のお祭り、新嘗祭(にいなめさい)の際に御神前にお供えします。また、稲わらは12月に本殿前の注連縄をはじめ境内各所の注連縄を作るのに使われます。

本日は早朝よりのご準備・ご奉仕誠にご苦労様でございました。御神田の稲の健やかな成長と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。


夏越大祓 茅の輪の枠設置

2020年06月09日 | 境内の様子

6月も半ばになり、夏越大祓の日も近づいてきております。

少し早目ではありますが、本日参道に大祓の茅の輪を支えるための木枠を神職で設置しました。

御大典奉祝事業に伴い参道に新しく石畳が敷かれましたので、実はこの茅の輪の枠も参道に合せて寸法を大きくしていただきました。

以前より申し上げています通り6月30日の夏越大祓は神職のみで行いますが、茅の輪は例年と変わらず用意させていただきます。大祓の日の前後一週間ほどはご自由にくぐれるように致しますので、宜しくお願い致します。


御田植祭の準備

2020年06月08日 | 神社知識・作法・歴史

実は明後日10日に年中行事である『御田植祭』が行われます。

例年6月の中旬に行われており、氏子の方にご提供いただいている御神田にて、年末に注連縄を作るわら材のためにモチ米を植えるのに併せて、郷内の作物の無事と豊穣を祈る神事です。

榊や御供え物、神具に加えて幣帛として田圃に差し入れる幣串の準備等を行いました。

ただしこちらも例年であれば注連縄奉納同志会の皆様を始め多くのご参列の元神事を行い、その後は全員でお田植えをする...という流れであるところを、情勢を鑑み神事・お田植え共に最小限の人数で行う事になりました。

あとは当日の天気です。せめて空は晴れてくれると良いのですが...


榊の花

2020年06月07日 | 境内の様子

昨晩、関東地方では雨が強く降ったところが多くございました。神社でも警戒をしておりましたが、予報程降る事がなくお陰様で大きな被害もありませんでした。

境内を見渡すと、榊の新芽が段々としっかりとし始め早い所ですと、もう白い花をつけ始めております。

神社では、お祭の際に玉串(たまぐし)や大麻(おおぬさ)等に使われたりいたします。この榊は、常に繁っていることから繁栄を象徴する栄木、神域を表す事から境木、などと語義には諸説ございます。

木+神と書く位ですので、古くから神社・神様と繋がり関係があった事が深く伺えます。


南天の葉

2020年06月06日 | 境内の様子

午前中は時折陽射しがあったものの、午後になるにつれて雲の多い天気となりました。

境内の南天が今は花を咲かせる時期、年末には赤い実をつけます。

南天の実や葉は、お祝いのお赤飯にのせたりお正月のおせち料理の飾りとして用いたり、昔は咳止めの漢方として重要視されていたといわれています。「難を転ずる」と意味でも知られており、当社では縁起物としてこの南天の葉を鎮物の中に納めて地鎮祭にて使用しています。

 

 

 


【奉祝記念事業】 工事記録 第二工区基礎工事

2020年06月05日 | 奉祝記念事業

先日より、奉祝記念事業参道整備工事が第二工区(神輿庫前坂~手水舎)に入り、本日コンクリートの打設工事を行いました。

お陰様でこの第二工区も段々と形を見せてきました

また、先日よりお伝えしておりますが、改めてお知らせいたします。この第二工区の工事をさせて頂くにあたり、神社西側入り口(公園側)の閉鎖に伴い参集殿前の駐車場がご利用できなくなっております。お車でご来社の際はヤクルト隣、第二駐車場をご利用下さい。

また、お参りの際は下記の案内図をご参考に神社へお進みください。

入り口は、①鳥居正面と②神社西側(鐘撞堂)の2箇所からお入り頂けます。

皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力の程宜しくお願い致します。


土龍(もぐら)

2020年06月04日 | その他

この2,3日は気温が高く暑い日々が続いておりまた、マスクをしているせいかより一層暑く感じてしまいます。

毎年の事ではありますが、境内を清掃していると至る所にモグラ塚があるのを見受けます。

少々分かりづらいですが、石垣沿いを通っています

古くから、日本各地で小正月になると  ”土龍追い”  ”土龍送り”  ”土龍打ち”  と言う農作物に有害な土龍を追い出し、五穀豊穣を願う農耕儀礼が行われていたそうです。農作物の根が食害にあった際に「土龍にかじられた」など言われたりしますが、正確には土龍はミミズ等を食べる動物食ですので、実際には土龍のトンネルを使ってネズミがかじったものだそうです。

神社でもこの土龍と上手く付き合いつつ日々のご奉仕にあたりたいと思います。


梅の収穫、二日目

2020年06月03日 | 境内の様子

今日は陽射しが出たり入ったり、しかし概ね穏やかで過ごしやすい天気になりました。

一度始めた事は最後まで、という事で昨日採り切れなかった梅の実の収穫の続きを今日行っています。

写真は全体量の一部。例年より少ないですがそれでも相当の量になりました

手作業で採りますので高い所などは止む無くそのままに

ただし空き時間に行ったので結局全体を採る事はできませんでした。

急いで採る必要もないのですが放っておくと熟した実に小虫が寄ってくる事も。中々悩ましいものです。


梅の収穫

2020年06月02日 | 境内の様子

昨日の雨も止み、時期を迎えた梅の収穫を行い始めました。

取り終えてみないと分かりませんが、昨年に比べると少ないように感じます。しかし一つ一つ大きく実っております。

毎年、境内で実った梅は大神様のお恵みに感謝をし、ご神前にお供えをさせていただいております。

もうこの時期に入ると実が落ち始め割れてしまいます。また割れた実はすぐに傷んで使えなくなってしまいますので、今日は雨も降っておりませんので、神職総出で収穫を行ってまいります。


6月1日月次祭斎行

2020年06月01日 | 神社祭事

本日朝8時より、本殿にて恒例の月次祭が執り行われました。

ただかねてより申し上げております通り、一般の方のご参列はご遠慮いただき、神職のみで奉仕致しました。御祈祷においても当面の間は昨日までと同様に換気や接触に配慮して、感染症の拡大防止に努めて参ります。

今日は小雨になりましたが、激しい悪天でなければ扉は開いたままにします

今月末には夏越大祓、そして8月1日には例大祭と恒例祭典が執り行われますが、この月次祭のように神職だけで神事を行うなど例年と手法を変えて行う事になろうかと思います。

その都度お知らせを致しますが、一つ一つ審議をして決めて参ります。ご了承の程宜しくお願い致します。