座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

月次祭の準備

2021年09月14日 | 神社祭事

本日、明日7時より執り行います月次祭の準備として境内の紙垂を新しい物に変えるのは勿論の事、月次祭で使用する玉串の奉製、大麻(おおぬさ)の奉製を行いました。

紙垂(しで)とは、古事記の天の岩戸の場面で書かれており、岩戸の前で賢木の枝に下げた「白丹寸手(しらにきて)」「青丹寸木(あをにきて)」が紙垂の始まりと言われています。

玉串や祓串に付ける場合は祓具として、注連縄などに付ける場合は聖域を示す印となります。また、紙垂は稲妻、雷光を想像させ邪悪なものを追い払うとも言われております。

このブログでもお馴染みになっておりますが、毎月1日と15日と月に二度斎行されるお祭りであり、節目節目でのお祭りです。参拝にいらっしゃった方々が、9月の後半も気持ちよくスタートがきれます様、しっかりと準備し当日を迎えたいと思います。

月次祭はどなたでもご参列頂けます。7時よりお祭りを斎行致しますので、それまでに本殿内へお入りください。朝少し早く思われる事かと思いますが、朝の本殿はとても気持ちが良いものです。皆様方のご参列お待ち申し上げます。


月次祭の準備

2021年09月14日 | 神社祭事

このブログでもお馴染みになっておりますが、明日が15日の月次祭という事で月次祭の準備にあたっております。

境内の紙垂を新しい物に変えるのは勿論の事、月次祭で使用する玉串の奉製、大麻の奉製を行いました。

毎月1日と15日と月に二度斎行されるお祭りではありますが、節目節目でのお祭りです。

参拝にいらっしゃった方々が、9月の後半を気持ちよくスタートがきれるよう、しっかりと準備をし当日を迎えたいと思います。

月次祭はどなたでもご参列頂けます。7時よりお祭りを斎行致しますので、それまでに本殿内へお入りください。

朝少し早く思われる事かと思いますが、朝の本殿はとても気持ちが良いものです。皆様方のご参列お待ち申し上げます。


落葉の季節?

2021年09月13日 | 境内の様子

ここのところ桜の木を中心に境内の落ち葉が増えているような気が致します。

落葉の季節と言うにはまだ夏の気配が去りきってはおらず、陽射しが差してくると思い出したように蝉が鳴く声が聞こえます。あくまで体感的な話ですが、今年は本格的な落葉が始まるのが早いように感じます。

朝の掃除だけで数袋の落ち葉が出ます

見上げるともうまばらに見える葉ですが、山のように落ちても減っているように見えません

落葉は葉が老化して枝から落ちることですが、特に紅葉して冬すべて葉を落とすような木は“冬の寒さや日照不足に耐えるため光合成を諦めて幹に栄養を蓄える”,“水分を減らして樹液が凍りつくのを防ぐ”という意味もあるそうです。

今月初めに涼しい日が急に続いたためでしょうか?やはり一斉に紅葉してくれるのが秋らしくて綺麗なのですが…


相模原市南区上鶴間本町鎮座 金山神社例大祭

2021年09月12日 | 兼務神社

当社の兼務しております相模原市南区上鶴間本町5丁目金山神社の例大祭を斎行致しました。

今日の金山神社も他の兼務神社同様、神輿の出御は控え祭典のみの斎行となりました。

一年に一度の大きなお祭りが、各神社がこの様な形での斎行を余儀なくされております。この様な事が続いておりますが、祭典だけでも斎行できたと捉え、一日も早いこの事態の収束をご祈念申し上げます。

この様な世情の中ではありますが、早朝よりご準備頂きました皆様ありがとうございました。


相模原市南区上鶴間本町鎮座 長嶋神社例大祭

2021年09月11日 | 兼務神社

本日、兼務神社の一社である長嶋神社にて今年の例大祭が執り行われました。

こちらも御神輿出御や奉納演芸は自粛。限られた人数で本殿での神事のみを行う事となりました。それ以外にあまりお話しできる事がないのが、仕方のないことですが只今の現状ではあります。

こちらは令和元年、コロナ禍の前の例大祭の写真

先週例大祭のあった鹿島神社も同じく上鶴間本町に鎮座しておりますが、この上鶴間本町は広い地域を含んでいるため兼務神社の内3社が鎮座しております。

残る1社の金山神社の例大祭は明日斎行の予定です。滞りなく神事を終えられますよう準備して参ります。


重陽の節句

2021年09月09日 | 

今日は朝から雨が降り続いています。

もう秋雨であるせいか少し前まで感じられた地面から立ち上るような温い湿気というものはなく、鳥肌の立つような冷気が勝っています。昨日は『二日灸』の話を書きましたが、確かにこのような日が続けば身体をいたわりたくなろうというものです。

御日柄の事もありますが今日は人通りの少ない境内です

今日は暦上では『重陽の節句』。陽数(奇数)で最も大きい9が重なるめでたい日(或いは陽の気が強くなりすぎるため良くない日)で長寿を願い災難を祓う日とされています。

元は中国の行事でしたが日本にも伝わり、平安時代には詩歌を詠んだり菊酒を飲むといった宮中の行事として定着していたようです。

民間でも菊酒を飲んだり栗御飯をたくなどして、江戸時代には七夕など他の節句よりも盛んであったと言われていますが、現在ではご存知の通り五節句の中でも特に行事色の薄いものになってしまっています。

一説には明治時代に旧暦に代わって新暦が採用されたことで9月9日が菊花の時期から外れてしまい、残暑も厳しい頃であるため季節感が失われて廃れてしまったのではないかと言われています。他の節句のように雛人形や七夕の笹飾りなど別のお祝いや行事と結びつくことがなかったせいでもあるかもしれません。

しかし今日は残暑を忘れてしまいそうなほどの冷ややかな一日。古い時代の菊花の宴に思いをはせて、長寿をというのは大げさでも家族の健康を祈るにはちょうど良い日なのではないでしょうか。


二日灸

2021年09月08日 | 

今日は暦の上では二日灸(ふつかきゅう)という日だそうです。

あまり聞かないものでしたので調べてみたところ、旧暦の2月2日と8月2日にお灸をすえる事により普段の倍もの効果が期待できる上、その後も無病息災で過ごせるといった意味があるそうです。

何れの日も、一日を通して寒暖差のある時期ですので普段より、お灸の効果が実感出来るといった事からきているのでしょうか?

また、古くはこの二日灸の日にお灸をすえる習慣があり、その時期の季語として俳句などで詠われていたほどだそうです。

この様な昨今、体調を崩すだけでも大変な時です。今一度ご自身の体の調子を振り返り、体調を整えこれからの季節、このコロナ禍を神様のご加護をいただきながら乗り越えていきましょう。


白露

2021年09月07日 | 

今日から二十四節季でいう、白露(はくろ)に入ります。この白露の期間は9月7日から9月22日をさし、草花に朝露がつき白く輝いて見え始める頃という意味があります。

境内ではトンボが飛び始めたり、どんぐりが落ち始めたり等、秋の知らせが徐々に届くようになってまいりました。

今年も不漁が懸念されておりますが、脂ののった秋刀魚が市場に出始め秋の恵みを感じられる時期です。

季節の変わり目はよく体調の崩し易い時とも言われますが、旬の物を食し神様・自然の恵みに感謝しこれからの季節も健やかにお過ごしいただければと思います。


勾玉

2021年09月06日 | 神社知識・作法・歴史

9月に入ってからは、7月8月の猛暑に比べると涼しく、過ごしやすい気候となってきました。

本日、9月6日は勾玉の日だそうです。数字の「6」と「9」が勾玉の形に似ていることから、この2つの数字を組み合わせた6月9日と9月6日が勾玉の日となっているそうです。

日本の神話で天孫降臨という話があります。天孫降臨とは、伊勢神宮に祀られております天照大御神。その孫にあたる瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が高天原より天降りまして、日本をお造りになったという話です。天照大御神が瓊瓊杵尊に天降るように命じた時、授けた物が三種の神器であり、その中の一つには八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と呼ばれる勾玉があります。この神話の通り、神社にとって勾玉はとても神聖なもので重要視されています。

当神社の本殿横にも勾玉石があります。災難を祓ったりや魔除けの意味がございます。皆様も宜しければ、ご参拝の際にこの勾玉を撫でて頂き、神様の御神威を賜わり下さい。


相模原市南区上鶴間本町鎮座 鹿島神社例大祭

2021年09月05日 | 兼務神社

本日は大安日曜日ともあり、多くの地鎮祭を始め、本殿では初宮詣、七五三詣、交通安全。また、当社宮司が兼務致します相模原市南区上鶴間本町鎮座 鹿島神社例大祭を斎行致しました。

この鹿島神社は武甕槌神(たけみかづちのかみ)を御祭神とし、創建年月は詳らかでないが、隣村との長い間の秣場争いの和解がなり、その件に関する慶安3年(1650)8月の寺社奉行、町奉行、勘定奉行の置名裁下の図の谷口村下森の地に、「かしまみや」と記してあるのが当時の鹿島神社であり、現在の元鹿島大明神石宮の所在地である。

このあたりを下森の下屋敷と称し、石器土器の出土することがあるので、この地の住民が創建した氏神であろうとされている。
記録によれば正徳元年(1711)に社殿の再建があり、享和元年(1801)8月、下森の地より元鎮座地に遷宮した。おそらく旧跡は『渋谷越後守義重系図』記載の文禄甲午年(1594)氏神鹿島大明神勧請のゆかりの地である。文政2年(1819)10月には欅材で建造した現在の御社殿が完成し、天保13年(1842)8月には現在の欅材造り、春日鳥居を再建した。大正9年4月には宝物殿を新築し、大正12年9月の関東大震災により草葺屋根社殿が大破したが、昭和2年に社殿が復旧された。後、氏子の希望により昭和8年3月に亜鉛板葺屋根より銅板葺屋根に改められた。同年4月村社に列し、その年、神饌幣帛料供進神社となる。昭和50年12月に社殿の内部を整備し現在に至る。由緒ある神社であります。

本年も残念ながら、緊急事態宣言中で、総代と自治会役員、神輿会、はやし保存会の代表のみ参列の元、祭典の斎行致しました。本来でありましたら、各町内の神輿を始め、宮神輿、お囃子と威勢の良い声が響き渡る一日となる予定でしたが感染症拡大防止に伴い、やむなく中止とさせて頂きました。いち早くコロナが収まり活気のあるお祭りが斎行できるよう祈るばかりです。

早朝より総代の皆様準備ご苦労様でした。


兼務神社例大祭奉仕

2021年09月04日 | 兼務神社

昨日こちらに書きましたように、本日当神社の兼務神社三社にて今年の例大祭が斎行されました。

例大祭が行われたのは相模原市南区南台鎮座の『二宮神社』、相模原市南区新戸鎮座の『諏訪神社』、そして相模原市南区東林間鎮座の『東林間神社』です。御神輿の出御など神賑行事はいずれも自粛ではありますが、ちょうど雨が上がり涼やかな空気の中での神事ができたのは幸いでした。

相模原市南区新戸鎮座の諏訪神社

相模原市南区東林間鎮座の東林間神社

相模原市南区南台鎮座の二宮神社(写真は今年春)

まだ残暑の季節ではありますが暦の上ではもう秋。秋にお祭りを行う神社は多く、当神社の兼務神社・境外末社13社の内この9月初めに例大祭があるのは6社にのぼります(8月後半と10月も秋季とすると13社中9社)。

明日と来週末にも兼務神社の例大祭が行われます。お祭りが滞りなく終了し、それぞれの氏子の皆様方の暮らしが平らかでありますようお祈り申し上げております。


幣帛料

2021年09月03日 | 兼務神社

明日は、当神社が兼務しております二宮神社、諏訪神社、東林間神社の例大祭が斎行されます。

全国の神社本庁包括下の神社の例祭には神社本庁より、幣帛料が送られ、この幣帛料をご神前に神饌などと一緒にお供え致します。この様な感染症が拡大している中でも、規模は大幅に縮小されますが、神社関係者の方々のおかげでお祭りが斎行出来ます。

日頃の幸せやいつも御守いただいている神様に感謝し、真心をもってご奉仕できればと思います。

今日は雨のせいか、少し肌寒いと感じるほどの天候になりました。気温の変化が激しい時期でもございます。皆様も体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。


境内の稲

2021年09月02日 | 境内の様子

今日は朝から雨が降っていて気温も20度前後と肌寒い一日となっています。

6月初めに斎行した御田植祭の御斎田から分けていただいた稲を当社境内のプランターで栽培しています。

始めのうちは陽の当たりが良くなかったせいで成長の具合が悪く、7月中旬になってから場所を移していました。

一日中日の当たる場所を探して移してみたところ稲の足元も太くなり長さも一段と伸び、葉の色も濃くなって見違えるようになってきました。

そんな稲が穂を出し始めました。

他の田圃に比べると穂を出すのが遅いようです。

これから花を咲かせてお米が出来るか注目です。

11月23日の新嘗祭にお供えが出来ると良いのですがこの後の天気が心配です。

210日を迎えると通常はもう稲穂が垂れているのでしょうが、当社の稲はかなり遅れての穂出しとなっています。

今年のお米の作柄は20の県でやや不作との事。長梅雨や秋雨前線の影響など天気が不順な事が影響していると言えます。

台風など今後の気象にも注意をしながら秋の味覚として神の恵みを戴きたいと思っております。


長月朔日 月次祭

2021年09月01日 | 神社祭事

国の隆昌と氏子崇敬者の弥栄とご多幸を祈念し、長月朔日の月次祭を朝7時から斎行致しました。

また、本日は防災の日です。

「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮。津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」日として制定された日です。

この数年、防災について意識関心を持ち調べ、自宅の備蓄等の見直しを行っております。この様な世情の中、自宅の安全が確保できている限り在宅避難になります。一度備えの見直しを行い、また一日電気・ガス・水道を使わず備蓄品のみで生活をしてみると、いざという時に冷静に対応出来るのと思いもよらぬ備蓄品の過不足の発見があるかと思います。

是非この日をきっかけに、防災に目を向けてみてはいかがでしょうか?