座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

ドングリの山

2021年11月10日 | 境内の様子

この時期は落ち葉の清掃で毎朝一苦労ですが、清掃をしていると参道の左右、決まった場所にドングリが集まって山の様になっているのが分かります。

どうやらシラカシの木のドングリのようです。落ち葉は箒で地面を撫でるようにして集めますが、ドングリは重さがあって取り切れず、砂利に混ざってこの頃には随分と溜まってしまいます。なかなか一遍には片付けられないので、日々の清掃で少しずつ減っていくのを待つ、というところです。

この辺りだけ歩く感触が違うので分かります

この鈴鹿明神社の由緒書には『境内は船の形をし、数十の樫の古木が繁茂し…(中略)その遠景を「船形の森」「樫の森」と呼んで親しんだが…』という記述があり、昔は境内が樫の多い森林であった事を思わせます。

今では境内の木々の内の一部に過ぎませんが、大昔からの系譜をくんでいると思うとこのドングリにも重みが感じられますね。


雨の日の七五三詣

2021年11月09日 | 境内の様子

昼を過ぎてから徐々に弱くなってきていますが、一時は部屋の中まで雨音が聞こえるほどの大雨の一日になりました。

これが普通の参拝であれば雨もまた趣の一つと言えるかもしれませんが、今はちょうど七五三詣の季節。晴れ着を着て色々と動き回るには悩ましい天気になってしまいました。

当神社では控室のある参集殿から本殿まで屋根付の回廊が伸びていますので、雨の日でも濡れずに御祈祷を受けることが出来ます。ですが七五三詣のご家族が楽しみにされているのはその後の記念撮影でもあるかと思います…

こうした雨の日はささやかではありますが写真撮影用の場所を境内に設けております。また職員にお声掛けいただければ(混雑していなければ)シャッターをお押しする事もできますので、お気軽にお尋ねください。


ふいご祭

2021年11月08日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

暦で今日の11月8日を見ると、『ふいご祭』と書いてあります。

あまり聞きなれない言葉かと思いますが、『ふいご(鞴)』とは金属を精製する時の火炉に空気を送るための道具の事。旧暦11月8日は鍛冶師・鋳物師などが仕事を休んで鞴を清める『ふいご祭』の日とされています。

今は新暦ではありますが、当神社でも毎年この時期にふいご祭の依頼をいただきお伺いしている所がございます。

祭壇の横に置かれた、鞴の一種

おそらく昔は職能毎にこういった神事が行われていたのでしょうが、今はむしろ珍しい行事になってしまっている感があります。

しかしどんな仕事でも「一時手を休めて、今までをねぎらいこれからを思う」というのは必要なことではないでしょうか。


立冬

2021年11月07日 | 

本日、11月7日は”立冬”で暦の上では冬を迎えました。冬の気が立ち始め、雪の便りも聞かれるという意から立冬と呼ばれております。

この時期になるとよく”木枯らし”という風の名を耳にしますが、西高東低の冬型の気圧配置になってから、風速8メートル以上の北寄りの風が吹くと”木枯らし1号”と発表されるそうです。

境内を清掃していると風が吹く度に葉が落ちてきますが、見上げてみるとまだまだ葉がついている木がたくさんあります。この葉がすべて落ちる頃には本格的に厳しい寒さになり、慌ただしいお正月の時期を迎えていることでしょう。

最近は昼間は暖かくて気持ち良いですが、朝と夜になると急に寒く感じます。体調管理の難しい季節ではございますが、皆様には大神様のご加護を戴いて、これからの季節も健やかにお過ごし頂けますことを心よりご祈念申し上げます。


大安吉日

2021年11月06日 | 七五三詣

今日もとても暖かく、お祝いに相応しい晴天に恵まれました。

大安吉日ということもあり、多くのお祝いのお子様で賑わいました。

この様に賑やかな境内にをみると、微笑ましい気持ちになります。

本日お祝いを迎えられました、お子様の健やかなるご成長とご家族様のご多幸を祈念申し上げます。

本日は誠におめでとうございます。


境内色づき

2021年11月05日 | 境内の様子

このところ、秋晴れの暖かく心地の良い日が続いております。

紅葉がすすみ始めこの時期特有の色とりどりな境内になってきております。

本殿左スロープの紅葉はこれからといったところでしょうか?

銀杏も段々と黄色く色づいてきました

この時期に入ると一日の寒暖差が著しくなり服装選びにも困る時ですよね。。。

この週末も天候が良いそうですので、この気持ちの良い境内の空気を直接肌で感じにお参りにいらしてみてはいかがでしょうか?

ぜひ神様の『気』をいただきにいらして下さい。

 


文化の日

2021年11月03日 | 奉祝記念事業

今日も秋晴れの澄み渡る、一日になりました。

緊急事態宣言も解除され、感染者数も落ち着きをみせているせいか交通の量も多いように感じました。

今日は文化の日、もともと11月3日は明治天皇の誕生日であり、明治時代には国民の休日である『天長節』として広く親しまれていたようです。

しかし、今では1946年11月3日に日本国憲法が公布されたことを受けて、1948年制定の祝日法により文化に日が定められました。

因みに、当初11月3日を憲法記念日にする動きもあったようですが、当時日本を占領していたGHQに強く反対された為、日本国憲法の施行日である5月3日を憲法記念日とすることでうまく収まったようです。


令和3年度 相模中央支部神宮大麻暦頒布始祭 斎行

2021年11月02日 | その他

本日15時から当神社本殿にて、相模中央支部に所属する神社の神職並びに相模中央氏子総代会の役員の方々が参列し、『相模中央支部神宮大麻暦頒布始祭』が斎行されました。

普通御札や御守といった授与品は各神社で準備するものですが、全国の神社で頒布している『神宮大麻』は別格で、毎年伊勢の神宮より何回ものお祓いを経て各神社へたどり着きます。

今日の頒布始祭の後神宮大麻を含めたお正月の準備が各地域で行われます。七五三詣の華やかな雰囲気の裏で、神社の年末年始はもう始まっています。

祝詞にて地域の大麻頒布を始める由を奉告し、最後象徴的に御札の授受を行って祭典は終了しました


霜月 月次祭斎行

2021年11月01日 | 神社祭事

本日、7時より霜月 月次祭を斎行し、国の隆昌と氏子崇敬者の弥栄をご祈念申し上げ致しました。

早いもので今年も残り二か月となりました。神社は七五三詣のお祝いのお子様で境内が賑やかになる時期でもございます。七五三詣は、11月15日を中心に三歳の男女児、五歳の男児、7歳の女児が晴れ着を着て神社へ参詣する行事です。無事に七五三を迎えられたことを神様に奉告し、これからのご加護を祈る、人生儀礼の一つでもあります。

境内や参集殿も七五三にあわせ、少々模様替えをしております。お子様のお祝いが良い思い出となります様境内の清掃に日々努めて参ります。

本日の境内の様子

参集殿内屏風紅葉への模様替え