TRANS.Bizより「エルンスト」とはどんな画家?シュルレアリスム技法や百頭女も を紹介します。
この「芸術の散歩道」シリーズは、しばらくお休みして、4月16日から再開します。
この「芸術の散歩道」シリーズは、しばらくお休みして、4月16日から再開します。
- 1 「マックス・エルンスト」はどんな画家?
- 1.1 「マックス・エルンスト」はシュルレアリスムを代表する画家
- 1.2 シュルレアリスムの手法「コラージュ」を発明
- 1.3 自由な連想を促す「フロッタージュ」の技法を発展させた
- 1.4 オートマティスムの手法「デカルコマニー」を駆使した
- 2 「エルンスト」の代表作品を紹介
- 2.1 コラージュの初期作品『ここではまだすべてのものが漂っている』(1920年)
- 2.2 小説とコラージュを融合したコラージュロマン『百頭女』(1929年)
- 3 まとめ
私は、サルバドーレ・ダリやキリコなどのシュールな絵が大好きなので、エルンストの名は知っていましたが、実は作品はあまり知りません。
今回も勉強になりました。
まとめを紹介します。
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マックス・エルンストは、20世紀初頭の世界大戦への反発から美術界に起こった運動「ダダ」と「シュルレアリスム」を結び、当時の前衛芸術をけん引した重要な画家です。
無意識の世界を写し取るオートマティスムの手法を研究し、コラージュを創始した第一人者としても知られています。また、木片や葉っぱなどの上に紙を置いてこすることで質感を写し取る「フロッタージュ」や、絵の具を紙などに塗ってから押し付ける「デカルコマニー」など、さまざまな技法を用いました。
予想できないものを生み出す創造性を偶然のプロセスに見い出す、シュルレアリスムの美学をエルンストは追求し、意図しない偶然性に深層心理の表出を見い出そうとしました。エルンストの芸術や理論は、第二次世界大戦後にアメリカで活躍した画家たちにも大きな影響を与えました。
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